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迫りくる「IEサポート終了」問題

サポートが終了するIEに依存したシステムに対応するために、IE互換のブラウザである「Simple Browser」を使用するソリューションです。

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IE モードで IEサポート終了問題が解決できない時にお試しください!

IE 互換ブラウザソリューション

サポートが終了する IE に依存したシステムに対応するために、IE 互換のブラウザである「Simple Browser」を使用するソリューションです。 IE 互換ブラウザソリューション

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IEモードでは上手く動かないアプリやサービスでお困りの時は、IE互換のブラウザを試してみませんか?2023年2月末日まで評価版を無償でダウンロードいただけます。 DL

IEサポート終了まで待ったなし!企業に残された4つの手段

2021年5月にマイクロソフトは2022年6月15日に Internet Explorer (IE) のサポートを終了することを発表しました。サポート終了まで1年しかない中、IE に依存している企業の業務アプリはどうなっていくのか、IE 終了に伴う業務への影響と、その対策について SB C&S のエキスパートが解説します。

三ッ木 恒幸
SB C&S 株式会社
ICT事業本部 ICT事業戦略・技術本部 技術統括部 第3技術部 3課 担当部長
三ッ木 恒幸

Windows 10 を使ってビジネスを行っている多くの企業では、業務に関わる多くのシステムをIEで利用している。しかし、約1年後にそのサポートが終了するとなれば、これまで通りに業務をスムーズに進めていくために何らかの対応を行っていく必要が出てくる。

SB C&S 株式会社の三ッ木 恒幸(ICT 事業本部 ICT 事業戦略・技術本部 技術統括部 第3技術部 3課 担当部長)は、「IE サポート終了に対応するためには、主に4つの手段があると考えられます」と説明する。

1つ目の手段は、このまま IE 11 を使い続けるというものだ。しかし、もちろんこの手段は現実的なものではない。サポートされず、セキュリティパッチも更新されないブラウザを使い続けることはセキュリティリスクを抱えることになる。サポートが終了してしまう以上、今後 IE を使ったシステムを使ってユーザーや取引企業とのやり取りを行うことも、現実的ではないと言えるだろう。

サポート終了を機に新たな挑戦を進めていく

村上 正弥
SB C&S 株式会社
ICT 事業本部 システム基盤推進本部 プラットフォーム推進統括部 仮想化クラウド販売推進部 ソリューション推進課
村上 正弥

2つ目の手段は、これまでのシステムを入れ替えてモダンブラウザに対応できるようにし、システム改修とともに業務効率の見直しや業務改革を行っていく方法だ。働き方改革やクラウドシフトが進み、DX なども注目されている中、攻めの IT 投資を行ってシステム改修やSaaS への移行を行っていくことは、企業にとっても大きなメリットを生む可能性が出てくる。

しかし、三ッ木は、1年しか猶予期間がない中、大幅なシステム改修や SaaS への移行も現実的ではないと説明する。「システム改修にはコストや時間がかかり、SaaS への移行もシステム全体の設計や最適なサービスの選択に時間をかける必要があります。コストや時間をかけずに IE を延命利用するいくつかの手段を使い、将来的にアプリケーションのモダナイズや SaaS 化を目指すほうが賢明だと思います」

IE 延命の手段とその課題

続けて三ッ木は、IE を延命利用する手段として、「サーバ上に用意したブラウザをリモートで利用する」「Microsoft Edge の IE モードを利用する」の2つが代表的な対応だと語る。

3つ目は、Windows Server 上で実行する IE の画面を Remote Desktop Service(RDS)などでリモート接続して各端末で利用するものだ。Windows Server 2019 の IE は2029年1月9日までサポートされているため、「サーバ上に用意したブラウザをリモートで利用する」のであれば、6年半 IE を延命させることができる。

4つ目の、「Microsoft Edge の IEモード を使用する」場合は、これまでの IE に依存したシステムの多くを、これまで通り利用し続けることができる。Microsoft Edge の IE モードも、少なくとも2029年までのサポートが発表されている。

IE に依存したシステムの対応例
IE に依存したシステムの対応方法

しかし、これらの手段も、将来的には Microsoft Edge や Google Chrome などのモダンブラウザへの移行は避けられないだけでなく、ユーザーが複数のブラウザを使い分けなければならないという課題が残るという。「利用するサービスによって使用できるブラウザが異なるということは、複数のブラウザを従業員が手動で切り替えるなどの手間がかかることになります。このブラウザ切り替えは、生産性や利便性の低下だけでなく、セキュリティにも大きな影響がでることに気が付いていない企業が多くあります」と三ッ木氏は説明する。

SB C&S 株式会社の村上 正弥(ICT事業本部 システム基盤推進本部 プラットフォーム推進統括部 仮想化クラウド販売推進部 ソリューション推進課)は、すぐにでも IE のサポート終了対策を行わなければならない企業に対して、次のように話している。「限られた時間が1年しか残されていない中、Windows 10 と IE を利用し、IE でなければ動かないシステムがあるのであれば、すぐにご相談ください。SB C&S は、Windows XP や 7 の終了時など、これまでも IE の各バージョンのサポート終了を乗り越えてきた実績があります。」

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