多彩なライセンスを選べるAzureで
フレキシブルなコスト戦略を
2017.02.08
変わり続けるビジネスにあわせて、情報システムにも、規模や要件に都度、変化が求められます。だからこそ企業は、リソースが可変なクラウドサービスを選び、「締めるときは締め、必要なときはしっかり費用をかける」という、柔軟でメリハリのあるコスト戦略を立てるべきでしょう。そこで注目していただきたいのがAzureです。Azureなら、事業戦略が円滑に進むよう、フレキシブルなライセンス設定が可能です。
3種類のライセンスプログラム
Azureには支払い方法などが異なる、Openライセンス、CSP (Cloud Solution Provider プログラム) 、EA(Enterprise Agreement)という3つのライセンスがあります。
ここでは、OpenライセンスとCSPの詳細をご紹介しましょう。
SIerなどから購入できるOpenライセンス
Openライセンスの特徴はさまざまありますが、なかでも重要なものの一つがMicrosoftとの直接契約ではなく、SIerなどの販売店から卸売りが可能であるということです。
システム開発や管理の発注先であるSIerからAzureのライセンスを購入できるのであれば、ユーザー企業は支払いを一つにまとめられます。一方、販売店であるSIerにとっては開発・管理と一体で導入を進めることができるので、クライアントに訴求しやすいポイントとなります。
ちなみに料金の支払いも100ドル単位のプリペイド(販売店により異なる)で日本円の請求書払いになり、法人のクレジットカードは必要ありません。さらに単価が抑えられるためコストのコントロールもしやすくなります。
管理面にすぐれた月額従量課金のCSP
変化が大きく、最終的なコストを読みにくいクラウドだからこそ、利用料はしっかり管理する必要があります。「CSP」は、従量課金のライセンスでOpenライセンスと同じく販売店から購入できます。
SB C&Sは、「CSP」を販売いただく販売パートナー様向けにお客様の契約管理に便利な独自サービス「Cloudix」を提供しています。
「Cloudix」を使用すると、エンドユーザーのAzureの利用状況や料金の管理が可能になります。また状況は随時更新され、CSVやExcelなどの形式で全顧客の利用状況管理が行えます。
相談センターで悩みを解決
SB C&Sでは、Azureの販売のみならず、販売パートナー様およびエンドユーザー企業の担当者様向けのAzureに関する情報サイト「Azure相談センター」を運用しています。
Azureの活用方法や事例集、FAQなど情報が満載。この記事のようなブログも随時更新され、用語解説やお悩み解決といったトピックスが配信しています。
Azureで知りたいことが出てきたらまずこのWebサイト!ともいえる「Azure相談センター」。販売店の担当者様だけでなく、クライアントにも共有して幅広い活用が可能です。
Azure相談センターは以下のリンクから移動してください。
コストの把握もツールで
もっとも、ライセンスの形態がどうであれ、クラウドを導入する場合はコストを把握しておくことが肝心です。そのためAzureには、料金計算ツールが用意されています。
上記で構成と料金計算を行い、コストを把握しておきましょう。
photo:Thinkstock / Getty Images