ご担当者 様、お世話になっております、SB C&SでMicrosoft 365・Azure相談センターを運営している五味です。

いよいよ3月も終了、来週からは新しい年度が始まる方も多いでしょうか。Partner Letterは来年度もMicrosoftに関する関連情報や注目のFAQ、セミナー情報などを皆様にお届けしていく予定ですので、新入社員でMicrosoft 365（Office 365）やAzureの担当になられた方に、ぜひ購読案内をお願いしますね！

それでは、今週もぜひ最後までお付き合いください！

※過去のパートナーレターはweb版で公開中

Microsoft 関連最新情報

GDAPの適用の再延期に関して

昨年8月にご案内したGDAPの実施に関する最新情報をご案内いたします。
MicrosoftはGDAPの適用の再延期を発表し、最新のロードマップは下記のように公開しています。
・既存DAPの移行はマイクロソフトによって2023/5/22日から順次開始
・新規顧客に対するDAP関係付与の停止時期は未定

なお、GDAP実施後の納品時の手続きは今まで通りで変更はないとのことです。昨年8月時点では、新規顧客へのAzure納品時に、一度お客様側の全体管理者にGDAP権限の付与手続きをお願いすると案内しておりましたが、そのプロセスはなくなり、今まで通りシンプルな納品手順のままとなりました。

※2023年3月27日時点の情報では、新規顧客に対するDAP関係付与の停止およびGDAPの付与について、開始時期が未定です。マイクロソフトからアップデートがあり次第、再度ご連絡いたします。

[再掲：キャンペーン情報]Microsoft 365 E3新規購入キャンペーン

Microsoft 365 E3 をテナント内で初めて購入した場合、約15%割引が適用されるキャンペーン開催！

Microsoft 365値上げ前である2023年3月31日までに Microsoft E3 を新規購入およびアップグレードを行うと、値上げ前の価格から15%の割引が適用される大変お得なキャンペーンを実施します。ぜひこの期間にMicrosoft 365 E3 の新規購入およびアップグレードをお客様へご案内ください！

＜対象＞
・NCE 年契約(年払い/月払い)
・テナント内で初めてMicrosoft 365 E3 を購入する契約
・Office 365 E1、Office 365 E3 から初めてアップグレードする契約

＜対象期間＞2023年2月1日～2023年6月30 に納品した契約

＜注意事項＞
・対象可否を確認する必要があるので、必ず事前にMDまで確認をお願いします
・既にMicrosoft 365 E3 をお持ちであったり、過去に契約履歴がある場合は対象外です
・月契約/月払い は対象外です
・次回更新のタイミングで通常価格に戻ります
・対象期間に購入後、プライスプロテクション期間中は追加分も対象となります
・2,400シートまでが対象です
・15%割引は当社仕入れ値ベースです

必ず対象可否についてSB C&Sまでご確認を！

現在お客様環境にMicrosoft 365 E3 のご契約がなくとも、以前何らかのライセンスプログラムでM365 E3 を購入されていた可能性があります。今回の対象は初めてMicrosoft 365 E3 を購入される契約が対象ですので、事前にSB C&Sにキャンペーンが適用となるかどうか、確認いただく必要があります。対象でなかった場合は適用できませんのでご注意ください。
尚、確認には事前に E/U名・初期ドメイン・リセラー承認 が必要ですので予めご準備ください。

[4月GA]Office 365 E3ではドキュメントフィンガープリント機能を利用不可に

ドキュメントフィンガープリント機能が利用できるライセンスの範囲が縮小し、Office 365 E3のライセンスでは利用できなくなるとのことです。
ドキュメントフィンガープリント機能の利用条件を満たしていない場合、新しいドキュメントフィンガープリントに基づいた分類ルールパッケージの作成ができなくなるだけでなく、既存の分類ルールパッケージも利用できなくなるとのことです。

営業必読!相談センターによくお寄せいただくQ&A

「SharePoint Advanced Management」にはどんな機能が含まれていますか？

SharePoint Online/OneDrive for Businessの新プラン「SharePoint Advanced Management」にはどのような機能が含まれていますか？「OneDrive for Business」の利用禁止もできますか？

Microsoft 365 相談センターの回答

新しくリリースされた「SharePoint Advanced Management（SAM）」は「SharePoint Online」の安全性を強化できる「アドオン」ライセンスです。「SharePoint Advanced Management」は「SharePoint Online」だけではなく「OneDrive for Business」の安全性強化ができます。

