実践・MerakiセミナーAIでネットワーク運用はどう変わる?
MerakiとAIで進化するトラブルシューティング

「ネットワークが遅い」「無線につながらない」「何から調べればいいのかわからない」。ネットワーク運用では、こうした問い合わせに対して、管理画面やログを確認しながら原因を切り分けていく必要があります。
Cisco Merakiでは、クラウド上のDashboardからネットワークの状態を確認できます。そして今、その運用をさらに支援しようとしているのがAIです。
2026年8月27日に開催された本セミナーでは、Meraki DashboardとAIを組み合わせることで、日々のトラブルシューティングがどのように変わるのか、実際のデモを交えてご紹介しました。

AIでネットワーク運用はどう変わる? MerakiとAIで進化するトラブルシューティング

現在オンデマンドで配信している本セミナーの見どころやポイントをご紹介します。

Dashboardで見える。でも、どこを見ればいい?

Cisco Merakiでは、端末の接続状態やアクセスポイントの稼働状況、過去の障害履歴など、ネットワークに関するさまざまな情報をDashboardから確認できます。
しかし、情報が見えるようになっても、障害が発生した際に「この症状なら、まずここを見る」「この結果なら、次はここを確認する」と判断するには、担当者の知識や経験が必要です。
そこで今回のセミナーでは、「その“どこを見る?”をAIに手伝ってもらえないか?」という視点から、MerakiとAIによるトラブルシューティングを見ていきました。

Dashboard/AI Assistant

「無線につながらない」をAI Assistantに聞いてみる

最初のデモは、「パソコンが無線LANにつながらない」というよくある問い合わせです。
通常であれば、対象端末を特定し、接続状態やログ、アクセスポイントの状態などを順番に確認しながら原因を探していきます。
Merakiでは、AI Assistantにチャットで質問することで、Dashboardが持つ端末の状態や過去の障害履歴などをもとに調査を進めることができます。
操作も特別なものではなく、普段使っている生成AIのように、日本語で気軽に問いかけることができます。
さらにAI Assistantは原因を回答するだけではなく、「ほかに確認すべき項目はないか」「次に何を調べればよいか」といった次のアクションも提示します。
経験豊富なエンジニアが自然に確認しているポイントをAI Assistantが補完することで、担当者による経験の差を埋めることが期待できます。

AI Assistant/クライアント分析画面

AIがパケットキャプチャまで取得・分析

ネットワークのトラブルシューティングでは、Dashboardやログだけでは原因を特定できず、パケットキャプチャが必要になることがあります。
これまでは、必要なタイミングでキャプチャを取得し、その内容を解析するために専門的な知識が必要でした。
今回のデモでは、Merakiが必要なパケットを取得し、AIがその内容まで分析する様子をご紹介しました。分析結果についても、AI Assistantとのチャットを通じて確認できます。
また、直前の通信情報も保持しているため、問題が再現するまで待ってから取得する必要もありません。
セミナーでは、この仕組みを「ドライブレコーダーのようなもの」と表現しました。正常時と異常時の違いを確認しやすくなり、障害の切り分けを効率化できます。

Intelligent Packet Capture

明確な障害がなくても「次に見る場所」を支援

ネットワークトラブルでは、必ずしも明確なエラーが出るとは限りません。
「なんとなく遅い」「今日は調子が悪い気がする」といった場合には、複数のログや状態を比較しながら、普段との違いを推測していく必要があります。
MerakiのAssuranceでは、ネットワーク全体の状態から問題が起きている可能性のある場所を把握し、そこから対象となるネットワークや端末へドリルダウンしていくことができます。
そして、ここでもAI Assistantにチャットで問いかけながら、「まず、どこを見るべきか」「次に何を確認すべきか」を整理できます。
一般的なネットワークの知識だけで回答するのではなく、実際に運用しているMeraki環境を踏まえて答えてくれることがポイントです。

Assurance Overview

AI Assistantが人の知識・経験とMerakiの情報を橋渡し

セミナーのデモ終了後には、参加者からMerakiのAIについてさまざまな質問が寄せられました。
AI Assistantはどこで動いているのか、日本語で質問できるのか、何を見て回答しているのか、どのライセンスで利用できるのかなど、実際の運用を意識した質問が中心です。

今回のセミナーを通して見えてきたのは、「AIがネットワーク管理者の代わりになる」という姿ではありません。
Meraki Dashboardによってネットワークの情報は見えるようになりました。一方で、「どこを見るか」「どう解釈するか」「次に何を調べるか」には、人の知識や経験が必要です。

そこでAI Assistantが、担当者とMerakiの情報の間に入ります。
・わからないことをチャットで聞く。
・AI AssistantがMerakiの情報をもとに整理する。
・原因の推測や、次に確認すべきことを返してくれる。
こうした手軽なやり取りによって、ネットワーク運用のハードルを下げていくことができます。

まとめ

AI Assistantが、人の知識・経験とMerakiが持つ情報を橋渡しする
今回のセミナーを通じて見えてきたのは、そんなAIを活用した新しいネットワーク運用の姿でした。

Cisco Merakiは、ネットワークの設定やログ、稼働状況などをクラウド上で一元的に管理しています。だからこそ、AI Assistantと組み合わせることで、日々のネットワーク運用をさらにシンプルにしていくことができます。

ぜひオンデマンド動画で、AI Assistantとの実際のやり取りもご確認ください。

詳細は動画で
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AIでネットワーク運用はどう変わる?
MerakiとAIで進化するトラブルシューティング

AIでネットワーク運用はどう変わる? MerakiとAIで進化するトラブルシューティング

Meraki DashboardとAI Assistantを活用し、「無線につながらない」「何から調べればよいかわからない」といった日々のトラブルシューティングがどこまで変わるのかを、実際のデモを交えてご紹介します。