1. ライセンスと購入例

ライセンスと購入例

SPLAライセンスの種類と購入例をご紹介します。

利用環境によって異なる、最適なライセンス形態

SPLAは、1カ月の非永続ライセンス(サブスクリプション)です。
実際にご利用されたライセンス使用分を1カ月ごとに発注いただけます。
ライセンス形態は 、 サブスクライバー アクセス ライセンス・プロセッサライセンス・コアライセンスの3種類です。
提供するサービスの内容、およびシステムの規模に応じて、毎月取得形態を選択いただけます。

3種類のライセンス形態

ユーザー単位:「SAL」(サブスクライバー アクセス ライセンス)

サービスを利用するエンドユーザーごとに取得いただくライセンスです。
サーバーライセンスを取得する必要がないので、追加で費用を払うことなくサーバーの拡張や増設を実施できます。

ユーザー数だけライセンスを取得

CPU単位:「PL」(プロセッサ ライセンス)

サービスを提供するサーバーのCPUごとにご購入いただくライセンスです。
CPUにアクセスできるエンドユーザーの数に制限はありませんので、追加で費用を払うことなくユーザー数を拡大できます。

CPU数だけライセンスを取得

コア単位:「Core」(コアライセンス)

サービスを提供するサーバーのコアごとにご購入いたいだくライセンスです。
アクセスできるユーザー数に制限はありません。 

  • ※ 1ライセンスあたり、2コアライセンスパック
  • ※ 物理CPUのコア毎にライセンスを取得します。
    • Windows Server
      初回最低単位8コア+以降2コア
    • SQL Server
      初回最低単位4コア+以降2コア

コア毎にライセンスを取得(最低単位4+以降2コア)

ボリュームライセンスとどこが違う?

通常のボリューム ライセンスは、自社内での利用が前提となっているため、第三者へサービスの提供はできません。
SPLAは、自社内の利用に限定されず、さまざまなニーズに応えることができます。
こちらでは、ボリュームライセンスとの違いをご紹介します。

ピンチアウトしてご確認ください

ライセンスプログラム ボリューム ライセンス
(Open、MPSA、Enterprise Agreement)
SPLA
対象となるお客さま 企業のお客さま
  • サービスプロバイダー事業者さま
  • レンタル事業者さま
対象となる使用形態 自社および関連会社内でのソフトウェア使用
  • インターネット、または専用回線を通じて第三者のエンドユーザーに提供されるソフトウェアに基づくサービス
  • デスクトップ レンタル サービス(要変更契約)
購入形態 サーバー ライセンス+CAL 等 サービス利用ユーザー単位、提供サーバー プロセッサ単位、コア単位
ライセンス形態 永続ライセンス
(サブスクリプション ライセンスは非永続)
非永続ライセンス
契約期間 2年(Open)、3年(EA)、永続(MPSA) 3年
支払形態 購入時一括払い(Open, MPSA)、年額払い(EA) 従量制/月額払い
価格設定
  • ボリュームに応じてディスカウントレベルの設定
  • 2種類(Open)、4種類(MPSA, EA)
ボリュームディスカウントなし
契約書 MBSA+EA / MPSA契約 MBSA+SPLA契約

あなたに必要なライセンスはなに?

ご利用環境によって、適しているライセンスの種類、数が異なります。ライセンス購入例をご説明します。

Windows ServerでRemote Desktop Servicesを利用する場合

「Windows Server コアライセンス」(Core)とともに「Windows Server Remote Desktop Services サブスクライバー アクセス ライセンス」(SAL) をご選択いただきます。

Windows ServerでRemote Desktop Servicesを利用する場合

SQL Server を DB Serverで利用する場合

「Windows Server コアライセンス」(Core)とともに「SQL Server サブスクライバー アクセス ライセンス」( SAL) 、「SQL Server コアライセンス」(Core)をご選択いただきます。

