トレンド&ニュース Vol.11 (5月後半)

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こんにちは!
今回の記事ではAzureの評価に関する調査、そして活用事例を中心にご紹介。競合サービスとの比較や、現場での利用状況を知ることで、今後のAzure活用にお役立てください!

今後利用したいNo SQL第1位にAzure DocumentDB

IT調査・コンサルティングのITRが従業数100人以上でビッグデータを活用している国内企業のデータベース管理者を対象とした、NoSQLの利用動向に関する調査結果を公開しています。そのレポートによると「今後利用したいNoSQL」という問いに一番多かった答えがAzure DocumentDB。今後、IoTが浸透し、データが増え続けることが予想される中、NoSQLは注目の技術。Azureへの期待の高さがうかがえます。

ITRのNoSQLの利用動向に関する調査結果に関する記事はこちら
http://japan.zdnet.com/article/35063793/

他社サービスからスムーズにAzureへ移行できるAvailability on Demand(AoD)

Azureを用いたアプリケーションの作成は簡単でも、使用中の運用環境をクラウド上に移行するのはなかなか難しい作業です。そこで力を発揮するのが、Azure Site Recoveryの機能の一つとして提供されている、AoD。これを使えばVMwareや 物理環境など、現在ご利用の環境をAzure上に簡単に移行できます。AoDでは難しい作業は必要なく、ほんの数分の移行作業で快適な利用環境を確保することが可能。31日間の無料期間もありますので、ぜひこの機会にご検討してみてはいかがでしょうか。

AoDを用いたAzureへの移行に関する記事はこちら
http://blogs.msdn.com/b/windowsazurej/archive/2015/05/14/seamless-migrations-into-azure-with-availability-on-demand-aod.aspx

Azure活用事例:地域を活性化させるサービスサイトの基盤にAzureを利用

Azureは地域活性化にも一役買っています。愛媛県が運営する「愛媛マルゴト自転車道サービスサイト」では、国内外の自転車愛好家に向けて、県内自転車道の情報やユーザーからの投稿を、Azureを基盤にしてSNSや県のブログへ自動で再配信しています。サイトの認証機能や、投稿情報を管理するストレージサービス、SNS連携、地図サービス連携など、多岐に渡る機能を同サービスで利用しているようです。

愛媛県と日本マイクロソフトの取り組みに関する記事はこちら
http://japan.zdnet.com/article/35064580/

Azure活用事例:Azureを使って店舗従業員のスキルアップを実現

インナーウェア業界のリーディングカンパニーである株式会社ワコールは、新たなビジネス体制を敷いているようです。現在、その一環として店舗の販売員であるビューティアドバイザーにも、商品紹介だけでなく、イベント企画の交渉など、新たなスキルを身につけようと考えているとのこと。

そこでワコールは各店舗の販売員が自発的に学ぶ環境を構築することを目指しています。Windowsタブレットを配布し、Azure上にコンテンツを配置することで、学習を促すと同時に、そのコンテンツを接客に活用して成果を生み出し始めています。

ワコールのアドバイザーのスキルアップに関する記事はこちら
http://news.microsoft.com/ja-jp/2015/05/18/150518_casestudies-wacoal/

photo:Thinkstock / Getty Images