last_name 様、お世話になっております、SB C&SでOffice 365・Microsoft 365・Azure 相談センターを運営している五味です。

Microsoftのパートナープログラムといえば「Microsoft Partner Network」、通称「MPN」ですが、この名称が変わるというニュースが入ってきました。これに伴い、MPNで取得していたコンピテンシーとその特典などにも影響がありますので、ご確認くださいね。

また、先週Partner Letterの特報版でもお知らせ差し上げたように、7月11日から旧CSPの更新時にNCEを自動適用する件について、販売店の皆さま向けの説明会も開催いたします。こちらについてもご案内しておりますので、ぜひ今週も最後までお付き合いくださいませ!

:目次:

  1. Microsoft 関連最新情報
    - [10月~]パートナープログラム名称が「MPN」から「MCPP」へ変更
    - 旧CSP契約更新の際のNCE自動適用に関するパートナー向け説明会
    - Teams機能アップデート 他
  2. 営業必読!相談センターによくお寄せいただくQ&A
    -「NAS」のバックアップデータ保管先として「OneDrive for Business」は使える?
    -Azure を解約となった場合、実際の Azure 上にあるリソースの削除は必要?
  3. セミナーのご案内
  4. 営業にお役立てください!SB C&Sオリジナルコンテンツ

 

Microsoft 関連最新情報

[10月~]パートナープログラム名称が「MPN」から「MCPP」へ変更

2022年10月より、マイクロソフトのパートナー プログラムの名称が、「マイクロソフト パートナー ネットワーク (Microsoft Partner Network)」から「マイクロソフト クラウド パートナー プログラム (Microsoft Cloud Partner Program)」に変更されます。

この名称変更に伴い、プログラムの内容にも変更があります。
MCPPでは、「コンピテンシー」の代わりに(※)、データ&AI(Azure)、インフラストラクチャ(Azure)、デジタル&アプリ イノベーション(Azure)、ビジネス アプリケーション、モダンワーク、セキュリティソリューションの6つのソリューション領域で「ソリューション パートナー認定」を取得できるようになります。ソリューション パートナー認定ごとの取得要件についても下記リンクに掲載されていますので、ご確認ください。

※ 旧コンピテンシーの最終更新日は2022年9月30日で、10月以降はコンピテンシーは無効となります。ただし9月30日までに更新された場合、次回更新日にはこれを維持するか、ソリューション パートナー認定特典に移行するか選択できるようになるとのことです。詳細は下記URLのFAQなども併せてご参照ください。

マイクロソフト パートナー ネットワーク プログラム の変更について >>

旧CSP契約更新の際のNCE自動適用に関するパートナー向け説明会

以前よりPartner Letter でご案内している通り、2022年7月11日以降に更新を迎える旧CSPのご契約は、更新の際にNCEを自動適用いたします。このNCE自動適用について、販売店様向けに説明会を開催いたします。

■ 開催概要 ■
開催日 A日程:2022年6月14日(火)14:00 ~ 15:00 ◆参加申し込み◆
B日程:2022年6月21日(火)14:00 ~ 15:00 ◆参加申し込み◆
開催方法 Teams ライブイベント
主催 SB C&S株式会社
対象 販売店ご担当者さま

[再掲]ご活用ください!Microsoft 365 NCE 年契約/年払 移行&利用促進キャンペーン

2022年5月13日~6月30日までにMicrosoft 365(NCE)の年契約/年払をご契約(旧CSPからのお乗り換えを含む)いただいた契約を対象に、Teamsのデプロイサポートと、昨年開催し非常にご好評いただいた管理者向けTeamsセミナーを「無料で」ご提供するキャンペーンをスタートしました!
Teamsを含むプランを初めてご契約されるお客さまや、これから本格的にTeamsを利用していきたいとお考えのお客さま、また、現在旧CSPを月額でご契約されているお客さま※にぜひおすすめしたいキャンペーンです。

キャンペーンwebサイトからお申込後、3営業日以内にC&S担当者より販売店ご担当者さまへ、今後の流れについてご連絡差し上げます。

キャンペーンご案内資料はこちら

Teams 機能アップデート情報

Teams の機能アップデートが続々公開されています。CSP(NCE含む)のご契約者さま向け(※販売店担当者の代理登録可)のサポートサイトとしてご提供している「マイクロソフト クラウド サポート」のウェブサイト上では、日々マイクロソフトから発信されているOffice 365/Microsoft 365の最新情報をお知らせとして配信しております。是非ご確認ください。

 

営業必読!相談センターによくお寄せいただくQ&A

「NAS」のバックアップデータ保管先として「OneDrive for Business」は使える?

