last_name 様、お世話になっております、SB C&SでOffice 365・Microsoft 365・Azure 相談センターを運営している五味です。

7月11日から旧CSPの更新時にNCEを自動適用する件について、多くの販売店の皆様に説明会へのご参加をいただき、ありがとうございます。14日に開催した説明会の際、質疑応答時間にお寄せいただいたNCE自動適用に関するFAQ集を作成いたしましたので公開いたします。
その他、Microsoftの最新情報をお届けしてまいりますので、今回も最後までお付き合いくださいますようお願いいたします。

:目次:

  1. Microsoft 関連最新情報
    - 旧CSP契約更新時のNCE自動適用についてのFAQ公開
    - Microsoft ブラウザーの使用状況からInternet Explorerの情報が削除
    - Teams機能アップデート 他
  2. 営業必読!相談センターによくお寄せいただくQ&A
    -「NCE」、「Software in CSP」では「OSが入っていないPC」用の「Windows OS」ライセンスはある?
    - 2023年3月に仮想マシン(クラシック)のサポートが終了しますが、影響を教えてください。
  3. セミナーのご案内
  4. 営業にお役立てください!SB C&Sオリジナルコンテンツ

 

Microsoft 関連最新情報

旧CSP契約更新時のNCE自動適用についてのFAQ公開

このパートナーレターや説明会でもかねてよりご案内しております通り、2022年7月11日以降、旧CSP契約更新時にNCEが自動適用されます。先週14日に開催した説明会でご質問に上がったNCE自動適用関連のFAQをまとめたFAQ集を公開いたします。ご確認ください。

NCE自動適用に関するFAQ集のダウンロード >>

[再掲:10月~]パートナープログラム名称が「MPN」から「MCPP」へ変更

2022年10月より、マイクロソフトのパートナー プログラムの名称が、「マイクロソフト パートナー ネットワーク (Microsoft Partner Network)」から「マイクロソフト クラウド パートナー プログラム (Microsoft Cloud Partner Program)」に変更されます。

この名称変更に伴い、プログラムの内容にも変更があります。
MCPPでは、「コンピテンシー」の代わりに(※)、データ&AI(Azure)、インフラストラクチャ(Azure)、デジタル&アプリ イノベーション(Azure)、ビジネス アプリケーション、モダンワーク、セキュリティソリューションの6つのソリューション領域で「ソリューション パートナー認定」を取得できるようになります。ソリューション パートナー認定ごとの取得要件についても下記リンクに掲載されていますので、ご確認ください。

※ 旧コンピテンシーの最終更新日は2022年9月30日で、10月以降はコンピテンシーは無効となります。ただし9月30日までに更新された場合、次回更新日にはこれを維持するか、ソリューション パートナー認定特典に移行するか選択できるようになるとのことです。詳細は下記URLのFAQなども併せてご参照ください。

マイクロソフト パートナー ネットワーク プログラム の変更について >>

[再掲]ご活用ください!Microsoft 365 NCE 年契約/年払 移行&利用促進キャンペーン

2022年5月13日~6月30日までにMicrosoft 365(NCE)の年契約/年払をご契約(旧CSPからのお乗り換えを含む)いただいた契約を対象に、Teamsのデプロイサポートと、昨年開催し非常にご好評いただいた管理者向けTeamsセミナーを「無料で」ご提供するキャンペーンをスタートしました!
Teamsを含むプランを初めてご契約されるお客さまや、これから本格的にTeamsを利用していきたいとお考えのお客さま、また、現在旧CSPを月額でご契約されているお客さま※にぜひおすすめしたいキャンペーンです。

キャンペーンwebサイトからお申込後、3営業日以内にC&S担当者より販売店ご担当者さまへ、今後の流れについてご連絡差し上げます。

キャンペーンご案内資料はこちら

Microsoft ブラウザーの使用状況からInternet Explorerの情報が削除

今後、Internet Explorer 11のサポート終了に伴い、Microsoft 365管理センターの「レポート」の「利用状況」の「Microsoft ブラウザーの使用状況」から、Microsoft Edge 従来版とInternet Explorerの情報が削除され、Microsoft Edgeの情報のみ確認できるようになるとのことです。

マイクロソフト クラウド サポートの記事をチェック >>

[6月下旬GA]Teams会議で共有されている画面に書き込みができるように

Teams会議の画面共有に注釈機能が追加され、Teams会議の画面共有で「画面」を選択した場合に限り、Teams会議画面上に表示されている画面共有者のモニター映像の上から付箋の追加やペンツールを利用した書き込みなどができるようになりました。
詳細なご利用方法や注意事項についても公開しておりますので、ご確認ください。

マイクロソフト クラウド サポートの記事をチェック >>
 

営業必読!相談センターによくお寄せいただくQ&A

「NCE」、「Software in CSP」では「OSが入っていないPC」用の「Windows OS」ライセンスはありますか?

