トレンド&ニュース Vol.13 (6月中旬)
2015.06.12
こんにちは!
今回は、前回に引き続き、日本マイクロソフトの開発者向けイベント「de:code 2015」で紹介された情報に加え、新たにリリースされたサービスを中心にピックアップ! また、IoTの領域で進んでいるソリューション開発に向けた取り組みも要チェックです!
de:codeのキーノートセッションが動画配信
盛況のうちに幕を閉じたde:codeのキーノートセッションが公式サイトで公開されています。今回は「進化するエンジニアへ ~ テクノロジが創りだす未来と価値 ~」と題して、最新ITテクノロジーとツールを活用した創造をテーマにセッションが展開されています。惜しくも参加できなかった方はこの機会に、ご覧になってはいかがでしょうか。
キーノートセッションの動画はこちら
http://channel9.msdn.com/events/de-code/decode-2015
「IaaS設計の最新ベストプラクティス」セッションレポート
de:codeでは最新技術だけでなく、クラウド移行の成功事例など、幅広くAzureの情報が紹介されていました。こちらの記事では「コンサルティングの現場から見えてきたAzure IaaSインフラ設計の最新ベストプラクティス」と題したセッションをレポートしています。クラウド移行時に必要な心構えや知識やセキュリティ面のAzureならではの強みが紹介されており、初心者を含め幅広い層の方にオススメの記事となっています!
IaaS設計のベストプラクティスを紹介した記事はこちら
http://blog.nextscape.net/archives/Date/2015/06/0601decode
Azure SQL Database でフルテキスト検索機能のプレビューを提供開始
Azure SQL Database を使用してデータを保存・管理するユーザーが増えています。それに伴い、大量のデータを管理するアプリケーションを利用する上で、データベースプラットフォームに統合された高速で堅牢な検索機能を求める声が高まっています。そんな中、Azure SQL Database V12 で、ついにフルテキスト検索機能のプレビューの提供が開始されました!
さまざまなアプリケーションで利用できるこの機能の概要と現時点での制限事項をご紹介します。
フルテキスト検索機能の概要がわかる記事はこちら
http://blogs.msdn.com/b/windowsazurej/archive/2015/06/01/full-text-search-is-now-available-for-preview-in-azure-sql-database.aspx
AzureをさらにパワーアップさせるExpress Routeの詳細を紹介
今春発表後、注目を集める閉域接続サービスのExpress Route。今回、ネットワークのパフォーマンス、予測可能性、プライバシーを向上させ、グローバルな接続に対応したExpressRoute Premiumがリリースされました。このExpressRouteアドオンでは最大 10,000 回線をサポートし、大規模な企業のグローバル ネットワークにシームレスに接続することができるようになります。また、Office 365に対応するなど、新規サービスや機能が多数追加されています。
Express Routeの新サービスなどを解説した記事はこちら
http://blogs.msdn.com/b/windowsazurej/archive/2015/06/01/new-networking-capabilities-for-a-consistent-connected-and-hybrid-cloud.aspx
日野市の小学校で、Azureを実証研究に活用
東京都日野市、信州大学、東芝、シャープビジネスソリューションそして日本マイクロソフトは、児童の学習履歴データを活用する産学官連携の実証プロジェクト「ひの@平山小」を開始しました。これは、児童が自宅のタブレットを学校に持ち込んで学習に使うという想定のもと、学校と自宅での連続した学習履歴を蓄積していくことなどを目的としています。日本マイクロソフトは、この実証実験に対して、学校と家庭の両方で学習を継続するための基盤、および学習履歴データを蓄積する基盤として、AzureのほかにOffice 365 Educationを提供します。
実証プロジェクト「ひの@平山小」の記事はこちら
http://japan.zdnet.com/article/35064914/
東芝製センサーとAzureが連携したソリューション
東芝は6月3日、米Microsoftと、IoTソリューション分野で提携することで合意したと発表しました。センサーなど東芝のIoTデバイスとAzureを連携させ、データを収集・分析するIoTソリューションを、今年中に複数の事業領域で提供する方針です。まずは年内に、物流市場向けに東芝のセンシングデバイスで測定したデータをAzureで収集・分析するソリューションを提供する見込みです。
東芝と米Microsoft の提携に関する記事はこちら
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1506/03/news124.html
photo:Thinkstock / Getty Images