New 資格!【徹底ガイド】
Gemini 認定教育者

目次

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    日々進化を続ける Google の AI、Gemini 。その専門知識を証明する「 Gemini Certified Educator 認定資格」が登場しました。本記事では、試験の概要からお申込み方法、学習のヒントまでを完全ガイドします!

    資格の概要

    「 Gemini Certified Educator 認定資格」は、生成 AI に関する基礎的な理解と、Gemini やその他の Google AI ツールを教育現場で効果的に活用する能力を認定する資格です。現在は英語のみの提供ですが、今後多言語に対応する予定です。

    試験概要

    試験方法

    オンラインのみ(※カメラ、マイク監視は無し)

    問題形式

    多肢選択式

    対応言語

    英語のみ(今後多言語対応予定)

    試験時間

    120分(※早く問題を解き終わった際には120分を待たずに試験終了可能です。)

    試験費用

    無料

    問題数

    37問

    受験方法

    ①下記リンクへアクセスし、試験登録

    ※登録後は14日以内に受験する必要があります。

    ②登録後、Register > から試験開始画面へ

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    ③開始するボタンを押す

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    注意:(⚠開始すると試験がすぐに始まります。試験開始後は、回答無しのまま終了してしまうと不合格になってしまいます。)

    【 Gemini Certified Educator 認定資格】 のポイント

    • 試験登録後は14日以内に受験する必要があります。
    • 試験開始ボタンを押すとすぐに試験が始まります。試験開始後は回答無しのまま終了してしまうと不合格になってしまいます。
    • 試験中、前の問題へは戻れません。全て回答した後に回答を見返すことが出来ます。
    • 試験後すぐに合否判定がでます。
    •     
    • 不合格の場合、2度目の受験は初回の受験から8日空ける必要があります。

    試験前の学習ヒント

    試験合格のためには、公式資料と実践的な学習が不可欠です。ぜひ以下のリソースを活用しましょう。

    【覚えておくべき10の単語】

    • 生成AI (GenAI) / 大規模言語モデル (LLM)
      新しい文章、画像、コードなどを生み出す AI の技術やシステムのこと。
    • プロンプト作成 (Prompting)
      AI に何をさせたいか、どんな結果が欲しいかを伝えるための具体的な指示文を書く技術。
    • 補強と代替
      AI は教育者の働きを助ける(補強する)ツールであり、教育者そのものを置き換える(代替する)ものではないという考え方。
    • 個別化 / 差別化
      AI(Gemini)を活用して、生徒一人ひとりの学習レベルやニーズに合わせた教材や指導を提供する仕組み。
    • ハルシネーション(幻覚)
      AI が事実ではない、または根拠のない情報を、あたかも真実であるかのように生成してしまう現象。
    • バイアス
      AIの出力結果に、学習データに起因する偏りや不公平さが現れてしまうこと。
    • プライバシー
      Google Workspace for Education アカウントを使用する際に、生徒情報を保護するためのGoogleのポリシーやAI利用における基本的な機密保持の考え方。
    • 透明性
      AIがどのように機能し、特定の回答を導き出したのかについて、可能な限り理解できるようにすること。
    • デジタルの責任
      AIツールを倫理的に、安全に、そして適切に使用するための責任感や行動規範。
    • 盗用(剽窃)
      生徒がAIで生成したコンテンツを自分の作品として提出する可能性がある問題。これにどう対処するかを説明できる必要がある。

    【身につけるべき5つの考え方・スキル】

    • AIへの指示(プロンプト)を工夫する力
      授業の概要やクイズなど、必要な学習教材を正確に作らせるために、明確で具体的な指示を AI に出せるようになりましょう。また、AIの答えが期待通りでなかったときに、指示(プロンプト)をどう変えたら良くなるか を考える能力が必要です。
    • 適切なAIツールを選ぶ力
      多くの文書を調べるときは NotebookLM 、メールの下書きをしたいときは Gmail の Gemini 機能 など、目的のタスクに合った Gemini の機能やツール を選んで活用し、手間を減らす ことが求められます。
    • AI が作ったものが、事実と違っていないか(ハルシネーション)、誰かに対して不公平な内容になっていないか(バイアス) を、生徒の立場でチェックし、問題があれば直せる能力 が必要です。
    • 生徒にAIの使い方を教える力
      生徒が AI に頼りすぎたり、不正をしたりしないように(盗用対策)、AI ツールの正しい使い方やルール を教えるためのガイドラインや会話のきっかけ を作れるようになりましょう。
    • AIを使うべきか判断する力
      特定の授業や課題で、AI を使うことの良い点と悪い点 の両方をしっかり考えた上で、「このタスクでは AI を使おう」「このタスクでは使わないでおこう」という判断を下し、その理由を説明できる能力 が求められます。

    まとめ

    Gemini Certified Educator 認定資格は、教育関係者だけでなく、生成AIの活用に関心のあるすべての方にとって、自身のスキルを証明する素晴らしい機会です。ぜひこのガイドを参考に、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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