BLOGAzureブログ

Azure Marketplaceでは、どんなものが入手できますか?
~Azureブログ~

2016.04.20

クラウドサーバーご検討中の方必見 お役立ち資料一覧

Q:Azure Marketplaceでは、どんなものが入手できますか?
A:Azure Marketplaceとは、マイクロソフトがAzureユーザーのために用意しているオンライン マーケットプレースのことです。

【解説】
Azure Marketplaceでは、ソフトウェアベンダー各社が提供する仮想マシンイメージ、仮想マシン拡張機能、アプリケーション、API、Machine Learning サービス、データサービスなどが3,500種類以上(2016年3月現在)も提供されており、Azureユーザーはそれらを入手してAzure上に展開し、利用することができます。Azure MarketplaceのWebサイト、または新旧のAzureポータルからアクセスし、わずか数回のクリックのみでアプリケーションやサービスを検索、購入、ダウンロード、デプロイできる仕組みになっています。

Azure Marketplaceでは、どんなものが入手できますか?

Azure Marketplaceのページ

Azure Marketplaceを利用するにあたっては、いくつかの注意点があります。

まず、提供されているアプリケーションやサービスの内容によって、価格(利用料金)が異なっているという点です。Azure Marketplaceでは以下のような価格モデルがあります。

無料(Freeレベル):アプリケーションやサービスを無料で使用できます。ユーザーはAzure Marketplaceで入手した製品の使用に対して料金を支払う必要がありません。

無料評価版(今すぐ試す):一定の試用期間に限って、全機能を利用できるバージョンを無料で入手できます。ただし試用期間が切れてからも使用する場合は、製品の標準レートに基づいて自動的に課金されます。

使用量ベース:アプリケーションやサービスの使用量に応じて課金されます。例えば、仮想マシンイメージの場合では、時間あたりの料金が課金されます。データサービスやAPIなどは、サービスごとに定義された単位で課金されます。

月額料金:アプリケーションやサービスのサブスクリプションに対して固定の月額料金が発生します。

BYOL(Bring Your Own License)モデル:ユーザーが、Azureとは別に、自分で外部でライセンスを取得し、Azure Marketplaceで提供されているアプリケーションやサービスに適用するモデルです。Azureでは別途、料金を課金されることはありません。

また料金以外の注意点としては、発行元のベンダーが有効にしているAzureリージョンしかデプロイ先として選択できないことがあります。したがって、アプリケーションやサービスによっては、パフォーマンスを最適化するために東日本/西日本リージョンを選びたくても選べない場合があります。

このほか、Azureに展開したアプリケーションやサービスは、オンプレミスの開発環境やシステムと接続は可能ですが、オンプレミスに複製することはできないという制限があります。また、アプリケーションやサービスの中には、他のアセットと依存関係があるものも存在していますが、それらはユーザー自身が管理しなければなりません。さらに、サポートについては、それぞれの製品ページに記載されているサポート連絡先に個別に問い合わせる必要があります。

これらの注意点は、いずれもAzure Marketplaceで提供されている製品ページに詳しく記載されています。あわてて入手して失敗することなどないよう、購入前に必ず確認しておきましょう。

photo:Thinkstock / Getty Images

Azureの導入や運用に関するお悩みは SoftBankグループのSB C&Sにご相談ください

SoftBankグループのSB C&Sは、さまざまな分野のエキスパート企業との協力なパートナーシップによって、多岐にわたるAzure関連ソリューションをご提供しています。

「Azureのサービスを提供している企業が多すぎて、どの企業が自社にベストか分からない」
「Azure導入のメリット・デメリットを知りたい」
「Azureがどういう課題を解決してくれるのか知りたい」
など、Azureに関するお悩みならお気軽にお問い合わせください。
中立的な立場で、貴社に最適なソリューションをご提案いたします。

クラウドサーバーご検討中の方必見
お役立ち資料一覧

クラウドサーバーご検討中の方必見 お役立ち資料一覧
  • クラウドサーバーの導入を検討しているがオンプレミスとどう違うのか
  • AWSとAzureの違いについて知りたい
  • そもそもAzureについて基礎から知りたい
  • 今、話題の「WVD」って何?

そのようなお悩みはありませんか?
Azure相談センターでは、上記のようなお悩みを解決する
ダウンロード資料を豊富にご用意しています。
是非、ご覧ください。

Azureの導入・運用に役立つ資料を
無料でダウンロードしていただけますDOWNLOAD

オンプレミスからクラウドへの移行を検討している方のために、安心・スムーズな移行を実現する方法を解説し、
運用コストの削減に有効な「リザーブドインスタンス」もご紹介するホワイトペーパーです。

Azureのことなら、
SB C&Sにご相談を!

導入から活用まで専門スタッフが回答いたします。
お気軽にお問い合わせください。