1. SPLAとは

SPLAとは

SPLAの概要、どのような方に適したプログラムかをご紹介します。

第三者へのソフトウェアサービスの提供を可能にするライセンスプログラム

マイクロソフト製品をパッケージや、ボリュームライセンスで購入した場合、ライセンスはお客さま自社での使用のみが許諾されます。
SPLA(スプラ)は、前述のようなライセンスプログラムとは違い、第三者であるエンドユーザーにマイクロソフト製品のソフトウェアサービスを提供できるライセンスプログラムです。

※SPLA:Microsoft Services Provider License Agreementの略称

第三者へのソフトウェアサービスの提供を可能にするライセンスプログラム

SPLAは主にサービスプロバイダー事業者さまとレンタル事業者さまに適しています

サービスプロバイダー事業者さま

マイクロソフトのソフトウェアに基づくサービスを、インターネットまたは専用回線を通じて、第三者のエンドユーザーに提供するサービスプロバイダー事業者さまに適しています。

メリット:常に最新のバージョンを使用した分だけお支払い

一定額ではなくライセンスを使用した分だけ支払う契約なのでコストがかさみません。エンドユーザーがライセンスを保持する必要がありませんので、サービスプロバイダーさまはエンドユーザーの負担を減らしサービスの利用を促進させることができます。また常に最新バージョンのライセンスを顧客に提供できます。

導入に適したビジネスモデル例
  • ASP/SaaS
  • アウトソーシング
  • ホスティングサービス
  • インターネットサービスプロバイダー
  • データセンターサービス
  • オンラインゲーム

レンタル事業者さま

デスクトップ製品を第三者に提供するレンタル事業者さまにも適しています。

メリット:PCなどと一緒に提供できる

エンドユーザーへの貸し出しに制限のないSPLAなら、PCなどと一緒にデスクトップ製品を提供することができますので、レンタル事業者に最適です。

導入に適したビジネスモデル例
  • PCレンタル事業
  • ハンズオンセミナー
  • PC教室
  • 予備校
  • ビジネススクール
  • インターネットカフェ

主なSPLA提供製品

サーバー製品

  • Microsoft Windows Server
  • Microsoft SQL Server
  • Microsoft Exchange Server
  • Microsoft SharePoint Server
  • Microsoft System Center
  • Microsoft Windows Remote Desktop Services

アプリケーション製品(SAL)

  • Microsoft Visual Studio
  • Microsoft Project
  • Microsoft Visio
  • Microsoft Office Suite
  • ※ レンタルの場合は、別途レンタル契約覚書が必須

SPLA導入のメリット

1.柔軟性

初期コスト不要 使った分だけお支払!

  • 初期コストが不要。毎月使用したライセンス費用のみを支払う、月額従量課金制
  • 月単位でライセンスモデル、ライセンス数の変更が可能

2.バージョンフリー

バージョン問わず使用可能

  • VLSC(マイクロソフト ボリューム ライセンス サービス センター)から無償で最新バージョンのダウンロードが可能
  • 製品の旧バージョンが使用可能

3.充実のテスト利用

デモに最適

  • テストおよび評価期間として、最大90日間無償で利用可能
  • サービスのデモ目的として、最大50人分のユーザーIDを使用可能。
  • 60日間の試用期間中、見込み顧客に無償で製品を提供可能

よくあるご質問

SPLAで提供されている各製品は、どのバージョンまで使用できますか?
SPLAではバージョンの指定はありません。最新バージョンから旧バージョンまでがご利用いただけます。
ただし、マイクロソフトが本製品の新しいバージョンの提供を開始し、サービスプロバイダーさまがその新しいバージョンを使用する場合は新しいバージョンの製品使用権説明書を遵守しなければなりません。
サービス プロバイダーと顧客 (エンドユーザー) の間の商流にソフトウェア サービスリセラーを入れることはできますか。
SPLAでは、該当サービスプロバイダーさまの配下に1階層を上限に、流通経路としサービスの再販を行うことが許諾されています。
ソフトウェア サービス リセラーはエンドユーザーと直接エンドユーザー契約を締結しなければならないため、ソフトウェアサービス リセラーがソフトウェア サービス リセラーに対して再販を行うことはできません。
他のボリュームライセンスと、SPLAライセンスを混在して利用することは可能ですか?
混在での利用は可能です。
ただし、サーバーは物理的にも仮想的にも、ボリュームライセンス所有のユーザーさま専用環境で提供する必要があります。
(ソフトウェア アシュアランスによるライセンスモビリティの場合は、共有ハードウェア環境での提供が可能です。
https://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/licensing-programs/software-assurance-license-mobility.aspx)

また、 同一サーバーに対するアクセスライセンスを、SAL (SPLA)とCAL (ボリュームライセンス)で混在利用することはできません。

「SPLAのライセンスってやっぱり難しい…」そんなときはSB C&Sへ

SPLAライセンスコンサル15年の実績

SB C&Sには、Microsoftのライセンスプログラムの資格を持った、経験豊富な専門スタッフが多数在籍しております。お客さまに最適なSPLA導入のご提案、導入までのサポートをいたします。

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