WHAT’S AZUREMicrosoft Azureとは

オープンなプラットフォームとして
さまざまなサービスを利用することが可能

サーバーやCPUなどインフラストラクチャーの機能を持つIaaS、
そしてアプリケーションの開発環境となるPaaSの2つを合わせて提供します。

Microsoft AzureとはWHAT’S AZURE

Microsoft Azureとは、2010年10月に「Windows Azure」としてサービスを開始したMicrosoft社が提供する
パブリック クラウド プラットフォーム。
コンピューティングからデータ保存、アプリケーションなど、オープンなプラットフォームとして、
さまざまなサービスを利用することが可能です。

AzureはPaaSとIaaSを統合したサービス。サーバーやCPUなどインフラストラクチャーの機能を持つIaaS、
そしてアプリケーションの開発環境となるPaaSの2つを合わせて提供します。
この2つはクラウドサービスの提供者と利用者で管理する範囲が異なってきます。

IaaSとPaaSの管理の違いDifference

IaaSとはInfrastructure as a Service の略で仮想サーバをはじめとした機材やネットワークなどのインフラを、
クラウド上にインターネット経由で作成し利用するサービスです。仮想マシンの OS より上の管理は、利用者が実施。

PaaSとはPlatform as a Serviceの略でアプリケーションソフトが稼働するためのデータベースなどを、
インターネット上に提供されるサービスです。
仮想マシンより上の管理は利用者が実施。

クラウドのメリットMERIT

Azure導入のメリットMERIT

Azure人気機能POPULAR FUNCTION

Azure機能の中でも人気の機能を5つ紹介します。

  • 01Azure Active Directory(Azure AD)

    Azure ADはクラウドベースのセキュリティ基盤であり、多機能アイデンティティ管理サービスです。IDを一元管理し、アプリケーションへのアクセス要求に対して認証と認可を行います。オンプレミスのActive
    Directoryを同期し、シングルサインオンも実現できます。

    【関連記事】
    ・Azure Active Directory(Azure AD)とは?

  • 02Azure DevOps

    Azure DevOpsはDevOpsを行うために必要な環境や有用なツールが揃っているサービス群です。ソフトウェア開発をより効率的に共同で作業するためのツールを組み合わせて使用できます。

    【関連記事】
    ・DevOpsの導入を検討したいとき、はじめに知っておきたいこと
    ・Azure DevOpsで何ができる?サービス概要を解説します
    【関連資料】
    ・DevOpsにはAzure!その理由を徹底解説

  • 03Azure Functions

    Azure Functions はAzureで提供されるサーバーレスアプリケーションです。データの処理やシステムの統合、IoTデバイスの操作、APIで連携されたマイクロサービスの構築に適したソリューションで、マネージドサービスとして提供されています。さまざまな言語で機能を作成でき、サーバーレスにイベント主導の操作を実行できます。

    【関連記事】
    ・サーバーレスアーキテクチャを実現する「Azure Functions」とは?

  • 04Azure Virtual Desktop(AVD)

    Azure Virtual Desktop(AVD)はMicrosoft 純正の仮想デスクトップサービスです。通常、VDI環境を整えるには、仮想マシンのほかにもさまざまな管理コンポーネントを用意し構築する必要がありますが、より簡単に利用することができます。手軽にVDIを始められ、Windows10のマルチセッション接続が可能である点等が特長です。

    【関連記事】
    ・Azure Virtual Desktop(AVD)とは?
    ・AVDはWindows 365と何が違う?