Microsoft 365 相談センターの回答

いいえ、「NAS」のバックアップデータ保管先として「OneDrive for Business」は使えません!利用目的/システム要件として「サポート」がされず、ライセンス規約として「ライセンス違反」になります。

「OneDrive for Business」の容量は、1ユーザーあたり1TBと、とても魅力的です。そのため「システムのバックアップ」や、「組織や部署」での「共有」用途として提案したい気持ちはよく分かりますが、それは「ライセンス違反」となりますので、ご提案時はご注意ください!!
なお、「OneDrive for Business利用者」が「個人のデータ」を「同一組織内のOneDrive for Businessを契約しているユーザー」や、「組織外部の無料招待ユーザー」へファイルを共有して利用するのはライセンス違反ではありません。

[補足]「OneDrive for Business」を「バックアップ」や「組織/部署」用に使ってはいけない理由

(1)OneDrive for Businessの「使用目的」(サポート対象)が定義されている
OneDrive for Businessのサポートされる使用目的に、下記のように記載されています。
「システムのバックアップ、部署や組織レベルのデータなど、個々のユーザーの個人用作業ファイル以外のデータ保存については、サポートされていません。また、ユーザーごとのライセンスをボット、部門、その他の人間ではないエンティティに割り当てることもできません。」

(2)OneDrive for Businessの「ライセンス規約」には利用目的以外での利用を禁じられている
オンライン サービスの製品条項に、下記のように記載されています。
「お客様は、特定の使用方法を求める Online Service の技術的制限に従う必要があり、これを回避することはできません。」

[補足]かなりマニアックな例外対応

条件を満たした特別な「バックアップ」のケースでは、「OneDrive for Business」ではなく「SharePoint Online」を使った利用はサポートされ、「ライセンス違反」とならないケースもあります。(しかし、いろいろと落とし穴がありますので、ご注意ください。)

「SharePoint Online」の「同期」機能を使って、OneDrive for Business同期アプリケーションの「システム要件を満たすNAS(対象OSがサポートされるWindows Server OS)」の場合、「NAS側へアクセスするユーザー」と「SharePoint Onlineを利用するユーザー」の「全ユーザー分のSharePoint Online」を契約してれば、「ライセンス違反」とはなりません。(お金をきちんと払った利用方法であれば、許諾されるという状況です。)

この条件を満たす場合でも、「SharePoint Online」の同期設定を利用する場合は、「NAS」側(Windows Server側)の同期対象アカウントをログオンした状態が必要となるため、現実的ではありません。

[補足]では、「NAS」のバックアップはどうすれば良いのか?

「NAS」のバックアップは、Azure等のクラウドのバックアップサービスをご利用ください。

Azure を解約となった場合、実際の Azure 上にあるリソースの削除は必要?

Azure 相談センターの回答

解約されると、基本的に Azure サブスクリプション上のリソースの課金先が無くなるため、請求も止まる想定ですが、一部 Marketplace の定額サービスなどはサブスクリプションが無くなってもリソースが3カ月間残るためその期間の請求が発生することがあります。

そのため、Marketplace の定額リソース (SendGrid アカウントなど) はサブスクリプション解約前に事前に 3rd Party側の契約も解約し、念のため対象の Azure リソースもすべて削除してから解約が安心です。

 

セミナーのご案内

[MS主催]MCPP パートナー様向け説明会

2022年10月より、「マイクロソフト パートナー ネットワーク(Microsoft Partner Network)」は「マイクロソフト クラウド パートナー プログラム(Microsoft Cloud Partner Program)」に名称が変更されます。これに伴うプログラムの内容の変更について、説明会が開催されます。
ご都合の良い日程でご参加いただけますようお願いいたします。

