商流統一による業務効率改善
社内の別々の部署と事業部で
管理していたライセンス契約を
Microsoft Azure CSP に統一
運用負荷とコスト削減
衣料専門店A社

  • Microsoft Azure CSP
  • 運用不可軽減
  • コスト削減

経営の多様化とグローバル化によって、カンパニー制で各事業部に経営の権限を委譲して独自性を発揮させたり、日本の本社と海外拠点の支社でローカルなルールに合わせた経営を展開する企業が増えています。しかし、それぞれの事業所や部署で別々にクラウドを契約すると経理部門ではコスト管理が煩雑です。

東京に本社を置く衣料専門店A社では、東京本社の経理部と新規事業開発部、そして関西エリア事業部で別々にAzureを契約および管理していました。ところが経理部では請求や仕様変更がバラバラのため、管理が非常に煩雑でした。

そこでSB C&Sでは、AzureのCloud Solution Provider(CSP)である強みをいかして、Microsoft Azure CSPプログラムによる運用管理の統一を提案。加えて利用コスト削減の効果を訴求して提案の採用とともに、高い評価をいただきました。

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きっかけ
各事業部や部署でAzureを別々に管理・運用
ライセンス体系も異なり、経理部の悩みに

東京本社の経理部と関西エリア事業部では、継続的にAzureを利用しているためMOSP(Microsoft Online Subscription Program)で契約していました。一方、新規事業開発部では、その時々に応じた開発案件が生じるため、少額の前払い制である「OPEN」のライセンス契約をしていました。

しかし、2つのライセンス体系が混在し、OPENのライセンスは前払い額が足りなくなるとシステムが停止するため費用を加算する必要があり、煩雑でした。

サブスクリプションは、リソースと課金を管理する単位。仮想マシンなどのリソースを
包括している「箱」のようなイメージ。


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施策内容
Azure CSPによる運用の統一管理を提案
加えてCSP価格によるコスト削減効果も訴求

煩雑な管理をスマートにするため、Azure CSPによる運用の一元管理を提案しました。SB C&SがAzureの所有者として、複数のアカウントを管理して負荷を軽減、CSP価格でコストを削減いたします。付加価値としてサポートも可能です。


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結果
Azure CSPによる煩雑さ解消を実現
今後はさらにCSPを展開

バラバラだったAzureの管理と請求はSB C&Sで一元管理するようになり、とても満足いただけました。今後は、Azure Stackなどを利用して、オンプレミス環境のクラウド移行もしくはハイブリッドクラウド化など、Azureの活用実績が豊富なSB C&Sだからこそ可能な提案を継続していく予定です。