Microsoft 365 相談センターの回答

いいえ、「NCE」、「Software in CSP」には「OSが入っていないPC」用の「Windows OS」ライセンスの提供はありません。「NCE(新しいCSP)」、「Software in CSP」の「Windows OS」は、全て「アップグレードライセンス」です。

これら「アップグレードライセンス」は、「Windows 10 Pro」や「Windows 11 Pro」が搭載されているPCに適用ができるアップグレードライセンスです。「OSが入っていない」PCでは利用できません。

[補足]「NCE」で提供されている「Windows OSアップグレードライセンス」の特長

「非永続」(サブスクリプション)ライセンスで「利用者(ユーザー数)」単位で契約が必要です。 -Windows 10/11 Enterprise E3(Microsoft 365 E3にも含まれています。)
-Windows 10/11 Enterprise E3 VDA
-Windows 10/11 Enterprise E5(Microsoft 365 E5にも含まれています。)
-Windows 10/11 Business(単体提供無し。Microsoft 365 Business Premium契約時のみ利用できます。)

[補足]「Software in CSP」で提供されている「Windows OSアップグレードライセンス」の特長

「永続」(買取型)ライセンスで、「利用端末(デバイス)」単位で契約が必要です。
-Windows 10 Enterprise LTSC 2021 Upgrade
-Windows 11 Home to Pro Upgrade for Microsoft 365 Business(同数の「Microsoft 365 Business Premium」契約が必要です。)
-Windows 11 Pro Upgrade

「NCE」、「Software in CSP」では「Windows 11 Pro」から「Windows 10 Pro」へダウングレードできますか?

Microsoft 365 相談センターの回答

いいえ、「NCE」、「Software in CSP」には「Windows 11 Pro」から「Windows 10 Pro」へダウングレードできるライセンスはありません。

厳密には「Software in CSP」の「Windows 11 Pro Upgrade」には「ダウングレード権」が認められ、「Windows 11 Pro Upgrade」だけでなく「Windows 10 Pro Upgrade」のインストールファイル/プロダクトキーが提供されます。
しかし、提供されるインストールファイルは「Windows 10 Pro Upgrade」であり、「Windows 10 Pro」そのもの(マイクロソフト用語で言う「クリーンインストール用のフルライセンス」ではないため、「Windows 11 Pro」から「Windows 10 Pro」へダウングレードできません。「Windows 10 Pro」そのものを利用したい場合は、他のライセンスプログラムでのご契約をお願いします。

*Windows 11 ProからWindows 10 Proへのダウングレードに関する情報は、こちらで公開されています。

「NCE」、「Software in CSP」では「Windows 10 Pro」から「Windows 11 Pro」へのアップグレードできますか?

Microsoft 365 相談センターの回答

はい、「Software in CSP」の「Windows 11 Pro Upgrade」は「Windows 10 Pro」から「Windows 11 Pro」へのアップグレードができます。

「Software in CSP」には「ソフトウェアアシュアランス」の提供や「アップグレード権」はありませんが、「Windows 11 Pro Upgrade」では特別に「Windows 10 Pro」から「Windows 11 Pro」へのアップグレードができます。

*「Software in CSP」では「ソフトウェアアシュアランス (SA: Software Assurance)」が提供されておらず、「アップグレード権」がありません。「Windows 10 Pro」から「Windows 11 Pro」へのアップグレードは現在無償で提供されていますが、無償提供期間の終了後も「Windows 11 Pro Upgrade」を契約すると「Windows 10 Pro」から「Windows 11 Pro」へのアップグレードができます。

「NCE」、「Software in CSP」では「Windows 7 Pro」や「Windows 8.1 Pro」から「Windows 10 Pro」へのアップグレードできますか?

Microsoft 365 相談センターの回答

いいえ、「NCE」、「Software in CSP」には「Windows 7 Pro」や「Windows 8.1 Pro」から「Windows 10 Pro」へのアップグレードできるライセンスはありません。

以前は「Microsoft 365 Business Premium」契約で「Windows 7 Pro」や「Windows 8.1 Pro」から「Windows 10 Pro」へのアップグレードが可能でしたが、現在はできません。

「NCE(新しいCSP)」、「Software in CSP」では様々な「Windows OS」ライセンスが提供されています。それぞれのライセンスで「出来ること/出来ないこと」にご注意していただき、ご提案をお願いします!

2023年3月に仮想マシン(クラシック)のサポートが終了しますが、影響を教えてください。

以下の環境の場合の影響を教えていただけますでしょうか。
1.仮想マシン v2 もしくは v3 の場合、影響は受けないでしょうか?
2.Linux サーバーについても影響はない認識であっておりますでしょうか。
3.「ストレージアカウント」にて「汎用v1」を選択している場合の影響有無