■ MCPP パートナー様向け説明会 開催概要 ■
開催日 第一回:2022年6月22日 (水) 12:00 ~ 13:00 ◆参加登録ページ◆
第二回:2022年7月27日(水)12:00 ~ 13:00 ◆参加登録ページ◆
第三回:2022年8月24日(水)12:00 ~ 13:00 ◆参加登録ページ◆
開催方法 オンライン
主催 日本マイクロソフト株式会社
アジェンダ ・マイクロソフト パートナー ネットワークの変更概要
・ソリューション パートナー プログラムの要件と確認方法
・FAQ

【販売店様向けオンライン説明会】旧CSP更新時におけるNCE自動適用と注意事項

2022年7月11日以降、旧CSP 年額・月額の契約更新時、NCEが自動適用されることとなりました。今回は、NCEの概要を簡単に振り返り、前回からのアップデートを簡単にご説明した後、NCE自動適用時の注意事項についてお伝えいたします。

■ 開催概要 ■
開催日 A日程:2022年6月14日(火)14:00 ~ 15:00
B日程:2022年6月21日(火)14:00 ~ 15:00
開催方法 Teams ライブイベント
主催 SB C&S株式会社
対象 販売店ご担当者さま
 
A日程 詳細・お申込み

B日程 詳細・お申込み
 
※メールポリシーの影響でリンク先が削除されている場合は下記URLからお申込ください
A日程◆https://licensecounter.jp/microsoft365/information/2022/06/06/ncemigration20220614.html
B日程◆https://licensecounter.jp/microsoft365/information/2022/06/06/ncemigration20220621.html
 

営業にお役立てください!SB C&Sオリジナル動画

Microsoft 365 初期ドメイン ご確認方法

申請書提出の際に「ドメインがわからない」というお問い合わせを多く頂いております。そこで、Microsoft 365の初期ドメインを確認する方法を動画にまとめました。ぜひご確認くださいますようお願いいたします。

動画の視聴はこちら >>

NCEと多段商流についてのご説明(5分動画)

Microsoft 365におけるNCEと、多段商流解禁について、それぞれのポイントをまとめた動画を作成いたしました。
説明会のアーカイブも下記にご案内はいたしますが、ひとまずこれだけは覚えていただきたいというポイントを5分にまとめましたので、お手すきの際にぜひチェックしてください。

Office 365・Microsoft 365におけるNCE 概要編 >>

Office 365・Microsoft 365におけるNCE Q&A編 >>

CSP(SW in CSP含む) での多段商流 ご説明動画 >>

Azure セールスガイドを公開

弊社の販売支援体制からインセンティブの手続き、e-Learning コンテンツの案内、よくある質問集など、Azure のイロハを詰め込んだセールスガイドを作成いたしましたので公開いたします。
ぜひAzure の日頃の営業活動にお役立てください。

資料のダウンロードはこちら >>

 
・編集後記・

今週も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。MPNがMCPPになるという衝撃のニュース、皆さんはご存知でしたか?私も先週知ったので、22日の説明会には私も参加者として説明を拝聴する予定です。コンピテンシーとその特典にも影響があるため、従来MPN取得に携わっていらっしゃる場合には、3回の説明会のうち1回には、かならず参加いただけましたら幸いです。

SB C&S 五味

◆担当:五味 愛子
相談センターで公開している「五味ちゃんが徹底解説!~」シリーズのキャラクター「O/M365およびAzure 伝道師 五味メグミ」の元ネタ&中の人。Microsoft 365 相談センターブログも執筆中。NCEに振り回されて、ブログを書く時間がなかなか取れないのがちょっと悩み。

■Microsoft Partner Letter 発行元
SB C&S株式会社
Office 365・Microsoft 365 相談センター https://licensecounter.jp/microsoft365/
Azure 相談センター https://licensecounter.jp/azure/

■おことわり
本メールは、過去に Office 365・Microsoft 365・Azure 相談センター ウエブサイトにて資料ダウンロードやお問い合わせをいただいたマイクロソフトのCSPパートナーのご担当者さまや、主催のセミナーにご参加いただいたマイクロソフトのCSPパートナーのご担当者さま、弊社SB C&S営業担当と名刺交換をさせていただいた方を対象にお送りしております。

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