
GIGAスクール構想 第2期とは?
文部科学省が推進するGIGAスクール構想は、全国の小中学校に高速通信ネットワークと1人1台端末のICT環境を整備する国家プロジェクトです。
2024年度からの「NEXT GIGA」では、校内外問わず生徒の学習環境をより高度で安全に保つためのネットワーク整備が求められます。

NEXT GIGAの“その先”へ。
SB C&SとCiscoが支える、
持続可能なICT環境
2019年に始まったGIGAスクール構想は、全国の小中学校に「1人1台端末」と校内ネットワークを整備する大規模な教育ICT改革です。
現在進行中の第2期(NEXT GIGA)では、その整備を持続可能に活かすステージへと進んでいます。
SB C&Sは、ICT環境のアセスメントから構築支援、保守サービスまでをワンストップで提供。
Ciscoは、クラウド管理型ネットワークと高度なセキュリティ技術により、教育現場に最適な通信インフラを実現します。
両社の連携により、学校現場の負担を最小限にしながら、安全で柔軟なICT環境をトータルにサポートします。
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1ネットワークの整備
授業中に生徒がストレスなく端末を使えるよう、高速かつ安定した校内ネットワークの整備が必須に。
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2ネットワーク機器の管理・監視
通信トラフィックの増加が続く中、ネットワーク構成や接続端末の“見える化”と一元管理が求められています。
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3クラウド環境(SaaS)を利用する際の安全性
授業・連絡・成績などのクラウド活用が進む一方で、校内外を問わないセキュリティ対策が必須です。
NEXT GIGAの要件を、現場レベルで実現するCiscoの教育ICTソリューション
GIGA SCHOOL SECURITY

学校のICT環境には、地域性や児童数、学習スタイルに応じた柔軟かつ持続可能な設計が求められます。Ciscoのクラウド管理型ネットワークと統合セキュリティソリューションは、小規模校から自治体単位の大規模導入まで対応可能です。
さらに、SB C&Sによる構成提案・アセスメント・保守サービスを組み合わせることで、ネットワークの設計から構築、導入後の運用サポートまでを一貫して支援する体制が実現できます。
また、校内ネットワークの基本整備からセキュリティ強化、クラウド管理の効率化まで、学校ごとのニーズに合わせて柔軟にカスタマイズ可能です。
導入例
中規模校向けモデルケース
- 学校規模
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児童数 約300〜500名程度
(1学年3〜4クラス想定)
- 学校端末数
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約500台
(児童1人1台+教職員端末)
想定活用シーン
教育の現場で起こり得る通信セキュリティに関する様々な課題を解決します。
- 通信の不安定さ
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- ・授業中に通信が切れる/重くなる
- ・動画教材が途中で止まる
- セキュリティ不安
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- ・家庭学習中の端末管理が難しい
- ・不適切サイトアクセスの制御が弱い
- 運用の属人化
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- ・ICT担当が1人で限界、機器状態が把握しきれない
- ・トラブル時の対応に時間がかかる
- ログやアクセスの管理
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- ・誰がいつどこにアクセスしたか分からない
- ・不正利用やトラブル時の証跡が残らない
POINT
ネットワークとセキュリティを一元管理し、シンプルな運用で状況をすぐに把握。安定した通信と強固なセキュリティを学校現場に提供します。
ソリューション構成
教育の現場で起こり得る通信セキュリティに関する様々な課題を解決します。

- Cisco 8000 series Secure Router
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高度なセキュリティ、AI を活用した自動化、耐量子暗号で実現するパフォーマンス、シームレスなクラウド管理、費用対効果の高い拡張性を実現します。

- Cisco Wireless 9170 Series Access Points
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シームレスなクラウド管理による拡張性に優れたワイヤレス環境、信頼性の高いWi-Fi 7パフォーマンスを提供します。

- Cisco Catalyst 9300 Series Switches
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高いパフォーマンスと拡張性を備え、マルチギガビット対応ポート搭載モデルなど幅広いラインナップによりさまざまなお客様の環境に提案できます。C9300LMモデルはクラウドにより一元管理が可能です。

- Meraki MS Switches
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信頼性とパフォーマンスを兼ね備えたクラウド管理型スイッチです。簡単な設定と直感的な管理を実現。ゼロタッチプロビジョニングや詳細なトラフィック分析機能を備え、効率的なネットワーク運用をサポートします。

- Cloud-managed smart automation button
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クラウド管理型のボタンデバイスです。ワイヤレス接続とシンプルな設計により、ドアの開閉、緊急アラートの送信、カスタムアクションのトリガーなど、多様な用途で活用可能です。災害時に必要となる00000JAPANをボタン一つで有効/無効の設定が可能です。
- OCX ネットワークアセスメント
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ネットワーク速度の低下や接続切れ、無線環境の不安定など、ネットワーク課題を包括的に解析し、不安要素を特定するためのサービスです。測定範囲はローカルからインターネットまで有線・無線両方をカバーしています。事前ヒアリングに基づく詳細な調査項目には、Wi-Fi品質、応答速度、レイテンシ、パケットロス、チャネル変更イベント等が含まれ、顧客の負荷を最小限に抑えたパッケージサービスを提供します。

- Internet Security
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クラウド内の複数のセキュリティ機能を統合し、パブリックSaaSアプリケーション(アプリ)、データセンターやプライベートクラウド内のプライベートアプリ、そしてインターネットなど、あらゆる場所からリソースにアクセスするユーザーを保護します。
学校、自宅、外出先など、働く場所を問わず、安全で透明性の高いユーザーエクスペリエンスを確保できます。
学校からインターネット、クラウドへ接続する際のセキュリティであるSSE(セキュリティサービスエッジ)コンポーネント「SWG、CASB、FWaaS」や、必要に応じてリモートからの接続をセキュアにするプライベートアクセス機能もご利用いただけます。
SB C&Sだからこそ届けられる、Ciscoの力を活かした教育ICTソリューション。
「つながるだけでなく、まもれる」「管理できる」「安心して任せられる」ネットワークを、学校に。