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VMware Horizon のライセンス提供形態とエディション

重要なお知らせ

本ページに掲載されている、ライセンスとエディションの情報は Broadcom 買収完了前の情報となります。
今後 VMware Horizon はOmnissa 社から提供となります。詳しくは Omnissa Horizon のページをご覧ください。

VMware Horizon のライセンス提供形態

VMware Horizon のライセンス提供形態

VMware Horizon は2021年2月よりパッケージモデルが変更され、ライセンスをクラウドで管理するサブスクリプション型の VMware Horizon Subscription と、従来のパーペチャル(永続)ライセンス が期間型となった VMware Horizon Term の 2 製品に加えて、VMware Horizon Cloud でユニバーサルライセンスとして提供されている Horizon Universal Subscription を含めた 3 つのライセンス形態で提供されてます。

ピンチアウトしてご確認くださいパッケージモデル変更表

Horizon SubscriptionとHorizon Termの違い

VMware Horizon Subscription と VMware Horizon Term は、それぞれ使用できる環境やライセンスの管理方法が異なります。構築先の環境やユーザーへの提供方法に合わせて、製品を選択してください。

Horizon Term Horizon Subscription
メーカーサポート Productionサポートが付属 Productionサポートが付属
ライセンス認証 従来通り(閉鎖環境でも可能) Cloud接続での認証
(Cloud Connector)
構築先 オンプレミス オンプレミス、クラウド

Horizon Term

  • Perpetual と同様ライセンスキーを提供。ライセンスキーに期間が設定されます。(期限切れ時に動作を停止)
  • クラウド展開は不可。
  • Horizon 永続ライセンス(Perpetual)と同一のエディションで提供。

Horizon Term

Horizon Subscription

  • Horizon のライセンスキーは提供されません。 ライセンス管理は、Horizon Cloud のControl Plane で行います。
  • サブスクリプションでの利用は、インターネットへの接続が必須。そのため閉域網では利用できません。

Horizon Subscription

旧ライセンスのサポート期限

2021年5月6日に販売が終了された、VMware Horizon のパーペチャル(永続)ライセンスのサポート期限については VMware の Product Lifecycle Matrix サイトをご確認下さい。

VMware Horizon の提供エディション

VMware Horizonのエディション

VMware Horizon は、以下の 10 エディションが提供されています。

2022 年 4 月より Horizon Standard Subscription の販売を終了し、 Horizon Plus Subscription の販売を開始いたしました。Horizon Plus Subscription は、Standard と Enterprise の 2 つのエディションが提供されています。

製品名称 用途 種別 展開先 ライセンス管理
Horizon Standard Term VDI・RDSH 期間型ライセンス オンプレミスのみ 期限付きライセンスキー
Horizon Advanced Term
Horizon Enterprise Term
Horizon Standard Plus Subscription サブスクリプション オンプレミス
または
クラウド
クラウド管理
VMware Cloud Connecter

Horizon Enterprise Plus Subscription

Horizon Universal Subscription ハイブリッド対応
Horizon Apps Standard RDSH 期間型ライセンス オンプレミスのみ 期限付きライセンスキー
Horizon Apps Advanced
Horizon Apps Standard Subscription サブスクリプション オンプレミス
または
クラウド
クラウド管理
VMware Cloud Connecter
Horizon Apps Universal Subscription ハイブリッド対応

質問に Yes / No で答えていくと、お客さまに最適なライセンスの提供形態がわかります。

ピンチアウトしてご確認くださいパッケージモデル変更表

VMware Horizon 各エディションの機能比較

VMware Horizon Subscription と VMware Horizon Term は、仮想デスクトップ専用の環境を構築するための「 Bundle 版」と既に構築済のサーバ環境に仮想デスクトップ環境を統合するための「 Add-on 版」があります。構築したい仮想デスクトップ環境に合わせて、柔軟にライセンスを選択することが可能です。

Horizon Term(期間型)

機能 Horizon Term
Standard Advanced Enterprise
Bundle Add-on Bundle Add-on Bundle Add-on
購入カウント CCUのみ CCUのみ CCU / NU CCU / NU CCU / NU CCU / NU
最低購入ライセンス数 10 10 10 10 10 10
VDI/デスクトップ
Windows 仮想デスクトップ
物理 Windows 10 デバイスへのリモートアクセス
RDSH/アプリケーション
セッションベースのデスクトップ    
セッションベースのアプリケーション    
ライセンス管理
期限付きライセンスキー
ライセンスサーバー(VMware Cloud Connect)との外部通信            
展開先・用途
オンプレミス環境(クライアント専用環境)      
オンプレミス環境(サーバー用途との併用)      
クラウド環境(VMC on XXX / XXX VMware Sol.)            
クラウド環境(Horizon Cloud on Azure)            
クラウド環境(AVD*1、Windows 10 のマルチセッション)            
バンドルされる VMware 製品ライセンス
VMware vSphere      
VMware vCenter      
VMware vSAN        