■「SharePoint Advanced Management」を追加できるライセンスプラン（前提条件）
・「SharePoint Online」を含むプラン
・Microsoft 365 Business Basic、Business Standard、Business Premium
・Microsoft 365 / Office 365 E3、E5
・SharePoint Online Plan 1、Plan 2

「SharePoint Advanced Management」ライセンスは「管理者」と「その機能で管理される側のユーザー全て」にライセンスが必要です。
■「SharePoint Advanced Management」の代表的な安全性を強化する管理機能
・SharePoint サイトの制限付きアクセス制御
・SharePoint サイトのデータアクセスガバナンスの分析情報
・OneDrive の制限付きアクセス制御ポリシー
・SharePoint サイトとOneDrive のダウンロードポリシーをブロック　等

「SharePoint Advanced Management」の「SharePoint サイトとOneDrive のダウンロードポリシーをブロック」する機能では、SharePoint Online、OneDrive for Business（さらにはTeams）からの「ファイルのダウンロードを禁止」できます。（*管理者側での専用管理ツール「PowerShell」で設定が必要です。）

[参考]SharePoint サイトと OneDrive のダウンロード ポリシーをブロックする
https://learn.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/block-download-from-sites
「SAM」に関する詳細情報は、以下の公開情報をご確認ください。
[参考]SharePoint Advanced Managementの概要
https://learn.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/advanced-management

以前、こちらの旬なQAで紹介した「セキュリティグループに対するOneDrive for Business」のアクセス制限機能も「SharePoint Advanced Management」の管理機能の１つに組み込まれました。
「セキュリティグループに対するOneDrive for Businessのアクセス制限」機能だけを利用したい場合は、「従来と同じライセンスの購入」で利用ができます。
「OneDrive for Business」の禁止（または許可）制御をする「組織（テナント）」に対して「Microsoft 365 E5」または「Office 365 E5」を「１ライセンス」契約すると、SharePoint Online管理センターの「アクセスの制御」画面から設定ができます。（Microsoft 365/Office 365テナントに対して管理者用に「Microsoft 365 E5」または「Office 365 E5」を１ライセンスの契約となり、「全ユーザー」に対しての契約は不要です。「SAM」の全ユーザー契約よりは、管理者だけの契約となる分、お得になります。）
[参考]セキュリティグループによる OneDriveアクセスの制限
https://learn.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/limit-access

既存のIaaS環境とは別の環境を構築する場合の管理方法や構築方法は？

既に構築した IaaS 環境とは別の環境を構築する場合、Azure の仕組み上どういった管理方法になりますでしょうか。また、どういった構築方法になりますでしょうか。

Azure 相談センターの回答

Azure の IaaS（VM）は Azure Portal から新規作成時にリソースグループを選択、もしくは新規作成する選択項目があります。
[参考]クイック スタート:Azure Portal で Windows 仮想マシンを作成する
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-machines/windows/quick-create-portal

VM は規定でリソースグループ単位で作成されるため、VM にマウントするディスクなど含めそのままリソースグループで管理していく方法が考えられます。（分けずに同じリソースグループ内に置くことも可能です）
下記にリソースグループの考え方の概要がございますのでご確認ください。
[参考]Azure portal を使用した Azure リソース グループの管理
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-resource-manager/management/manage-resource-groups-portal

また、Azure は 用途に応じて必要なリソースを組み合わせてお客様ご自身で構築いただくプラットフォームです。Azure に構築する環境は用途や要件などにもよって大きく異なりますが、下記アーキテクチャーの構成の参考情報がございますので必要に応じてご参照ください。
[参考]Azure アーキテクチャを参照する
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/architecture/browse/

セミナーのご案内

[C&S主催]業務改善に役立つ！Microsoft Power Platformを導入するヒント【テレワーク相談会vol.51】

Microsoft社のPower Platformには大きく4つの製品があります。ローコード・ノーコードでアプリ開発を行える Power Apps、データの分析や可視化を行うPower BI、業務の自動化を行うPower Automate（RPA）、問い合わせ対応などチャットボット構築を行う Power Virtual Agentsです。最近は、非常に多くの方から製品に関するお問い合わせをいただいており、合わせて構築のご相談もいただいております。