SQL Server を DB Serverで利用する場合

Windows Serverを仮想環境で利用する場合

Core(コアライセンス)が必要となります。

エディションと適用環境

エディションによって、1ライセンスで使用可能なOSE※数が異なります。

1ライセンス2コアモデルで、最低発注数量は4ライセンス(8コア)です。8コアライセンスを超える場合は、1ライセンスずつ追加でライセンスを申請いただきます。

ピンチアウトしてご確認ください

適用環境エディション
使用可能なインスタンス数
(物理コア単位)
追加ライセンス
物理コア数 仮想OSE数※
Windows Server 2016 Datacenter 8 無制限 無制限(任意のOSEにおいてWeb,Standard,Enterprise,Datacenterいずれのバージョンも実行可能)
Windows Server 2016 Standard 8 1 仮想OSインスタンスを1つ追加する毎にすべての物理コア数のライセンスが必要
提供ライセンス例

Standard Editionの場合

必要ライセンス算出方法
= 1物理コア数(最低8コア) × (仮想インスタンス数 ) × 物理CPU数 ÷ 2

CPUのコア数は、同数のコア数として計算しております。

①必要なコアライセンス
8コア × 4仮想OS ×2物理CPU ÷2 = 32ライセンス

②必要なコアライセンス
8コア × 8仮想OS ×2物理CPU ÷2 = 64ライセンス

Datacenter Editionの場合

必要ライセンス算出方法
= 1物理コア数(最低8コア) × 物理CPU数 ÷ 2

CPUのコア数は、同数のコア数として計算しております。

①必要なコアライセンス
8コア × 2物理CPU ÷2 = 8ライセンス

②必要なコアライセンス
8コア × 2物理CPU ÷2 = 8ライセンス

提供ライセンス例

SQL Serverを仮想環境で利用する場合

エディションによって、SAL(サブスクライバー アクセス ライセンス) 、Core(コアライセンス) のどちらかを選択していただく必要があります。

エディションとライセンス種別

エディションによって、1ライセンスで使用可能なOSE数が異なります。

ピンチアウトしてご確認ください

ライセンス種別エディション
SAL コアライセンス
提供 提供 サーバ上の物理コア
(サーバ上の物理コア数×コア係数)
個別の仮想OSE
SQL Server 2016 Enterprise × 1つの物理OSE+無制限の仮想OSE 各仮想OSE内の仮想コア数と同じ数のライセンスが必要
SQL Server 2016 Standard 1つの物理OSE
SQL Server 2016 Web × 1つの物理OSE

※Enterprise Edition:許可されているインスタンスの代わりに、SQL Server Datacenter Editionの2008 R2のインスタンス、またはStandard、 Workgroup、 Standard Edition for Small Businessのエディションの2012またはそれ以前のバージョンのインスタンスを作成、保存、および使用することができます。

System CenterでサーバーOSを管理する場合

管理対象のデバイス(サーバー)の物理Coreごとに、1つの「System Center コアライセンス」(Core)が必要です。
サーバーOSを実行するOSEの管理にのみ適用になります。
管理できるOSE数はSystem Centerのエディションによって異なります。

エディションのライセンスの概要

エディションによって、1ライセンスで管理できるOSE数が異なります。

ピンチアウトしてご確認ください

エディション 管理できるOSE数 含まれるコンポーネント
System Center 2016 R2 Datacenter
  • 管理対象サーバーの物理コア数ごとに「System Center 2016 DataCenter コアライセンス』が必要。
  • これらのライセンスを割り当てると、「System Center 2016 DataCenter コアライセンス」が割り当てられているデバイス上で実行されている任意の数のサーバーOSEを管理可能。
Operations Manager
Configuration Manager
Data Protection Manager
Service Manager
Virtual Machine Manager
Endpoint Protection
Orchestrator
App Controller
<SQL Technology含む>
System Center 2016 R2 Standard
  • 管理対象サーバーの物理コア数ごとに「System Center 2016 Standard コアライセンス』が必要。
  • これらのライセンスを割り当てると、「System Center 2016 Standard コアライセンス』が割り当てられているデバイス上で実行されているサーバーOSEをライセンスごとに1つ管理可能。
提供ライセンス例

提供ライセンス例

System CenterでクライアントOSを管理する場合

利用方法によって、2種類のSAL (サブスクライバー アクセス ライセンス)どちらかを選択していただく必要があります。

1.OS環境クライアントSAL

任意のユーザーによって使用されているOSEの数と同じ数のOSEを管理可能

2.ユーザー クライアントSAL

ユーザークライアントSALの割り当て先の各ユーザーが使用するOSEを管理可能

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