2024.05.22

DevOpsチームのためのセールスフォースにおける効果的な変更管理ガイド

コパード(Copado)株式会社
このエントリーをはてなブックマークに追加

みなさん、こんにちは。2013年にスペインで設立され、現在米シカゴに本社を置くコパード(Copado)株式会社(以下:コパード)は、セールスフォース向けに最先端のデブオプスプラットフォームを提供しています。本ブログでは、10周年を迎えた当社のこれまでとこれからについて分かりやすくまとめてみました。
皆様にコパードを知って頂ければ幸いです。是非ご一読ください。

 

目次

  • セールスフォースにおける変更管理とは?
  • デブオプスの変更管理における主な課題とは?
  • セールスフォースに変更管理を導入する7つのステップとは?
  • デブオプスチームが留意すべきベストプラクティス
  • コパードで組織の変更管理を合理化


本稿

デブオプスにおける変更管理は、開発からデプロイメントに至るまでの全プロセスを包含し、些細な調整から大規模なインフラ更新までの絶え間ないアップデートを管理します。このプロセスは、エラーの回避、セキュリティリスクの軽減、コンプライアンスと企業ポリシーの遵守を保証し、ユーザーエクスペリエンスに悪影響を与えずに変更をスムーズにデプロイするために、組織的かつ合理的なアプローチが求められます。

実行は困難ですが、コパードのデブオプスプラットフォームを活用することで、セールスフォースを用いた変更管理プロセスを効率的に合理化し、デブオプスチームが変更管理を支援するための知識とツールを提供します!


セールスフォースにおける変更管理とは?

デブオプスのチームはもちろん、変更管理について知らないわけではありませんが、Gartnerによると、多くの組織はいまだに効果的な変更管理の実施に苦戦しており、「成功」と見なされた取り組みはわずか34%に過ぎません。

 

デブオプスの変更管理における主な課題とは?

DMのAbebaw (Abel) Zeleke氏による「DevOps and Change Management Challenges」によると、DevOpsチームが直面しているのは以下のようなことです:

 

知識の伝達: 多くの組織にとって、特に新しいチームメンバーを採用する際や、特にオフショア企業でスタッフの離職率が高い場合に、依然としてハードルとなっています。

環境の一貫性: アプリケーションは開発環境では問題なく動作しても、テスト環境が開発環境と異なる場合、品質保証(QA)テストでは失敗する可能性があります。デブオプスを成功させるためには、開発環境、テスト環境、本番環境で同一のハードウェアとソフトウェア構成を確保することが不可欠です。

チーム文化の統合: 新しいチームメンバーをデブオプス・チームの文化的規範に統合することも課題です。


セールスフォースに変更管理を導入する7つのステップとは?

デブオプスのチームや組織が同じ方法で変更管理プロセスを進めることはありません。しかし、セールスフォースのようなツールを使用することで、IT部門の必然的なタスクを民主化することができます。

ステップ1:変更管理目標の定義と優先順位付けをする。。

ステップ2:バージョン管理で強固な基盤を構築:バージョン管理システムは、変更点を追跡し、チームコラボレーションを可能にし、必要に応じてアップデートを安全にロールバックするために不可欠です。Gitはセールスフォースにおける事実上のバージョン管理であり、コパードはGitベースのバージョン管理(Managed by Copadoを提供しています。

ステップ3:明確な役割と責任の割り当てる。

ステップ4:継続的インテグレーションとデプロイメント(CI/CD)の導入する。

ステップ 5: 段階的な変更を実施する。

ステップ6:包括的なテストによる品質の確保:変更管理を行う上で、強力なテスト機能を導入することは最優先事項です。サンドボックス環境にも注意を払う必要があります。例えば、サンドボックスの同期が取れていない場合、さらなる問題が発生する可能性があります。次に、徹底的な品質保証(QA)とユーザー受け入れテスト(UAT)を実施し、変更の安定性とセキュリティを確保します。

ステップ7:最終決定とデプロイメントの実施。

 

デブオプスチームが留意すべきベストプラクティス

セールスフォースで変更管理を実装する方法がお分かりいただけたところで、変更管理のアプローチを推進するための重要な原則と、留意すべきベストプラクティスについて説明します。

  • 変更管理専任チームの構築: セールスフォース内のデブオプスおよび CI/CD の変更管理を担当する専任チームを編成します。
  • アジャイル手法の採用: アジャイル手法を採用することで、変化するビジネスニーズや顧客の要求に柔軟に対応できます。
  • 継続的な改善に取り組むこと: 変更管理プロセスを改善し、最適化する方法を常に模索します。
  • 明確な変更管理プロトコルの構築: 変更管理への包括的なアプローチを保証するために、変更の要求、レビュー、承認、および実施のプロセスの定義を文書化します。
  • 的を絞ったトレーニングの実施: 詳細なトレーニングセッションを実施し、今後の変更に備えます。さらに新しい機能についてもキャッチアップしていきます。
  • トレンドに注意を払う: 業界のトレンドに目を光らせておくことが重要です。AIの影響、新しいツールやテクノロジー、変更管理などの作業をさらに効率化するための組織の計画などに注意してください。



コパードで組織の変更管理を合理化

セールスフォースには、デブオプスチームが変更管理プロトコルを実施するための適切なプラットフォームとツールが用意されていますが、組織によっては支援の手が必要な場合もあります。そこでコパードの出番です。セールスフォースとの追加統合ツールを提供するだけでなく、当社のデブオプスプラットフォームは業界をリードしており、デブオプスチームにとって変更管理などのタスクがより簡単かつ効率的になります。

もっと詳しく: コパードをご利用の様々な業界のお客様の事例をこちらからご覧いただけます。是非ご覧ください。

 

ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
皆様のビジネスをご支援できるのを楽しみにしております。


コパード社のその他のブログはこちらをクリック



関連リンク
コパードホームページ
コパードコミュニティー
リンクトインはこちら
X(旧:ツイッター)
ブログ

1.3_Copado.png

この記事の著者:コパード(Copado)株式会社

コパード:セールスフォース向け #1 デブオプスプラットフォーム
プラットフォーム、ツール、トレーニングを提供し、開発・テスト・リリースにかかる時間を短縮することで、
ユーザーの方々がより安心・安全に迅速にプロジェクトを遂行できるようにします。


DevOps Hubのアカウントをフォローして
更新情報を受け取る

  • Like on Feedly
    follow us in feedly

関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

お問い合わせ

DevOpsに関することなら
お気軽にご相談ください。

Facebook、TwitterでDevOpsに関する
情報配信を行っています。