- Windowsマイグレーション相談センター:HOME
- ブログ
- 徹底解説!ゼロタッチ展開を叶えるWindows Autopilotに必要なライセンス
ブログ
徹底解説!ゼロタッチ展開を叶えるWindows Autopilotに必要なライセンス
2024.03.14
最近では、自社勤務と在宅勤務を両立する「ハイブリッドワーク」が一般的になってきました。
この「ハイブリッドワーク」が一般化したことで、在宅勤務の従業員に対するPC展開や、
セキュリティ対策など情報システム部門の負担も増えてきています。
そこで、Microsoft365のサービスである、「Windows Autopilot」の登場です。
Windows Autopilotを使用することでPC展開や管理作業が効率化されます。
本記事ではWindows Autopilotを導入するためのライセンス体系や、PC展開以外の活用法について
詳しく解説します。
ゼロタッチ展開をスタートさせるためのライセンスガイド
Microsoft 365は、ユーザー規模や利用用途に合わせてライセンスを選ぶ サブスクリプション製品です。
PC展開ツールである「Windows Autopilot」は、「Intune」というデバイス管理サービス機能の一部で、使用するためには「Intune」のライセンスを購入する必要があります。
Windows Autopilotを使用するために最低限必要なライセンスは以下となっています。
Microsoft Entra ID P1+Microsoft Intune
ID基盤サービスであるEntra IDのライセンスと、デバイス管理サービスであるIntuneの
2つのライセンスを購入することで、Windows Autopilotを使用することができます。
※Microsoft365は、ユーザー単位のライセンス管理となりますので、展開するユーザー分のライセンスが必要になります。
また、Windows Autopilotを利用する為の「Microsoft Entra ID P1+Microsoft
Intune」を含むスイートプランも用意されています。こちらのプランは、Officeアプリケーションやドキュメント・ストレージ管理ツールの「SharePoint」や、コミュニケーションツールの「Teams」など様々なサービスを包括したスイートプランです(以下)
Microsoft365であれば、PC展開に限らず業務効率化を含めた導入も可能です。
<法人向けライセンス>
・Microsoft365 Bussiness Premium
・Microsoft365 F1/F3
・Microsoft365 E3/E5
・Enterprise Mobility +Security E3/E57
前述したように、ユーザー規模や利用用途、求めるセキュリティ対策のレベルによって
選ぶ商品の基準は変わります。
もし、Windows Autopilotを使用してみたいけどどのライセンス選択が分からない・・などの
お悩みがありましたら、ぜひいちど当相談センターにご連絡ください。
Windows Autopilotだけ使うんじゃ勿体ない!PC展開後も楽々デバイス&アプリ管理
ライセンスは持っているけど、PC展開用にWindows Autopilotしか使っていない・・・
他にどんなことができるか分からないから使っていない・・・
そんなふうに考えたことはございませんか?
Windows Autopilot機能を有している「Intune」というサービスはPC展開以外にも、情報システム部門の負担を軽減する様々な機能をもっています。ここでは、Windows
Autopilot以外の活用方法について詳しく解説します。 →Intuneの概要についてはこちら
Intuneを使用すると、社内・社外問わず様々な種類のデバイスを一元的に管理することができます。Windows端末だけでなくiOS、Android、Chromebookなど社内にある端末をメーカー問わず対応しています。また、設定次第では端末紛失時にロックもしくはデータ削除をする、USB差し込み禁止等のデバイス制御を遠隔で行う事ができるます。
デバイスだけではなく、業務アプリの配布や個人端末で業務データにアクセスする際に保存機能を制限することもできるので情報漏洩対策としても役立ちます。
このように、情報システム部門の負担軽減や、ユーザーが安心してデバイスを利用することができるので、PC展開を行うWindows Autopilotだけを使用するのは実に勿体ないのです。
Microsoft365には価格改定がある?
豊富な機能を持つMicrosoft365ですが、日本マイクロソフト株式会社が法人向けライセンス及びサービス価格改定を行うことを発表しています。
2024年4月1日より価格改定が適用されます。
<価格の改定の対象>
・Officeなどのオンプレミス製品:現在の利用価格の20%値上げ
・Microsoft365などのサブスクリプション製品:現在の利用価格の20%値上げ
<価格の改定の理由>
今回の価格改定の理由として日本マイクロソフト株式会社は、日本円の為替相場の変動が影響していると発表しました。Microsoftでは、各国の現地価格の影響をもとに、地域間で価格の差がでないよう整合性を保つようにしています。
今回の価格改定は米ドルの水準に近づいた価格に調整したため実施されるとのことです。
そのため、
Windows11のマイグレーションをしたい・・・
新入社員向けにMicrosoft365のサブスクリプション製品を購入したい・・・
と考えられている企業様は、3月中に購入するのがおすすめです!
まとめ
いかがでしょうか?
本記事では、Autopilot導入に必要なライセンスや、PC展開以外の活用方法について詳しく解説しました。活用することで、IT管理がスムーズに行うことができ、デバイス・アプリの管理はもちろんセキュリティ対策として優秀な製品なので、ハイブリッドワークを実施している・これから推進したい企業様にはおすすめの機能です。
ただし、2024年4月より価格改定が決定していますので、ご購入を検討されている企業様はぜひ3月中の購入をおすすめします。
もし、Autopilot導入にご興味がありましたら、当社にて導入サービスを実施しておりますので、ご相談くださいませ。マイグレーションのノウハウが豊富なスタッフがサポートさせていただきます。
→お問い合わせ
SB C&Sについて
SB C&S株式会社は、ソフトバンクグループの原点であるIT流通ビジネスを受け継ぐとともに、市場環境の変化を迅速にとらえ、新たなビジネスモデルを生み出しています。
法人向けには、国内最大規模の販売ネットワークを通じ、クラウドやAIを含めた先進のテクノロジーを活用したプロダクト・ソリューションを提供しています。
コンシューマ向けには、独自の企画・開発力を生かし、ソフトウエアやモバイルアクセサリーから、IoTプロダクト・サービスへと商品ラインアップを拡充しています。