トレンド&ニュース Vol.20(8月下旬)

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トレンド&ニュース Vol.20(8月下旬)

9月1日は防災の日。今回は自然災害対策に関連し、Azureを活用したDR対策をご紹介。ほかにも、Azureを含むクラウドに関するアンケート結果から、技術者なら見逃せないクラウド業界転職事情まで、クラウドのトレンド情報をお届けします!

サーバー仮想化インフラ市場でマイクロソフトが「リーダー」認定

IT関連の調査会社であるガートナー社がリリースした2015年のサーバー仮想化インフラに関する報告書において、マイクロソフトは見事「リーダー」という称号に輝きました。ガートナー社によれば「マイクロソフトがAzureとの親和性をさらに強化し、将来のリリースでWindowsコンテナをサポートするようになれば、開発チームの成功は今後も拡大し続けるだろう」とのこと。今後、プライベートクラウドプラットフォームと高い親和性を持つAzureは、どのように展開していくのでしょうか。マイクロソフトの戦略に要注目です!

ガートナー社レポートの詳細記事はこちら
http://japan.zdnet.com/article/35068318/

マイクロソフト経営幹部が語るAzureと他社サービスの違い

米マイクロソフトのコーポレートバイスプレジデントを務める沼本健氏が、マイクロソフトのクラウド戦略や他社との違いについて語っています。氏によれば、Azureと他のクラウドサービスの大きな違いは、ひとつはハイブリッドクラウド、もうひとつはエンタープライズにより注力している点であるとのこと。この差別化にはいったいどのような狙いがあるのでしょうか。詳しくはこちらの記事で御覧ください。

沼本氏のインタビュー記事はこちら
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atclact/active/14/368541/080200095/?ST=act-cloud&act08

現場に聞いたクラウド事情、調査結果発表

2015年7月にITProで行われた、パブリッククラウドサービスに関する2つのアンケート調査「"現場"が選ぶ『クラウドNo.1』はこれだ」「クラウド導入時の不満は何ですか?」で、Azureを「システム開発案件で選択肢に含める事業者」としてあげた回答者は、52.8%。過半数を超え、クラウドの定番製品と言っても過言ではないでしょう。また同アンケートでは、クラウドを導入する目的、導入・運用していく上で必要な情報やノウハウの入手方法、などさまざまな角度からクラウドの活用法を調査しています。クラウド事情を把握しておきたい方はぜひご覧ください。

アンケートの結果記事はこちら
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/watcher/14/334361/073000334/

クラウド業界に転職できる技術者の特徴とは

IT産業において、いま最も大きな変化の只中にあるのが、クラウドコンピューティングの世界です。この状況を反映し、IT職の転職情報サイトDice.comの2015年度調査によれば、IT職において給料が高い上位5つのうちの2つまでがクラウド関連とのこと。クラウドコンピューティングを取り込もうとする企業が増えていることもあり、クラウドの知識を持った技術者に対する需要はますます増えていきそうです。では、実際にそのようなチャンスに恵まれる技術者にはどのような特徴があるのでしょう? 詳しくは記事をどうぞ!

クラウド業界の転職関連記事はこちら
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1508/05/news05.html

Azure Site Recovery で実践するDR対策

2011年の東日本大震災を契機に、さらに重要性が増した企業のBCP/DR対策。この記事では、AzureのサービスのひとつであるAzure Site Recovery(ASR)を使って、クラウド上にDR環境をつくる方法を紹介しています。今回は、ASRの設定から始まり、保護すべき仮想マシンの登録、レプリケーション設定方法までを紹介。BCP/DRでAzureの活用を検討しているシステム担当者は必見です!

DR環境構築方法の紹介記事はこちら
http://blog.nextscape.net/archives/Date/2015/07/2012Hyper-V_ASR

photo:Thinkstock / Getty Images