*1: 2021年6月7日に Windows Virtual Desktop (WVD)は Azure Virtual Desktop (AVD) へ名称変更されました。

Horizon Subscription(サブスクリプション)

機能 Horizon Subscription
Standard Plus Subscription Enterprise Plus Subscription Apps Standard Subscription
Bundle Add-on Bundle Add-on Bundle Add-on
購入カウント CCU / NU CCU / NU CCU / NU CCU / NU   CCU / NU
最低購入ライセンス数 10 10 10 10   10
VDI/デスクトップ
Windows 仮想デスクトップ    
物理 Windows 10 デバイスへのリモートアクセス  
RDSH/アプリケーション
セッションベースのデスクトップ      
セッションベースのアプリケーション      
ライセンス管理
期限付きライセンスキー            
ライセンスサーバー(VMware Cloud Connect)との外部通信  
展開先・用途
オンプレミス環境(クライアント専用環境)        
オンプレミス環境(サーバー用途との併用)      
クラウド環境(VMC on XXX / XXX VMware Sol.) *1 *1 *1 *1   *1
クラウド環境(Horizon Cloud on Azure)           *1
クラウド環境(AVD*2、Windows 10 のマルチセッション)           *1
バンドルされる VMware 製品ライセンス
VMware vSphere        
VMware vCenter        
VMware vSAN            

* 1: オンプレミスとクラウドの併用はできません。
* 2: 2021年6月7日に Windows Virtual Desktop (WVD)は Azure Virtual Desktop (AVD) へ名称変更されました。

Horizon Universal Subscription(ユニバーサルライセンス)

機能 Horizon Universal Subscription
Universal Subscription Apps Universal Subscription
Bundle Add-on Bundle Add-on
購入カウント CCU / NU CCU / NU CCU / NU CCU / NU
最低購入ライセンス数 50 50 50 50
VDI/デスクトップ
Windows 仮想デスクトップ    
物理 Windows 10 デバイスへのリモートアクセス
RDSH/アプリケーション
セッションベースのデスクトップ
セッションベースのアプリケーション
ライセンス管理
期限付きライセンスキー        
ライセンスサーバー(VMware Cloud Connect)との外部通信
展開先・用途
オンプレミス環境(クライアント専用環境)    
オンプレミス環境(サーバー用途との併用)    
クラウド環境(VMC on XXX / XXX VMware Sol.)
クラウド環境(Horizon Cloud on Azure)
クラウド環境(AVD*1、Windows 10 のマルチセッション)
バンドルされる VMware 製品ライセンス
VMware vSphere    
VMware vCenter    
VMware vSAN      

* 1: 2021年6月7日に Windows Virtual Desktop (WVD)は Azure Virtual Desktop (AVD) へ名称変更されました。

注意事項

VMware Horizon 各ライセンスの混在可否について

ライセンス管理の手法が異なるため、Horizon Perpetual licenses(永続ライセンス)とHorizon Subscription(サブスプリクション)、並びにHorizon Term(期間型)とHorizon Subscription(サブスプリクション)の管理コンポーネントやconnectionサーバを混在することはできません。
Horizon Perpetual licenses(永続ライセンス)とHorizon Term(期間型)は混在可能です。

VMware Horizon のアップデートについて

VMware Horizon プラットフォームのアップグレードは必須ではありません。旧バージョンの Horizon (Horizon 7/6) を引き続きお使いいただけますが、VMware ライフサイクルマトリックスに記載されている通り、特定の時期に達するとサポートが終了いたします。また、VMware Horizon 8 からはバージョン番号が変更となり、ビルドリリースの年と月を示した VMware Horizon versions 2006 のような表記となっています。

VMware Horizon の最新バージョンへのアップデートや機能の詳細については、SB C&S のご担当者もしくはお問い合わせフォームよりご質問ください。

Universal License でオンプレミス環境の Horizon 7 を使用する場合について

VMware Horizon 7 を通常のオンプレミス用ライセンスで導入した場合は、完全なクローズド環境で運用可能ですが、Universal License はサブスクリプション製品のため 完全なクローズド環境では利用できません。

Universal License で VMware Horizon 7 を使用する場合(VMware Horizon Cloud からHorizon 7 へ移行した場合も含む)、オンプレミス環境でライセンスを管理するためのライセンスキーが発行されません。そのため Universal License による VMware Horizon 7 は、クラウド上のライセンス管理用アクセスゲートウェイに常に通信できる状態で使用する必要があります。(管理用のアクセスゲートウェイへの通信が45日以上行われない場合、該当のVMware Horizon 7 を利用できなくなります。)

Horizon Subscription(サブスプリクション)でのライセンス管理

VMware Horizon を Subscription(サブスクリプション)ライセンスで利用する場合は、ライセンスを管理するために、クラウド上にある管理用のアクセスゲートウェイである Horizon Cloud Management Plane に接続する必要があります。Horizon Cloud Management Plane との通信には、別途 Horizon Cloud Connector というコンポーネントを使用します。

関連情報
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