Azure 相談センターの回答
  1. Azure Resource Manager(ARM)デプロイモデルのため、影響を受けないと思われます。
  2. クラシックモデルにてデプロイされたLinux VM は影響を受けます。
    なお、Azure ポータルで「クラシック」でソートし該当した仮想マシンが ASM のサポート終了の対象となります。クラシックデプロイモデルの終了の内容については、こちらのドキュメントに内容がまとまっておりますのでご参照ください。
  3. ストレージ アカウントは汎用v1の場合、Resource Manager、クラシック それぞれでのデプロイが可能になっています。(参考:Microsoft|Docs「レガシ ストレージ アカウントの種類」)デプロイメント モデルがクラシックの場合、仮想マシン(クラシック)の終了時期とは異なりますが、2024年8月31日に終了のアナウンスがこちらの公開情報にて案内されており、こちらでの影響に該当いたします。
 

セミナーのご案内

[MS主催]Microsoft Inspire

今年もMicrosoft最大のパートナー向けイベント「Microsoft Inspipre」の季節がやってきました!2022年7月20日~21日にかけて、今年もオンラインでの開催とのことです。最新の Microsoft Cloud イノベーション情報や、カスタマーのサクセス事例を入手できるチャンスです。ぜひ参加登録を宜しくお願いいたします。

■ MCPP パートナー様向け説明会 開催概要 ■
開催日 7月20日~21日(JST)
開催方法 オンライン
主催 日本マイクロソフト株式会社
Inspire 詳細・お申込み
※メールポリシーの影響でリンク先が削除されている場合は下記URLからお申込ください
https://inspire.microsoft.com/ja-JP/home?wt.mc_ID=Inspire2022_esc_corp_em_oo_fld_Register_digitalvenue

[再掲:MS主催]MCPP パートナー様向け説明会

2022年10月より、「マイクロソフト パートナー ネットワーク(Microsoft Partner Network)」は「マイクロソフト クラウド パートナー プログラム(Microsoft Cloud Partner Program)」に名称が変更されます。これに伴うプログラムの内容の変更について、説明会が開催されます。
ご都合の良い日程でご参加いただけますようお願いいたします。

■ MCPP パートナー様向け説明会 開催概要 ■
開催日 第一回:2022年6月22日 (水) 12:00 ~ 13:00 ◆参加登録ページ◆
第二回:2022年7月27日(水)12:00 ~ 13:00 ◆参加登録ページ◆
第三回:2022年8月24日(水)12:00 ~ 13:00 ◆参加登録ページ◆
開催方法 オンライン
主催 日本マイクロソフト株式会社
アジェンダ ・マイクロソフト パートナー ネットワークの変更概要
・ソリューション パートナー プログラムの要件と確認方法
・FAQ
 

営業にお役立てください!SB C&Sオリジナル動画

Microsoft 365 初期ドメイン ご確認方法

申請書提出の際に「ドメインがわからない」というお問い合わせを多く頂いております。そこで、Microsoft 365の初期ドメインを確認する方法を動画にまとめました。ぜひご確認くださいますようお願いいたします。

動画の視聴はこちら >>

NCEと多段商流についてのご説明(5分動画)

Microsoft 365におけるNCEと、多段商流解禁について、それぞれのポイントをまとめた動画を作成いたしました。
説明会のアーカイブも下記にご案内はいたしますが、ひとまずこれだけは覚えていただきたいというポイントを5分にまとめましたので、お手すきの際にぜひチェックしてください。

Office 365・Microsoft 365におけるNCE 概要編 >>

Office 365・Microsoft 365におけるNCE Q&A編 >>

CSP(SW in CSP含む) での多段商流 ご説明動画 >>

Azure セールスガイドを公開

弊社の販売支援体制からインセンティブの手続き、e-Learning コンテンツの案内、よくある質問集など、Azure のイロハを詰め込んだセールスガイドを作成いたしましたので公開いたします。
ぜひAzure の日頃の営業活動にお役立てください。

資料のダウンロードはこちら >>

 
・編集後記・

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。14日は多くの販売店ご担当者様に説明会にご参加いただきありがとうございました。本日21日も開催いたしますので、本日ご参加される方はよろしくおねがいします。
なお、セミナーのアーカイブも今後公開いたしますので、もし両日参加できなかったというパートナー様がいらっしゃいましたら、アーカイブでキャッチアップいただけますようお願い申し上げます。

SB C&S 五味

◆担当:五味 愛子
相談センターで公開している「五味ちゃんが徹底解説!~」シリーズのキャラクター「O/M365およびAzure 伝道師 五味メグミ」の元ネタ&中の人。Microsoft 365 相談センターブログも執筆中。NCEに振り回されて、ブログを書く時間がなかなか取れないのがちょっと悩み。

■Microsoft Partner Letter 発行元
SB C&S株式会社
Office 365・Microsoft 365 相談センター https://licensecounter.jp/microsoft365/
Azure 相談センター https://licensecounter.jp/azure/

■おことわり
本メールは、過去に Office 365・Microsoft 365・Azure 相談センター ウエブサイトにて資料ダウンロードやお問い合わせをいただいたマイクロソフトのCSPパートナーのご担当者さまや、主催のセミナーにご参加いただいたマイクロソフトのCSPパートナーのご担当者さま、弊社SB C&S営業担当と名刺交換をさせていただいた方を対象にお送りしております。

お問い合わせ情報セキュリティポリシー購読登録配信解除