音速に近い条件では衝撃波が発生するため、流体の圧力や温度などが急激に変化することが知られています。航空機などは音速に近い条件で飛行するので、安定な飛行のためにはこの条件での流れの理解は非常に重要です。そのため、航空機開発において流体解析は重要な役割を果たしています。
以下の解析例は「Ansys Fluent」を使って遷音速条件で翼周りのCFD解析を実施してみたものになります。
CFDを活用することで、遷音速化の翼周り流れの予測・設計最適化によって安全性の向上や、実験の代替としてコスト削減にもつながります。
- 解析モデル
解析モデル(流体領域も表示) 解析モデル(翼のみ表示) - 解析結果
翼面のy+分布 せん断応力 マッハ数 流速
キーワード:
衝撃波 圧縮性 マッハ数 流体解析 CFD 翼型 遷音速
著者紹介
SB C&S株式会社
C&S Engineer Voice運営事務局
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