はじめての Meraki セミナー:トラブルシュート編Cisco Meraki でネットワークのトラブル解決を迅速化。
オンサイト対応は過去の常識に
クラウドを活用したリモートからのトラブルシューティングで拠点ネットワークの管理を効率化する『はじめての Meraki セミナー』がオンラインで開催されました。
セミナーでは、トポロジー図を使ったネットワークの構成情報のリアルタイム把握、クラウドを経由したパケットキャプチャの解析、問題の切り分けなど、従来のオンサイト対応の常識を変える Cisco Meraki の機能が紹介されました。
現在オンデマンドで配信している本セミナーの見どころやポイントをご紹介します。
目次
「先ず移動」から「先ずクラウド」へ。Cisco Meraki のダッシュボード
ネットワーク管理におけるオンサイト業務の中でも、特に担当者の負荷が大きいのが障害発生時の対応、すなわちトラブルシューティングだ。多くのアクセスポイントなどを管理しなければならない無線ネットワークでは、その管理はさらに煩雑になるため、これまでの障害対応では「ネットワーク機器の動作確認などは現地に行かないとできない」というのが共有認識になっていた。この状況を大きく変えてくれるのが Cisco Meraki だ。
ネットワーク上のトラブルを解決するためには、まずネットワークの全体構成を正確に把握しておかなければならない。Cisco Meraki の「トポロジー図」の機能を使えば、ネットワークにアクセスする拠点、端末、ユーザーなど、時間ととも変化し続ける情報を、常に最新の状態で管理ダッシュボードから確認することができる。しかも、これらを遠隔からリアルタイムに確認できることにより、構成図や管理資料が最新状態に追いついていないといった問題を根本から改善していくことができる。
リモートで実現するパケットキャプチャと原因究明
ネットワークのトラブルシューティングで多くの管理者を悩ませるのが「管理画面上では正常に見えるが、やはり何かがおかしい」という状況だ。こうした問題の切り分けを行うためには、パケットキャプチャが必要になる。
例えば DHCP の衝突のようなアクシデントでは、従来はパケットキャプチャをとるためにエンジニアが現地に出向く必要があった。だが、これも Cisco Meraki であればリモートからの対応が可能になっている。
ある通信をキャプチャしたい場合、管理ダッシュボードからクラウド経由でキャプチャを実行。そのファイルをダウンロードして解析するといった一連の作業をリモートで行うことができる。その結果、障害の発生から対応・復旧までのリードタイムは大幅に短縮することができる。
予期しないネットワーク利用、迅速なヘルプデスク対応
ネットワーク自体の障害ではないが、もともと想定していないユーザーのネットワーク利用などにも、管理者は迅速に対応しなければならない。Cisco Meraki は、個々のユーザーの利用状況をリアルタイムで把握し、原因究明ができる点でも大きな貢献を果たしてくれる。
帯域の使用量が急激に上昇している場合など、Cisco Meraki の管理ダッシュボードはどのアプリケーションが帯域を使用しているかをグラフで表示してくれる。そこからドリルダウンして、アクセス先や時間帯、ユーザーの位置情報などが把握できるという。このダッシュボードにより「繋がらない」「なんとなく重い」といった問い合わせがヘルプデスクに殺到しても、迅速な対応が可能になるのだ。
サポートセンターとのスムーズな連携
ネットワーク障害の中には、管理者自身では対応が困難なものもある。こうした場合、マニュアルを読み返すのは煩雑だと考える管理者にとって、頼りになるのが Cisco Meraki のサポートセンターだ。
管理ダッシュボードを通じて問い合わせを行うことで、契約情報やネットワークの構成情報、動作ログなどはすべてクラウド上で共有されているので、迅速な初動対応が可能になる。サポートセンターへの状況説明などのやりとりにストレスを感じることなく、迅速な解決が見込める。
ライブ Q&A で飛び交う現場の疑問と解決策
デモが終了した後の Q&A では、セミナーの参加者から「こういう可視化はできるのか?」「こういった不具合にはどう対応するのか?」など、日々の現場でよく起きる管理者の視点で多数の質問が寄せられ、Cisco Meraki への関心の高さがうかがえた。
これら一連のリモート対応や効率的なサポートの背景には、「すべてをクラウド上で管理する」という Cisco Meraki のコンセプトがある。これまでのようにオンサイト対応に大きな労力を費やすことなく、ネットワークをシンプルに管理したいという要望に応えられるはずだ。ぜひセミナーにてインタラクティブなやりとりに参加してみてはどうだろうか。
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はじめての Meraki セミナー:
トラブルシュート編
拠点ネットワークのトラブルシュートや、利⽤者からの問い合わせ対応など、クラウド活用による運⽤のシンプル化をデモを交えてご紹介します。