last_name 様、お世話になっております、SB C&SでMicrosoft 365・Azure相談センターを運営している五味です。

今週は大きなお知らせは特にないのですが、皆様のお客さまにぜひご覧頂きたい「Teamsご契約者さま向けセミナー第三段」をトップニュースでご案内します。

以前同内容でMicrosoft 365 相談センターで開催したときには、100名を超える参加者があつまり非常にご好評いただいたシリーズです。ぜひご確認いただき、皆さまがご担当されているエンドユーザーさまにもご案内お願いいたします!(C&Sからエンド様に直接ご案内することはございませんので)

それでは今週も最後まで、どうぞお付き合いください。

:目次:

  1. Microsoft 関連最新情報
    -【オンデマンド配信】Teamsご契約者向けセミナー『Teams管理のイロハ~運用管理編~』
    - 2022年6月末より「セキュリティの既定値群」の有効化が促されます 他
  2. 営業必読!相談センターによくお寄せいただくQ&A
    - CSP(NCE)で提供されるMicrosoft 365 Apps for businessとfor enterpriseの違いは何ですか?
    - ディスク ストレージの使用量の確認方法を教えてください
  3. セミナーのご案内
  4. 営業にお役立てください!SB C&Sオリジナルコンテンツ

※過去のパートナーレターはweb版で公開中

Microsoft 関連最新情報

【オンデマンド配信】Teamsご契約者向けセミナー『Teams管理のイロハ~運用管理編~』

販売店の皆さまを通してTeamsをご契約いただいた企業のTeams管理者の方向けに、Teamsの利活用とノウハウをお伝えするセミナーシリーズをオンデマンド配信いたします。

最終回である第三回のセミナー視聴URLを下記記事でご案内しておりますので、ご担当されているお客さま(エンドユーザーさま)にぜひご案内をお願いいたします。
※弊社商流ではないお客さまへのご案内は固くお断りいたします。

『Teams管理のイロハ』オンデマンド配信のご案内 >>

[再掲]2022年6月末より「セキュリティの既定値群」の有効化が促されます

2022年6月末より、2019年10月以前に作成されたAzure ADテナントのうち、以下すべての条件を満たしている場合、「セキュリティの既定値群」の有効化を促すポップアップが表示されるようになります。(※その他のテナントには影響ありません。)
詳細についてはブログをご確認ください。

また、併せてセキュリティの既定値の有効化に関する資料も入手いたしました。下記リンクよりダウンロードしてご確認ください。

2019年10月以前に作成されたAzure ADテナントのうち、下記すべてに該当する場合、影響を受ける可能性があります
  • 「条件付きアクセス ポリシー」を利用していない
  • Azure AD Premium (単体または Microsoft 365 E3 や EMS E3 等 Azure AD Premium を含む) ライセンスを 1 ライセンスも持たない
  • 現在「セキュリティの既定値群」を利用していない、かつ過去にも利用がない
  • レガシ認証の利用が無い (トラフィックが検出されていない)
資料『セキュリティの既定値の有効化について』 >>
資料『AzureAD_セキュリティ既定値有効化を促すメッセージについて』 >>

Teams上で会議ポリシーなどの確認や編集が可能に

Teamsに、ユーザー情報やサブスクリプション情報、既定の会議ポリシー(グローバル)などの確認や編集ができるアプリ「管理者」が追加されました。このアプリの追加により、頻繁に確認する機会がある会議ポリシーやメッセージングポリシーなどの管理情報をTeams上で簡単に確認できるようになりました。
詳細なご利用方法や注意事項につきましては、掲載の資料をご確認ください。

マイクロソフト クラウド サポートの記事をチェック >>

新しい認証方法を登録するために利用できる一時アクセスパスを発行可能に

Office 365では、指紋認証デバイスのFIDO2やモバイル端末にインストールするMicrosoft Authenticatorアプリなどを利用した、パスワードを利用しない認証でサインインができます。このたび、ユーザーが指紋認証デバイスを紛失した際やパスワードを利用しない認証の利用を開始する際などの新しい認証方法を登録するために利用できる、一時アクセスパスを発行できるようになりました。

マイクロソフト クラウド サポートの記事をチェック >>

[7月GA済]Teamsで利用できるFormsアプリの名称とアイコンを変更

Teams上で利用できるアンケート機能として発見しやすくするために、Teams の "会議拡張アプリ" や "メッセージング拡張アプリ" としての Forms アプリの名称が ”Polls” に変更され、アイコンもFormsのサービスロゴと異なるデザインに変更されました。

マイクロソフト クラウド サポートの記事をチェック >>

[7月~8月中旬GA済]Web版Outlookで「添付」の挙動が変更へ

今後、Web版Outlookで「添付」の「クラウドの場所から選択」で「OneDriveのリンクとして共有する」を選択した場合、書式オプションの「リンクの挿入」から共有リンクを挿入した際と同じように、リンクがメールの本文に挿入されるようになるとのことです。メールの本文に共有リンクを挿入した場合、共有リンクは “添付ファイル” としてマークされないため、添付ファイル付きのメールとして検索できません。
そのため、この変更が反映されると、「添付」から添付した一部のファイルが “添付ファイル” としてマークされなくなり、添付ファイル付きのメールとして検索できなくなる可能性があります。

マイクロソフト クラウド サポートの記事をチェック >>
 

営業必読!相談センターによくお寄せいただくQ&A

CSP(NCE)で提供されるMicrosoft 365 Apps for businessとfor enterpriseの違いは何ですか?

