VMware vSphere+ とは

vSphere+とは
製品概要
既存製品との違い
CPUライセンスについて
vSphere+ の導入

VMware vSphere+ とは

「VMware vSphere+」は、業界をリードする仮想化およびハイブリッドクラウド向けプラットフォームである「VMware vSphere」の新しい提供形態です。このページでは、「VMware vSphere+」について、新しいライセンス体系や使用可能な機能などの情報をご紹介します。
(2022年7月12日現在)

vSphere+ 製品概要

VMware vSphere+ (以下、vSphere+)は、業界をリードする仮想化およびハイブリッドクラウド向けのプラットフォームであるVMware vSphere (以下、vSphere) の新しい提供形態です。エンタープライズ環境では vSphere とセットで使用されてきたVMware vCenter Server を、CPU コアベースの新たなライセンス形態に統合して提供することで、製品別に管理が必要だったライフサイクル管理がよりシンプルで分かりやすいものになりました。

これまでの場合

ライセンス形態の異なる vCenter と vSphere を個別に購入し、サポートやメンテナンス費用もそれぞれに発生します。

vCenter: インスタンス毎のライセンス

vSphere (ESXi): CPU単位のライセンス

vSphere +

包括的なサブスクリプションライセンス1つでまとめて購入や購入が可能です。

vSphere Ent Plus
+
vCenter ライフサイクル
+
クラウドサービス

単一のSKUで購入可能
Tanzu Standard RuntimeとTanzu Mission Control Essentialsを含む*1
vCenterのインスタンスを必要な数だけ展開可能
それぞれのサポートを含む

新たなコア単位ライセンス

*1 VMware が開発中のハイブリッドクラウドサービスとの連携

既存の vSphere 製品と vSphere+ との違い

VMware vSphere+ (以下、vSphere+)は、業界をリードする仮想化およびハイブリッドクラウド向けのプラットフォームである VMware vSphere (以下、vSphere) の新しい提供形態です。エンタープライズ環境では vSphere とセットで使用されてきた VMware vCenter Server を組み合わせて、CPU コアベースの新たなライセンス形態に統合することで、製品毎のライフサイクル管理をよりシンプルで分かりやすいものにしました。

vSphere における Subscrption ライセンスについては、「vSphere の Subscription ライセンス」ページをご確認ください。

	vSphere エディション	vSphere+
提供形態	永久ライセンス+サービス＆サポート(SnS)	柔軟な従量制サブスクリプション
ライセンス管理	vCenterとESXiホストに別々のライセンスキーを設定可能	キーレスエンタイトルメント
新機能の利用可能性	～6ヶ月ごと	～月単位
vCenterサーバのアップグレード	複数のライフサイクルメカニズム	アップグレードとバージョンレポートの一元化
仮想マシンの作成	vCenter Server からのプロビジョニング	クラウドコンソールから任意のvCenter Serverへのプロビジョニング
インベントリの表示	各vCenterから個別のインベントリを表示可能	すべてのvCenter Serverで統合表示
セキュリティ	本質的な（ビルトインの）セキュリティ	本質的なセキュリティと中央のセキュリティ健全性チェック
アラートとイベントの監視	各vCenter Serverから個別に表示可能	すべてのvCenter Serverを統合して表示
モダン・アプリケーション	Tanzu基本アドオン	Tanzu標準ランタイム、TanzuMissionControl Essentilas が含まれます。
サポート経験	従来通り	診断の高速化