Azure+データ回線導入
Azure移行とともに
『SmartVPN』でスピードアップ
クラウドと閉域網の通信で
信頼と安心を獲得
不動産会社C社
- SmartVPN
- ダイレクトアクセスfor Microsoft Azure
各地域に拠点や支社を持ち、セキュアな通信が求められる老舗の大企業では、かつて構築した専用回線による閉域網(VPN)を現在も利用している場合があります。しかし、従来の閉域網では通信回線で十分な速度が得られません。
大手不動産会社C社は、本社の他に複数の支社があり、さらに各地に営業拠点を配置しています。通信業者が提供する閉域網を利用して各社とデータのやり取りを行い、インターネット接続はデータセンターを介していました。Azureの提案でヒアリングしていくうちに浮かび上がった問題は「満足できる通信速度が得られていない」ことです。
そこでAzureの導入とともに、ソフトバンクの閉域網『SmartVPN』および『ダイレクトアクセスfor Microsoft Azure』による複合的な提案を行いました。
1
きっかけ
きっかけはWindows Server 2008のEOS
ヒアリングで閉域網の通信速度の問題を抽出
不動産会社A社に訪問したきっかけは、Windows Server 2008のEOS(サービス終了)対策としてAzureを導入していただく提案でした。しかし、ヒアリングによって閉域網の構成が構築当初のままで、通信速度に対する不満が判明しました。インターネット接続はデータセンターを経由して使っていたそうです。
2
施策内容
インターネット回線を閉域網経由に提案
さらに、『SmartVPN』でデータサービスを実現
お客さまの問題解決を重視し、快適な通信回線の速度を確保するためにインターネット回線はデータセンター経由ではなく閉域網経由に変更する改善提案をしました。その後、ソフトバンクの閉域網である『SmartVPN』によってAzureのExpressRouteに接続する複合的なデータサービス提案に至ります。
3
結果
今後は各支社などのサーバー群をAzureに統合
SB C&Sの総合的なソリューションを展開
通信速度の問題が改善したので今後は、Windows Server 2008以外のサーバー群のAzure移行ならびにSB C&Sだからこそ可能な提案で信頼と安心の獲得に努めます。