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＜第2回＞ 簡単にデバイスをセットアップ！Windows Autopilotを始めよう　-Autopilot設定編 後編-

2024.07.31

皆さん、こんにちは。Windows Autopilotの設定手順をシリーズ連載としてお届けします。
第2回である今回は、「Autopilot展開プロファイルの作成」、「登録ステータスページの作成」をお届けしますので是非ご覧ください。
第1回目はこちら

前回のおさらい

　前回の記事では「Intune自動登録設定」「CSVファイルのインポート」、「グループの作成」を行いました。

・Intuneの自動登録設定

　　　　　
この設定を予め行うことで、Entra ID参加したデバイスが自動的にIntuneに登録されます。
デバイスの自動登録と共にアプリケーションやプロファイルの展開もスムーズに行えます。

・CSVファイルのインポート


セットアップに必要なデバイスの情報が記載されたCSVファイルをインポートします。
CSVはメーカーから入手するか、デバイスからPowerShellスクリプトを入力することで入手可能です。

・グループの作成


Autopilotでセットアップしたデバイスを自動的に登録するグループを作成します。

Autopilot展開プロファイルの作成

Windowsセットアップ時の構成やOOBEの表示内容などを指定するAutopilot展開プロファイルを作成します。

　　1. 左ペインから[デバイス]-[登録]の順に移動します。[Windows]タブにある[デプロイ プロファイル]をクリックします。

26-image01.png
　　2. [プロファイルの作成]-[Windows PC]の順に移動します。

26-image02.png
　　3.プロファイルの名前を入力し、[次へ]をクリックします。

26-image03.png
　　4.AutopilotデバイスのOOBE構成をします。今回は、言語の設定とデバイスのテンプレート名を設定します。
　　　 言語(リージョン)を[日本語(日本)]にします。デバイス名のテンプレートを適用するを[はい]にします。
　　　名前の入力にて任意の名前を入力します。
　　　 今回は、SBCS+ランダムな4桁の数値になるように設定をします。【%RAND:X%】と入力することで、
　　　”X”で設定した数値分ランダムな4桁の数値が追加されます。

26-image04.png

　　　5.プロファイルを割り当てるグループを追加します。
　　　　組み込まれたグループ下にある[グループを追加]をクリックします。

26-image05.png
　　　　6.先ほど作成したグループにチェックを入れ、[選択]をクリックします。

26-image06.png
　　　　 7.グループが追加されていることを確認し、[次へ]をクリックします。

26-image07.png
　　　　8.設定した内容を確認し、[作成]をクリックします。

26-image08.png
　　　　9.Autopilot展開プロファイルが作成されました。

26-image09.png

登録ステータスページの作成

続いてAutopilotでデバイスをセットアップする際に表示するステータスページの設定をします。
　　1. 左ペインから[デバイス]-[登録]の順に移動します。
　　　[Windows]タブにある[登録ステータス ページ]をクリックします

26-image10.png
　　2. [作成]をクリックします。

26-image11.png
　　3.登録ステータスページの任意の名前を入力し、[次へ]をクリックします。

26-image12.png
　 　　4.アプリとプロファイルの構成の進行状況を表示しますを[はい]にし、[次へ]をクリックします。
　　　　この設定を有効にすると、デバイスセットアップ中に、どの設定が現在適用されているかリアルタイムで
　　　　確認することが可能になります。
　　　　これにより問題が発生した場合にトラブルシューティングも容易になります。

26-image13.png
　 　　　5.登録ステータスページを割り当てるグループを追加します。[グループを追加]をクリックします。

26-image14.png
　　　6.先ほど作成したグループにチェックを入れ、[選択]をクリックします。

26-image15.png
　　　7.グループが追加されていることを確認し、[次へ]をクリックします。

26-image16.png
　　　8.スコープタグは設定せず、[次へ]をクリックします。

26-image17.png
　　　9.設定した内容を確認し、[作成]をクリックします。

26-image18.png
　　10.登録ステータスページが優先度1で作成されました。この結果、指定したグループに適用されたデバイスは、セットアップ時にステータスページが表示されるようになります。

26-image19.png

まとめ

第1回・第2回である今回はAutopilot設定編と題して、設定手順を紹介しました。Autopilotを利用する上での前提条件や
Intuneの自動登録設定、CSVファイルのインポートなど1つずつ紹介しました。
Windows Autopilotを活用することで、デバイスのセットアップを効率化し、スムーズなデバイスの展開を実現できるかと思います。
次回は、デバイスにインストールさせるアプリケーションの設定手順を紹介します。
また、Windouwsマイグレーション相談センターでは本手順の動画バージョンも公開しております。こちらも併せて確認ください。
是非ゼロタッチ展開の参考になりましたら幸いです。
⇒https://www.youtube.com/watch?v=6yLcZzDWty8

お役立ち資料

  • 迫るWindows 10のサポート終了　移行の負担を軽減する“具体策”とは
  • 教育現場の課題調査とWindows11が選ばれる理由
  • Autopilot設定 手順書
  • PCリプレースこれまで通りのやり方を今、見直すべき理由とは
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