本セミナーでは、皆さまのお悩み別におすすめの製品をご紹介し利用方法や活用方法をご説明させていただきます。そして、「ライセンスは買ったけどどうしても活用できない・・」という方向けに、導入支援サービスをご紹介させていただきますので是非ご参加いただければと思います。

■ 開催概要 ■

再開催！Azureやクラウドの概要を理解して、見積もり方法も完全把握！Azure営業の第一歩【Azure 相談会特別開催 営業編基礎レベル】

近年、ニューノーマルの影響もあり、世界中の働き方やマインドが変わり、クラウドもかつでないほど浸透が進んでいます。そんな中で、これからクラウドビジネスに注力していきたいというような会社様が増えています。また、自分のキャリアを考えて、今後はクラウド営業として活躍されたい方も多いのではないでしょうか。

そんな中で、マイクロソフトが提供しているAzureの営業になる基礎を、今回のセミナーでご紹介していきます。「そもそもAzureとは何か」「クラウドの概要とは」というところから入り、Azureのライセンスの考え方や、見積もり方法など、Azureの営業に必要な情報とコンテンツを揃えてお伝えいたします。是非ご参加ください。

■ 開催概要 ■

営業にお役立てください！SB C&Sオリジナル動画

OpenからCSPに移行するためのガイダンス

OpenからCSPにお乗り換えする場合に、いろいろと不明なことが多く通常のCSPは提案しづらいとお悩みではありませんか？そんな方に向けて、新しく『OpenからCSPに移行するためのガイダンス』を公開いたします。ぜひご一読ください。

販売店の皆様へのお願い

2021年12月末で提供を終了したOpenライセンスを使い続けているお客様には、今後は是非クラウド(CSP)でのご提案をお願いいたします！
※Openの後継として、買い切り型のSoftware in CSP をご提案されたいというケースもあるかもしれませんが、Software in CSPはあくまで「365日、どうしてもインターネットに接続できない環境にある」などの特殊な事情をお持ちのお客様向けにリリースされたライセンスです。そうではないお客様には、基本的に通常のCSP(NCE)のご提案をどうぞ宜しくお願いいたします！！

アップセル提案チラシ（不正アクセス対策、EDR、標的型攻撃メール対策）

Teamsの需要も落ち着き、もはやコモディティ化しています。これからより一層Microsoft 365のビジネスを拡大していくには、お客さまのシート単価を上げていくアップセルがキーとなってまいります。

そこでぜひ、現在Microsoft 365 Business BasicやMicrosoft 365 Business Standardをご利用中のお客さまには、Defender for business のご提案をお願いいたします！
提案に役立つチラシを公開中ですのでぜひご活用ください。

Azure 営業提案の仕方を解説

Azureを営業するときに知りたい提案の仕方を、6－7分の動画にまとめました。ぜひ日頃の営業活動の参考にしてください。

インセンティブ体系についての説明資料

マイクロソフトのインセンティブ体系についての説明資料をアップデートいたしましたので公開いたします。

Microsoft 365　初期ドメイン ご確認方法

申請書提出の際に「ドメインがわからない」というお問い合わせを多く頂いております。そこで、Microsoft 365の初期ドメインを確認する方法を動画にまとめました。ぜひご確認くださいますようお願いいたします。

NCEと多段商流についてのご説明（5分動画）

Microsoft 365におけるNCEと、多段商流解禁について、それぞれのポイントをまとめた動画を作成いたしました。
説明会のアーカイブも下記にご案内はいたしますが、ひとまずこれだけは覚えていただきたいというポイントを5分にまとめましたので、お手すきの際にぜひチェックしてください。

Azure セールスガイドを公開

弊社の販売支援体制からインセンティブの手続き、e-Learning コンテンツの案内、よくある質問集など、Azure のイロハを詰め込んだセールスガイドを作成いたしましたので公開いたします。
ぜひAzure の日頃の営業活動にお役立てください。

■Microsoft Partner Letter 発行元
SB C&S株式会社
Office 365・Microsoft 365 相談センター　https://licensecounter.jp/microsoft365/
Azure 相談センター　https://licensecounter.jp/azure/

■おことわり
本メールは、過去に Office 365・Microsoft 365・Azure 相談センター ウエブサイトにて資料ダウンロードやお問い合わせをいただいたマイクロソフトのCSPパートナーのご担当者さまや、主催のセミナーにご参加いただいたマイクロソフトのCSPパートナーのご担当者さま、弊社SB C&S営業担当と名刺交換をさせていただいた方を対象にお送りしております。

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