今更ですが「NCE(新しいCSP)」で提供されるMicrosoft 365のOffice「Microsoft 365 Apps for business」と「Microsoft 365 Apps for enterprise」の違いは何ですか?

Microsoft 365 相談センターの回答

「Microsoft 365 Apps for business」と「Microsoft 365 Apps for enterprise」は共通機能もありますが、上位の「Microsoft 365 Apps for enterprise」でしか利用できない「機能」や「条件」があります。

■共通して利用できる「機能」

  • Excel、Word、PowerPoint、Outlook、Accessデスクトップクライアントアプリケーション
  • 個人用のクラウドストレージOneDrive for Business(ユーザー毎に1TB利用可能)

■「Microsoft 365 Apps for enterprise」でしか利用できない代表的な「機能」や「条件(特典)」

  • 最大契約ユーザー(ライセンス)数
    →for business:300ライセンスまで
    →for enterprise:制限なし
  • 共有PCでのOffice利用
    →for business:NG
    →for enterprise:OK
    ※例外として「Microsoft 365 Business Premium」契約時の「Microsoft 365 Apps for business」はOK。
    ※共有PCを利用する「全ユーザー分」の契約が必要です。
  • RDS、VDI環境でのOffice利用
    →「オンプレミス」または「Azure上」の「Windows Server 2016または2019」のRDS、VDI環境での利用
    →for business:NG
    →for enterprise:OK
    ※例外として「Microsoft 365 Business Premium」契約時の「Microsoft 365 Apps for business」はOK。

【注意!】RDS、VDI展開できない対象クラウドがあります!
「AWS(Amazon)」「GCP(Google)」「Alibaba」のRDS、VDI環境では「Microsoft 365 Apps」は利用できません。

[補足]Accessデスクトップクライアントアプリケーションが必要な時はfor enterpriseの契約が必要?

Accessデスクトップクライアントアプリケーションが必要な時は「Microsoft 365 Apps for business」ではなく「Microsoft 365 Apps for enterprise」を契約すればいいですか?

Microsoft 365 相談センターの回答

いいえ、Accessデスクトップクライアントアプリケーションは「Microsoft 365 Apps for business」、「Microsoft 365 Apps for enterprise」のどちらでも利用できます。
※旧Office 365リリースの初期は「Microsoft 365 Apps for enterprise」(旧称:Office 365 ProPlus)にしかAccessデスクトップクライアントアプリケーションが入っていませんでした。

[補足]「KMS認証」、「MAK認証」でライセンス認証できますか?

「Microsoft 365 Apps for business」、「Microsoft 365 Apps for enterprise」は「KMS認証」、「MAK認証」でライセンス認証できますか?

Microsoft 365 相談センターの回答

いいえ、「Microsoft 365 Apps for business」、「Microsoft 365 Apps for enterprise」は「KMS認証」、「MAK認証」のどちらのライセンス認証もできません。
「Microsoft 365 Apps for business」、「Microsoft 365 Apps for enterprise」のライセンス認証は、「インターネット接続が必要なオンライン認証」で「Microsoft 365/Office 365のユーザーアカウント情報(IDとパスワード)」を使ってライセンス認証します。

[補足]一度ライセンス認証をすればその後はオフラインでも利用できる?

「Microsoft 365 Apps for business」、「Microsoft 365 Apps for enterprise」は一度オンラインでライセンス認証すれば、その後はオフライン環境で利用できますか?

Microsoft 365 相談センターの回答

いいえ、「Microsoft 365 Apps for business」、「Microsoft 365 Apps for enterprise」は最低でも30日に1度、インターネット経由でライセンス認証に成功している必要があります。完全なオフラインの環境では「Microsoft 365 Apps for business」、「Microsoft 365 Apps for enterprise」を利用できません。

初回のライセンス認証は「Microsoft 365/Office 365のユーザーアカウント情報」を入力してライセンス認証をしますが、2回目以降はインターネットに接続されていれば自動でライセンス認証されます。30日間1度もライセンス認証に成功していない場合「機能制限モード」になり、Officeファイルの閲覧しかできなくなってしまいます。
「機能制限モード」になっても、インターネットに接続してライセンス認証が成功すれば「機能制限モード」が解除されます。

