これからもWindows 7を使い続ける リスクは大きい
Windows 7の延長サポートは2020年1月14日をもって、すでに終了しています。延長サポートが終了すると、新機能の開発が止まるだけでなく、セキュリティ更新プログラムの提供も終了。脆弱性が放置されたWindows 7のPCは、マルウェアへの感染や、個人情報漏えい、ハッカーによる不正操作などのリスクにさらされ続けることになります。Windows 10に移行しない限り、これらのリスクがつきまとうのです。
コロナ禍による
ニューノーマル対応にも
課題
新型コロナウイルスの感染拡大により、テレワークの導入が急速に進みました。これから、「ニューノーマル」な働き方が求められますが、Windows 7のままでは対応にも限界があります。例えば、テレワークで不可欠なWeb会議ツールが、OSに対応していない。端末のスペックが低く、一部機能が利用できない。などのトラブルも多く発生しています。テレワーク推進にはIT活用が欠かせません。最新ソリューションのメリットを最大限享受するためにも、少しでも早くWindows 10に移行することをおすすめします。
まずは、
「Windows 10対応PCへの
買い替え」
の検討を
Windows 10への移行方法はいくつかありますが、まず検討すべきは、Windows 10対応PCへの買い替え。最新の端末はハードウェアも進化しており、スペックが高いだけではなく、高解像度のWebカメラを搭載するなど、快適なテレワーク環境を実現できます。
また、自宅でのテレワーク増加を背景に、これまで主流だった小型・軽量のモバイル性の高いノートPCから、15インチの大画面を持つノートPCへと、トレンドが変化。自宅でも大きな画面で作業することにより、生産性を担保し、オフィス用PCと「2台持ち」で運用する企業も増えています。
おすすめ
Windows 10対応PC
13.3インチモデル
Dell Latitude 3301
コンパクトなデザイン。
コラボレーションでも大活躍。
世界最小※の必須機能搭載13インチ ビジネス向けノートパソコン。
高品質なビデオ会議を実現する革新的なWebカメラと最新の第8世代インテル® Core™プロセッサーを搭載しています。
製品型番 | NBLA074-004N1 | NBLA074-004H1 |
---|---|---|
商品コード | DL5SPL0064 | DL5SPL0066 |
OS | Windows 10 Pro (64ビット) |
Windows 10 Pro (64ビット) |
CPU | 第8世代 インテル Core i5-8265U |
第8世代 インテル Core i5-8265U |
ディスプレイ | 13.3インチ FHD | 13.3インチ FHD |
メモリ | 8GB | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD | 256GB SSD |
ドライブ | なし | なし |
Office | なし | Office Home & Business 2019 |
サポート | 1年 | 1年 |
標準価格 | ¥150,217 | ¥187,254 |
2019年4月に公開データを使用して実施されたデルの内部分析に基づきます。「最小」とは、ノートパソコンの表面積の合計を意味します。
15.6インチモデル
Dell Latitude 3510
より薄く。より軽く。
よりスマートに。
小型でスタイリッシュなデザインと、すべての基本機能を備えた15インチのビジネス向けノートPC。ユーザの最適な作業方法を学習する、組み込みのAIであるDell Optimizerを搭載。
製品型番 | NBLA088-003N1 | NBLA088-003H1 | NBLA088-004N1 | NBLA088-004H1 |
---|---|---|---|---|
商品コード | DL5SPL0118 | DL5SPL0120 | DL5SPL0121 | DL5SPL0123 |
OS | Windows 10 Pro (64ビット) |
Windows 10 Pro (64ビット) |
Windows 10 Pro (64ビット) |
Windows 10 Pro (64ビット) |
CPU | 第10世代 インテル Core i5-10210U |
第10世代 インテル Core i5-10210U |
第10世代 インテル Core i5-10210U |
第10世代 インテル Core i5-10210U |
ディスプレイ | 15.6インチ FHD | 15.6インチ FHD | 15.6インチ FHD | 15.6インチ FHD |
メモリ | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD | 256GB SSD | 1TB HDD | 1TB HDD |
ドライブ | なし | なし | なし | なし |
Office | なし | Office Home & Business 2019 |
なし | Office Home & Business 2019 |
サポート | 1年 | 1年 | 1年 | 1年 |
標準価格 | ¥188,523 | ¥221,523 | ¥187,023 | ¥220,023 |
既存PCのまま、
Windows 10に
アップグレードする
方法も
「少しでもコストをおさえて、Windows 10に移行したい」という場合は、現在利用しているPCはそのままで、OSのみWindows 10にアップグレードすることも可能。操作に慣れたPCを使い続けられるメリットもありますが、Windows 7対応のPCは、スペックが低く、Windows 10の要件に満たないケースもあるため注意が必要です。同様に、現在普及しているアプリケーションの機能をフル活用できないことも懸念されます。
Windows 10移行には、もう少し 「猶予期間」が欲しいなら
Windows 10に移行するには、既存システムの改修などが必要で、もう少し、どうしてもWindows 7を使いたい……という場合は、ESU(Extended Security Updates)を利用することで、猶予期間を得られます。
最低限のセキュリティを担保できる「ESU」の購入
ESUとは、法人向けにWindows 7の延長セキュリティプログラムを提供するライセンスのこと。これまでの延長サポートの内容とは異なり、新たに緊急および重要と判断されたセキュリティアップデートのみが提供されます。これにより、最低限のセキュリティは担保できるように。Windows 7を使い続けるならば、ESUの利用は必須です。
ただし、Windows
7のESUは2020年1月15日以降、1年単位で最大3年間とされており、残り2年を切っています。さらに、初年度に比べ、2年目のライセンス費用は倍額、3年目はさらに倍額に……。あくまで「臨時的な対応」と考え、Windows 10移行の体制が整いしだい、移行することを強く推奨します。
WVD への移行を検討
マイクロソフト社が提供するDaaS「WVD(Windows Virtual Desktop)」を利用して、Windows 7を“延命”する方法もあります。WVD環境を構築するコスト・工数はかかるものの、Windows 7環境を利用できる上、ESUを無償で利用できることがメリット。とはいえ、ESUの期限は2023年までと変わらないため、「WVDに移行すればずっとWindows 7を使える」わけではありません。