Windows Server 2003からAzureに移行する 5つのメリット

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Windows Server 2003/2003 R2のサポート終了が、2015年7月15日に迫っています! 「なぜ移行が必要?」「では、どうすればいいの?」と疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。そんな方々に、移行の必要性とAzureを導入するメリットを解説します。

サポート終了に伴う最大の懸念は「セキュリティ」面

サポート終了にあたって最も注意しなければならないことは、セキュリティの問題です。社内に蓄積された情報は大切な資産であり、機密性の高い内容が多く含まれます。ところが悪質なハッカーの攻撃を受けて、情報を外部にばら巻かれてしまった事件が、社会問題としてニュースで大きく取りあげられていることはご存じですよね。

サポートが継続しているときには、新しいウイルスが発生したり不具合が発見されたりすると、すぐに自社システムを更新してリスクに対処することができました。ところが、サポートが終了すると、自社システムを最新の状態に保てなくなります。つまり、ウイルスや不具合が生じたときのリスクが高まるのです。

「セキュリティ対策はわかった。しかし、サーバー購入はお金がかかる。コストをかけずにシステムをうまく移行できないものか」というご担当者もいらっしゃるかもしれません。そこでAzureの登場です。

Azureを導入すると、次のような5つのメリットがあります。

メリット1:故障などの管理対策は最小限

従来はサーバーを社内に購入すると、運用や保守のために専任のエンジニアを雇う必要がありました。しかし、Azureはシステムの基盤となるインフラ(IaaS)やプラットフォーム(PaaS)をMicrosoftが提供するため、セキュリティ対策やサービス保障が担保されています。そのためエンジニアの管理コストを減らすことが可能です。実際の運用にあたってはオンプレミス環境と並行利用するケースも多くなりますが、System Center を使えば、オンプレミスのWindows Server とクラウド上のAzureを同じ環境で管理できます。

メリット2:サーバーに対する悪質な攻撃対策も万全

冒頭でご紹介したセキュリティ面の懸念について、Azureはさまざまな規格を取得しています。たとえば、一例として国際的なセキュリティ標準ISO/IEC 27001/27002:2013 認証を毎年受けるようにしています。クラウドに対する悪質な攻撃を想定して万全の体制を整えているため、お客様にも安心してご利用いただけます。

メリット3:災害時のバックアップも問題なし

東日本大震災以降、災害を想定してデータのバックアップを重視する企業が増えています。しかし、災害対策用のサーバーを遠隔地に置くと、費用がかさむことが問題です。Azureは、全世界で日本国内の東日本と西日本の2カ所を含む、19カ所のデータセンターのリージョンを設置。また、グローバルにも幅広く展開しているので、海外でビジネスを展開している場合は、拠点に合わせたバックアップ体制ができます。BCP/DR対策もバッチリです。

メリット4:必要となるコストは最小限

サーバーを新規導入するにあたって「最小限必要となるスペックの見込みを立てづらい」という悩みは付き物です。Azureは従量課金制のため、必要な量のサーバーを簡単に追加・削除できます。そのため、コストは最小限に抑えられます。コスト管理も簡単になり、その分の工数も削減できます。

メリット5:従来のMicrosoft資産が利用可能

Microsoft社の製品であるAzureは、他のMicrosoft製品ともスムーズに連携できます。既存のデータベースとの連携も容易でハイブリッドなサーバー構成で、少しずつクラウド環境への移行を進めることも可能。開発環境も多くが大きな変更なく利用できます。またActive Directoryとの連携により、共通のIDとパスワードで、社内サーバーであってもクラウドであっても意識することなくサービスを利用できることも魅力です。

まとめ

Windows Server 2003/2003 R2をお使いなら、システム移行の機会にAzureを導入して、最先端のクラウド環境で効率化を図るのも1つの手。移行をプラスに考えて、ビジネスもバージョンアップさせてはいかがでしょうか?

photo:Thinkstock / Getty Images