  • 05Azure OpenAI

    Azure OpenAIはAzureにおいてオープンソースの人工知能(AI)が利用できるサービスです。GPT-3シリーズ、 GPT-4シリーズ、Codexシリーズ、埋め込みモデルなどのAIモデルを利用できます。開発者が機械学習に関する高度な知識を持たなくても、AIモデルを容易にアプリケーションへ組み込むことができます。

    【関連記事】
    ・Azure OpenAI Serviceとは?
    ・ChatGPTだけじゃない!Azure OpenAI Serviceでできること

Azureの提供機能一覧FUNCTION

Azureでは、Webアプリ、仮想マシン、ストレージなど、多岐に渡るサービスを組み合わせて利用できます。
お客様のニーズに合わせた構築・運用が可能です。

  • 01コンピューティング

    クラウド上にコンピューティング キャパシティを短時間で手に入れるサービス。ハードウェアを調達することなく、必要な時間に必要なだけ容量を手に入れられます。

    • Virtual Machine

      WindowsとLinuxのVirtual Machineを数分~数十分でプロビジョニング・利用できるサービスです。

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    • App Service

      Web およびモバイル向けのパワフルなクラウド アプリを短期間で作成できます。

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    • Mobile Apps

      モバイル アプリ用のバックエンドを構築およびホストするサービスです。

    • Azure Spot Virtual Machines

      Azureデータセンターの余剰リソースを利用して、Virtual Machineを大幅な割引価格でプロビジョニング・利用できるサービス。検証などで安く利用したい場合におすすめです。

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    • Azure Virtual Desktop

      クラウド上で実行されるデスクトップおよびアプリの仮想化サービス。どこからでも安全なリモート デスクトップ エクスペリエンスを実現します。

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    • Vmware Horizon Cloud on Microsoft Azure

      VMware および Azure Virtual Desktop を使用して Windows デスクトップとアプリをプロビジョニングします。

    • Citrix Virtual Apps and Desktops for Azure

      Citrix および Azure Virtual Desktop を使用して Azure で Windows デスクトップとアプリをプロビジョニングします。

    • Virtual Machine Scale Sets

      ワークロードの負荷に合わせてVirtual Machineを自動スケーリングするサービスです。

  • 02ストレージとBCP管理

    データ、アプリ、ワークロードのために、スケーラブルでセキュアなクラウド ストレージをAzure上で実現できます。クラウド上にデータを保管するため、災害対策も問題なく機能します。

    • Azure Backup

      スケーラブルで安全なクラウドベースのバックアップサービス
      設定が簡単で、あらゆる人的ミス・外部脅威からデータをバックアップし、保護します。

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    • Azure Files

      シンプルで安全、そしてサーバーレスのエンタープライズレベルのクラウド ファイル共有ができます。

    • Azure Site Recovery

      クラウドベースのBCP/DR対策サービスです。

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  • 03セキュリティ

    Azure上のリソースはもちろん、設定することにより、オンプレミス、ハイブリッドクラウド環境の全体管理、あらゆる脅威から守ることができるサービスです。

    • Azure Active Directory

      クラウドベースの多機能アイデンティティ管理サービス。
      ID、アクセス管理、認証機能などを提供するIDaaS(Identity as a Service)です。
      オンプレミスのActive Directoryを同期し、シングル サインオンも実現可能にします。

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    • Microsoft Defender for Cloud

      セキュリティ管理を統合し、オンプレミスとクラウド、他クラウドとAzureといったハイブリッドクラウドの高度なセキュリティ管理をAzure上で実施します。

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    • Azure Sentinel

      AIを活用したセキュリティソリューション。クラウド規模でファイアーウォールや各種サーバーなどからデータを収集し、「SIEM」と「SOAR」を組み合わせて、素早くインシデントを検知します。

    • Key Vault

      キーやその他のシークレットを保護し、制御を維持するサービスです。

    • Azure Information Protection

      いつでもどこでも、お客様の機密情報をより厳重に保護します。

    • Azure Monitor

      Azure とオンプレミスのテレメトリを収集/分析する監視サービスです。

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    • Azure Firewall

      Azure VNetリソースを保護するクラウドベースのマネージドファイアウォールサービスです。

  • 04ネットワーク

    クラウドおよびオンプレミスのインフラストラクチャとサービスを接続し、専用線接続、ファイヤーウォールなど、インターネット接続に必要なものをクラウド上で提供するサービスです。

