【Azure基礎用語解説】「Cortana Intelligence Suite」

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Data Factory

現在、機械学習やAIの活用が注目されていますが、コンシューマー分野で注目を集めているのが、「チャットbot」をマーケティングに取り入れる取り組みです。チャットbotとは、テキストや音声によるユーザーとの会話(チャット)に、自動的に回答することができるプログラムのこと。たとえば、Facebookは、メッセンジャープラットフォームをビジネス向けに開放し、これによりさまざまな企業が、会話しながらギフトを選んだり航空機のフライト予約ができたりするようなメッセンジャー向けチャットbotをリリースしました。

「Cortana」は、Windowsに搭載された、音声認識機能を持つ人工知能アシスタントです。音声や言語を理解し、検索や機器操作といったユーザーの行動をサポートしたり、行動履歴からユーザーの好みを学習し、適切な情報をレコメンドすることが可能です。

Cortanaの業務への活用シーンとしては、たとえば、「パーソナルアドバイザー」として社内のコールセンターや営業などの業務に携わるスタッフをサポートするアプリケーションなどが想定されます。

そして、このCortanaを先に紹介したチャットbotで活用しようと考えたときに必要となるのが「Cortana Intelligence Suite」です。

Cortana Intelligence Suite

「Cortana Intelligence Suite」のページでは、さまざまな事例を動画で見ることができる

Cortana Intelligence Suiteとは、Cortanaが組み込まれたアプリケーションの実行に必要なランタイム(実行環境)のことです。Azure上で動作し、チャットbot開発フレームワーク「Microsoft Bot Framework」などと組み合わせることで、必要なときにアプリケーション開発、実行環境を構築できます。Cortana Intelligence Suiteを活用することで、スケーラビリティにすぐれたAzureの利点を最大限活用し、言語や会話を認識するリッチな機能をアプリケーションに組み込むことが可能になります。

マイクロソフトでは、自動車のセンサーから得られたデータを分析するための「車両テレメトリ分析ソリューション」や、設備の故障予測、予兆保全を行う「航空宇宙業界向けの予測的メンテナンス」など、業種向けソリューションの提供を想定しているほか、アプリに「レコメンデーションエンジン」を実装することや、ソーシャルメディア上の書き込みから、商品や事象に関する消費者の感情を分析する「センチメント分析」、あるいは、「顔検出」機能を拡張することなど、インテリジェントなアプリケーション開発を想定しています。

今後、さまざまな分野で、Cortanaの名前を耳にすることが増えてきそうです。

photo:Thinkstock / Getty Images

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