トレンド&ニュース Vol.22(9月中旬)
2015.09.15
9月2日~4日、日本マイクロソフト 過去最大規模の新イベント「FEST 2015」が開催されました。今回は「FEST 2015」での発表内容と「勉学の秋」にぴったりのAzureの理解が深まるコンテンツやセミナーをご紹介します。いまや、クラウドに関する知識や情報はシステム担当者にとって欠かせないもの。この機会にクラウドの知識とトレンドを蓄え、スキルアップを目指しましょう!
日本マイクロソフト、クラウドの販売戦略を発表
「FEST 2015」で、Azureを含むクラウドの販売戦略が発表されました。それによると、競合他社と異なり、マイクロソフトはパートナー経由での販売を強化していくとのこと。「(競合他社が進めるように)一社がすべてのエンドの顧客を管理できるとは思わない。そこで、パートナーとともにエコシステムをつくり上げていく戦略をとっている(日本マイクロソフト執行役常務 高橋明宏氏)」 さらに、各パートナーが持つソリューションに、Office 365のようなマイクロソフトのサービスを組み合わせてパッケージ化し、1つのサービスとして顧客に提供できる施策もスタートさせるなど、新しい試みにもチャレンジしていくようです。エンドユーザーへの充実したサービスの提供が期待できる、マイクロソフトのパートナー戦略から目が離せません!
マイクロソフトの戦略を紹介した記事はこちら
http://ascii.jp/elem/000/001/045/1045325/
「FEST 2015」のセッション資料公開中!
「FEST 2015」関連情報をもうひとつ。パネルディスカッションや導入事例の発表など、盛りだくさんのセッションが行われた「FEST 2015」ですが、このときに使用された資料が、ただいま公開中です! BtoBビジネス、社内システム改善、社会貢献に関する事例など、多くの方にとって関心のある資料を見つけることができるのではないでしょうか。また、「Microsoft Business Connection」では、キーノートおよびハイライトセッションが無料動画にて公開されています。
「FEST 2015」で使用された資料はこちら(「コレクション」のカテゴリからご確認ください)
https://docs.com/microsoftjapan-
キーノートおよびハイライトセッションの無料動画はこちら(視聴には会員登録が必要です)
https://www.microsoft.com/japan/msbc/Express/contents/event/fest2015report/
人気のコンテンツ「Azure Quest」がパワーアップして復活!
Azureについて、広範囲なノウハウを習得できると話題を呼んだ「Azure Quest」が、より充実した内容になって復活! ID管理やデータ分析など、導入の際に便利なTIPSを動画でご紹介しています。より詳しく知りたい方のためにセミナーのご案内やオンライン・フォーラムでの質問も受付中! しかも、現在はAzureを無償で体験できる特典も提供中です。クラウドの導入を検討されている方は、「Azure Quest」に触れてみてください!
Azureでのソリューションを習得できる「Azure Quest」のページはこちら
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/dn912650
自社にとって最適なIT基盤がわかるセミナーが開催!
クラウドの普及によって、企業のIT基盤の選択肢は大きく広がりました。その結果、システム担当者には、自社にとって最適なIT基盤は何かを選ぶ目が求められるようになっています。
日本マイクロソフトで、現実的なクラウド活用法であるハイブリットクラウドの概要から始め、VMware、vCloud Airなど各社の基盤と比較しながら、企業のIT基盤にとって最適な環境とは何かをご紹介するセミナー「クラウド、仮想化、何が自社に最適か? VMware と比較するハイブリットクラウドと仮想化基盤の全貌」が開催されます。社内IT基盤の見直しを検討中の方や、クラウドと社内インフラのハイブリッド化を考えている方はチェックしてみてください!
役立つ情報満載のセミナー情報紹介記事はこちら
https://msevents.microsoft.com/CUI/EventDetail.aspx?EventID=1032650196&Culture=ja-JP&community=0
ビッグデータ処理に欠かせない「Azure Eventhubs」とは
1秒あたり数百万件のイベントを取り込める管理対象のプラットフォームサービス、「Microsoft Azure Event Hubs」。スマートフォンやPC、自動車、家電など、さまざまなデバイスから生成されるビッグデータを処理、分析することが可能です。Azure Machine Learningを扱う際に欠かせないこのサービスについて、画像入りで解説しています。
「Microsoft Azure Event Hubs」の解説記事はこちら
http://blog.nextscape.net/archives/Date/2015/08/eventhubs
「Azure Active Directory Connect」でシングルサインオン環境を構築する
オンプレミスとクラウドの連携、というニーズが高まっている昨今。マイクロソフトが無償提供しているディレクトリ同期ツール「DirSync」と「Azure Active Directory Sync」は、今後バージョンアップされないという発表がありました。
そこで一躍注目を集めているのが、最新のディレクトリ同期ツール「Azure Active Directory Connect」です。今回の記事では、同ツールの機能のうち、シングルサインオンを実現する「Active Directoryフェデレーションサービス」の設定方法をご紹介します。
Office365、Azure ADの運用管理に役立つこと間違いなしです!
Active Directoryフェデレーションサービス設定記事はこちら
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1508/26/news022.html
米MicrosoftがAzureに関する2つのアップデートを発表!
今回、米Microsoftが、パフォーマンスが最適化されるGクラスのVMに新しいタイプを導入することと、計算力に重点を置くDクラスのVMの値下げすることの2点を発表しました。Gクラスに導入されるのは高仕様ストレージを伴う「GS」というタイプで、そのストレージの最大仕様は64TB、毎秒80000I/O、最大スループットは2000MB/sとなります。また、DシリーズVMでは、最大27%の値下げを実施。Microsoftでは、DシリーズをAzure利用の入り口と位置づけており、今後なお一層のユーザ増を図りたいためとしています。
Azureの最新アップデート情報の詳細記事はこちら
http://jp.techcrunch.com/2015/09/03/20150902microsoft-azure-gs-series/
photo:Thinkstock / Getty Images