    • VPN Gateway

      安全なクロスプレミス接続を確立します。

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    • Azure Firewall

      Azure VNetリソースを保護するクラウドベースのマネージドファイアウォールサービスです。

    • ExpressRoute

      Azureとのプライベート接続を実現する専用線サービスです。

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  • 05AI+機械学習

    AI・機械学習関連のアプリケーションを開発するためのサービスです。開発者の知識、開発したい内容に合わせて、レベル・用途の違うものをご利用いただけます。

    • Azure Cognitive Service

      クラウドベースのAIサービスです。AI、データサイエンスの専門知識がなくても、提供されたREST APIやクライアントSDKなどをご利用いただき、画像認識など、各種コグニティブソリューションを作成します。

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    • Azure Cognitive Search

      資格、言語、音声などに関するコグニティブスキルを取り入れ、組み込まれたAI機能をもって、大量なあらゆる種類の情報から探したいコンテンツを特定できます。

  • 06コンテナー

    アプリケーションの開発、管理をコンテナー化し、統合ツールで効率的・自動化された開発を進めるためのサービスです。

    • Azure Kubernetes Service (AKS)

      マネージド Kubernetes を使用した構築とスケーリングサービスです。

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    • Azure Functions

      イベントドリブン型のサーバーレスコンピューティングを実現します。

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  • 07データベースと分析

    エンタープライズレベルのセキュアなマネージド データベース サービスを提供するだけでなく、Azure上では、関連のデータを統合管理するようなサービスや、統合されたデータをその場でその時に分析するサービスを提供しています。

    • Azure SQL Database

      クラウド内のインテリジェントなマネージド SQLです。

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    • SQL Server on Virtual Machines

      エンタープライズ SQL Server アプリをクラウドでホストします。

    • Azure Cosmos DB

      あらゆるスケールに対応したオープン API を備えた、高速な NoSQL データベースです。

    • Azure Healthcare APIs

      クラウドの医療データの保護と結合を支援し、分析によりヘルスケアの分析情報を生成する統合ソリューションです。

    • Azure Synapse Analytics

      Data Warehouseとビッグデータ分析の統合サービスです。

    • Azure Logic Apps

      アプリやデータを統合し、ワークフローの自動化を実現します。

Azureの始め方How to

  • 01Azure利用の目的を確認・利用するサービスを決定

    まずはAzureを利用して実現したいことを確認しましょう。Azure移行する業務範囲、利用したい機能やサービスを把握し、要件を定義します。外部パートナーに作業を依頼する場合は、この段階で見積もりを取りましょう。

  • 02利用するライセンスを決定・サブスクリプションを購入

    Azureのライセンスは3種類あるため、利用プランや期間などを踏まえて、ライセンスを決定します。また、Azureの利用には、契約と課金の基本体系となるサブスクリプションを購入する必要があります。アカウント設定後、プランに合わせてサブスクプリションを購入してください。

  • 03サービスを利用

    利用したいサービスを選択し、仕様と構成を設定することで、サービスを利用できます。オンプレミスからAzureへ移行する場合、Azureにはマイクロソフト純正の移行ツールがあります。クラウド移行の計画から実施するために必要なすべてのAzure移行ツールとガイダンスが用意されています。

  • 04Azureの運用管理

    Azureを管理する便利ツールとして「Azure Portal」があります。Web アプリ、データベース、仮想マシン、仮想ネットワーク、ストレージ、Visual Studio チーム プロジェクトなどを一元管理できます。コストの可視化ができるので、課金状態のモニタリングやコスト削減にも活用できます。

Microsoft Azureの料金についてPRICE

Azure利用料の仕組みUSAGE FEE

Azureの利用料は毎月固定の金額ではなく、利用時間やリソース使用料、拡張機能、サポート利用などにより変動します。

仮想マシンのサイズ
×利用時間
ストレージ
データ量
ネットワーク送信
データ量※1
バックアップ
データ量※2
ルーター起動時間
インスタンス量/月
有償サポート利用分※3

※1:データセンターへの送信データ量(アップロード)は無料です。
※2:バックアップからの復元は通信料も含め費用は発生しません。
※3:有償サポートがOpenライセンスでの支払いはできません。

導入支援メニューIMPLEMENT & SUPPORT

Azure の導入から運用がスムーズに行えるよう、パートナー協業によるさまざまな支援メニューをご用意しております。

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