■参考資料

ディスク ストレージの使用量の確認方法を教えてください

ディスク ストレージの使用量の確認方法についてご教示いただけないでしょうか。Azure Monitorは料金が発生するとの記事もみたことがあり、無償の範疇で確認できる方法を探しています。

Azure 相談センターの回答

無償の範囲ですと、まずは仮想マシンにログインして OS 上からディスクの使用量をご確認いただく方法になるかと思います。ご確認いただいた Azure Monitor を使用することでこちらのドキュメント(VM insights の概要)でご案内のように VM にログインせずともディスク容量を含むパフォーマンスを監視可能です。

なお、Azure Monitor へ保存するログデータは、毎月 5GB まで 31 日間の保持までは無料で利用は可能です。それを超えた分については課金されます。詳しくはこちらのドキュメントもご参照ください。

 

セミナーのご案内

データセンターでのVMware環境縮小を目指せ!Azure VMware Solutionを利用したクラウド移行【Azure 相談会 特別編】

近年、テレワークやDX化などが推進されている中、クラウドのメリットを目にして、クラウドへの移行を考えている方は少なくないでしょう。一方、今でもレガシーシステムを抱えていて、オンプレミスをどうしても脱却できない。自社が抱えているレガシーシステムを延命したいなど、多くの企業様には課題が残っています。brそこで今回の相談会では、このような問題を解決できる「Azure VMware Solution(略称AVS)」を活用する方法をご紹介します。「クラウドの利用を考えているけど、レガシーシステムを何とか延命したい、しかしやり方が分からない」などの課題をお持ちの方は、ぜひ一度ご参加いただけますと幸いです。

■ MCPP パートナー様向け説明会 開催概要 ■
開催日 2022年7月15日(金) 13:00~14:00
開催方法 オンライン
主催 SB C&S株式会社
アジェンダ ・今後自前DCでのVMware環境を縮小していきたい!Azure VMware Solution (AVS)
・AVSを活用した移行とポイント
・QA
詳細・お申込み
※メールポリシーの影響でリンク先が削除されている場合は下記URLからお申込ください
https://licensecounter.jp/azure/seminar/20220715.html
 

営業にお役立てください!SB C&Sオリジナル動画

Microsoft 365 初期ドメイン ご確認方法

申請書提出の際に「ドメインがわからない」というお問い合わせを多く頂いております。そこで、Microsoft 365の初期ドメインを確認する方法を動画にまとめました。ぜひご確認くださいますようお願いいたします。

動画の視聴はこちら >>

NCEと多段商流についてのご説明(5分動画)

Microsoft 365におけるNCEと、多段商流解禁について、それぞれのポイントをまとめた動画を作成いたしました。
説明会のアーカイブも下記にご案内はいたしますが、ひとまずこれだけは覚えていただきたいというポイントを5分にまとめましたので、お手すきの際にぜひチェックしてください。

  • Office 365・Microsoft 365におけるNCE 概要編 >>
  • Office 365・Microsoft 365におけるNCE Q&A編 >>
  • CSP(SW in CSP含む) での多段商流 ご説明動画 >>
  • Azure セールスガイドを公開

    弊社の販売支援体制からインセンティブの手続き、e-Learning コンテンツの案内、よくある質問集など、Azure のイロハを詰め込んだセールスガイドを作成いたしましたので公開いたします。
    ぜひAzure の日頃の営業活動にお役立てください。

    資料のダウンロードはこちら >>
     
    ・編集後記・

    今週は久しぶりにお知らせが控えめ(?)でしたが、Teamsを始めMicrosoft 365周りの機能アップデート情報がちょこちょこ入っていました。どんどんアップデートされていくので、時々「こんなだったっけ?」となることも…。
    そう言えば最近、Teamsの「いいね」などの絵文字アイコンがちょっと立体的になったのはお気付きでしたか?(まだ反映されていないテナントもあるかも)なんだか昔のMSN Messenger時代の絵文字みたいな(?)懐かしさも感じる風合いで、流行って繰り返すものだなぁと思いました。

    SB C&S 五味

    ◆担当:五味 愛子
    相談センターで公開している「五味ちゃんが徹底解説!~」シリーズのキャラクター「O/M365およびAzure 伝道師 五味メグミ」の元ネタ&中の人。Microsoft 365 相談センターブログも執筆中。NCEに振り回されて、ブログを書く時間がなかなか取れないのがちょっと悩み。

    ■Microsoft Partner Letter 発行元
    SB C&S株式会社
    Office 365・Microsoft 365 相談センター https://licensecounter.jp/microsoft365/
    Azure 相談センター https://licensecounter.jp/azure/

    ■おことわり
    本メールは、過去に Office 365・Microsoft 365・Azure 相談センター ウエブサイトにて資料ダウンロードやお問い合わせをいただいたマイクロソフトのCSPパートナーのご担当者さまや、主催のセミナーにご参加いただいたマイクロソフトのCSPパートナーのご担当者さま、弊社SB C&S営業担当と名刺交換をさせていただいた方を対象にお送りしております。

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