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千葉県 佐倉市 さま

VMware NSX でシステム間の通信を制御して、多くの職員が利用する VDI 環境のセキュリティを強化
VMware vRealize Operations (vROps) による運用の⾼度化も実現

  • マルチクラウド

2007年に VMware vSphere を活用した仮想化環境を導⼊して以降、高度な住民サービスを⽀える行政基盤として、安定的な運用を続けてきた千葉県佐倉市。しかし、仮想デスクトップ(VDI)環境を追加して2012年に刷新した第⼆世代の仮想化基盤では、仮想マシンと VDI の増加がシステムのレスポンスに大きな影響を及ぼすようになります。そこで同市は、SB C&S が提供するアセスメントサービス「仮想化健康診断」を実施。その結果をもとに2017年8⽉に稼働した第三世代の仮想化基盤の最適化を図るとともに、VMware NSX のマイクロセグメンテーションによるセキュリティ強化など、さまざまな成果を実現しています。

導入ソリューション

仮想化健康診断
リソースの状況を客観的な数値で可視化することで、次世代の仮想化基盤を最適化。
VMware NSX
NSX によるマイクロセグメンテーションを仮想マシンと VDI の両方に適用することで、分散ファイアウォールによるセキュリティを強化。
VMware vRealize
Operations(vROps)
vCenter Server だけではカバーできなかった仮想環境全体の可視化を実現。

導入効果

導入前の課題
  • 仮想化環境の可視化、リソースの把握
  • インフラの運用効率化、属人化の解消
  • 仮想マシンおよび VDI のマルウェアや標的型攻撃への対策
  • 効率的なバックアップ環境の整備
導入後の効果
  • リソースの増強によるレスポンスの向上
  • 職員の業務効率向上と満⾜度の向上
  • 情報システム部⾨の運用負荷の軽減
  • マイクロセグメンテーションによる仮想マシンおよび VDI 環境のセキュリティ強化
  • 重複排除による効率的なバックアップ

お客様の声

「250 台の仮想マシンが稼働し、約 1,000 台のクライアントが同時に接続する VDI 環境で、どこか 1 台が攻撃を受けてもシステム全体に影響が及ばないメリットは⾮常に大きいです」
「図書館システムや住民サービスに必要な業務系システムなどを DC に移行して、本庁舎の計画停電時でも出先の機関におけるサービスが継続できる体制を強化していきます」

*所属・役職等は、取材当時のものです。

佐倉市 情報システム課 主任技師 栗澤 俊章 氏

佐倉市
情報システム課 主任技師
栗澤 俊章 ⽒

「システム全体のレスポンスが向上した結果、以前と⽐べて職員の業務効率は向上しています。システムが遅い、インターネットにつながらないといった問い合わせは減り、サポート対応の負担も軽減されています」
「VMware 製品との親和性、またリソースの状況を⼀⽬で把握できるわかりやすい管理画面などからも、vROps の採用は必然的な流れでした。今後は vROps のダッシュボードの使い方や分析のノウハウを習得しながら、より高度な運用体制を模索していく方針です」

*所属・役職等は、取材当時のものです。

佐倉市 情報システム課 主事 鈴⽊ 裕理 氏

佐倉市
情報システム課 主事
鈴⽊ 裕理 ⽒

所在地千葉県佐倉市
概要千葉県北部、下総台地の中央部に位置し、約 18 万人の人口を擁する千葉県佐倉市は、都⼼から鉄道や高速道路で約 1 時間という利便性から、首都圏近郊の住宅都市として発展してきた。江戸時代、佐倉城の城下町として発展した町並みや建物が多く残ることから、2016年には成田市、香取市、銚⼦市と共に「北総四都市江戸紀行・江戸を感じる北総の町並み」として日本遺産に認定されている。
URLhttp://www.city.sakura.lg.jp/
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