【Cisco Meraki通信第13回】Wi-Fi 7といえばCisco Meraki!お手頃価格のモデルも登場
Cisco Meraki通信 第13回です!
今回は今ホットなWi-Fi7対応のAPについてご紹介します!
Cisco MerakiシリーズにもWi-Fi7対応のAPが登場しています。
最近ではローエンドモデルのCW9172シリーズも新しく登場しました。
そもそもWi-Fi7とは
Wi-Fi 7はWi-Fi6/6eをベースに作られた、通信速度・通信品質が大幅に進化した最新のWi-Fi規格のことです。以下、Wi-Fi 7の特長を3つに分けて簡単に解説します!
Wi-Fi6と比較して、下記の進化を遂げたことで高速通信を実現できるようになりました。
【チャネルボンディングの拡張】
チャネルボンディングが160MHz→320MHzに拡張され、大量のデータを高速で送受信可能に。(道路の車線数が2倍に)
※チャネルボンディングとは複数のチャネルを束ねて利用することで通信を高速化させる技術です。
【空間ストリームスの増加】
アンテナ本数が8本→16本になったことで、より多くのデバイスを効率的に接続可能に。(道路自体の本数が2倍に)
【送信情報量の増加】
1つの信号で送信できる情報量が10bit→12bitに増え、一度により多くのデータを送れるように。(トラック一台当たりの積載量が1.2倍に)
MLOとはWi-Fi 7で採用された新しい通信技術で、複数の周波数帯域を同時に利用して通信を行う仕組みです。例えば下記のようなことが可能です。
【複数の周波数帯域を同時利用】
2.4GHz、5GHz、6GHzといった異なる周波数帯域を同時に使用することで、通信速度を高めることが可能に。
【利用帯域の柔軟な切り替え】
混雑している周波数帯域を避け、高品質な周波数帯を優先して利用することで、通信の安定性の確保を実現。
もちろんCisco MerakiのWi-Fi7機種はどちらの機能にも対応しています。
Wi-Fi6eから新たに利用可能になった6GHz帯にももちろん対応しています。
6GHz帯のポイントは下記です。
【干渉の少ない通信環境】
6GHz帯は、従来の2.4GHzや5GHz帯と異なり、家電製品や航空・気象レーダーなどの電波と干渉しにくいため、安定した通信が可能。
【通信が混雑しにくい】
帯域幅が広く、通信は6GHz帯に対応した機器からのみとなるので、通信の混雑による電波干渉を受けにくい。
以上Wi-Fi7 APの特長の解説でした!
こんなに高性能で最新のAPは、やはり価格が高いのではと思われるかもしれませんが、Cisco Merakiではかなりお手頃なローエンドモデルのWi-Fi7 APがございます!
その名も、先ほど冒頭でご紹介したCW9172シリーズです。天井取付け型の「CW9172I」と壁面取付け型の「CW9172H」の2種のモデルがあり、店舗や小規模オフィスに最適なWi-Fi7 APです。CW9172Iについてはなんと13万円台でご購入可能です!!他メーカーと比較してもかなりお買い得です!(案件登録でよりお安くなる可能性がございます。)
具体的な価格の確認はこちら
https://cas-cone.it-ex.com/c1/xhtml/scr/c1is/C1IS01001D.xhtml?gid=C1IS02021D&hnc=XS3B000351
詳細のスペック確認はこちら。※日本語で確認するためには翻訳設定する必要がございます。
https://documentation.meraki.com/MR/MR_Overview_and_Specifications/CW9172I_Datasheet
製品のお見積りについては下記お問い合わせボタン、もしくはSB C&S株式会社担当営業までお気軽にお問い合わせください。
また、Wi-Fi7導入にあたり、AP本体だけでなく、利用するクライアントが必要機能をサポートしているかを確認する必要がございます。このような構成の相談についても弊社で承りますので、お気軽にご相談ください。
ちなみにCW9172シリーズにぴったりなスイッチとしてMeraki MS130シリーズがございます! ただいまキャンペーン中でかなりお買い得となっておりますので、あわせてご提案いただければと思います。(CW9176以上の上位モデルにはMS150シリーズ、C9300-Mシリーズをおすすめします。)
以上、Cisco MerakiのWi-Fi7 APのご紹介でした。現状Wi-Fi7を利用できる環境が整っていないとしても、Wi-Fi規格の下位互換性があるためWi-Fi6、6eのAPとして利用し、将来的に移行することも可能です。
最新のWi-Fi7 APについてはぜひCisco Merakiでご提案ください。