神戸市立工業高等専門学校 さま
VMware vSAN と VMware NSX を用いて
新たな学内インフラを5 カ月で短期構築
リソース活用の最適化とセキュリティの強化を実現
- マルチクラウド
5年間の一貫教育を通じて、実践的な技術で日本の「ものづくり」に貢献する多くの人材を輩出する神戸市立工業高等専門学校(以下、神戸高専)。
2008年以降、学内ITインフラをVMware の仮想化環境で運用してきた同校では、2018年の更改においてHCI ソリューションのVMware vSAN とネットワーク仮想化ソリューションのVMware NSX を採用。SB C&Sの支援により、設計から構築、移行までを5カ月という短期間で完了しました。サーバーとストレージが一体となったvSAN の高速パフォーマンスからはさまざまな効果が生み出されており、今後はネットワーク仮想化による運用の効率化にも期待が寄せられています。
導入ソリューション
- VMware vSAN
- ESXi サーバーと外部ストレージの組み合わせと比べて、リソースの利用効率を飛躍的に向上。
- VMware NSX
- マイクロセグメンテーション機能を用いた仮想マシン間のセキュリティ強化(拡散防止)、ネットワークセグメントの分割。
- VMware vRealize
Network Insight - トラフィックの監視体制を強化。
導入効果
- 導入前の課題
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- 仮想化環境のリソース活用の最適化
- ストレージの高速化、可用性の強化
- デスクトップ仮想化(VDI)環境の拡張
- ネットワーク運用の負荷軽減、セキュリティの強化
- 導入後の効果
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- vSAN によるストレージの高速化
- NSX の仮想ルーターでネットワーク運用の属人化を解消
- NSX のマイクロセグメンテーション機能でセキュリティを強化
お客様の声
NSX、Horizon、ユーザー環境管理ツールの VMware User Environment Manager(UEM)などに関するハンズオンセミナーを受けましたが、プロジェクトの前段階で習得した事前知識がなければ、これほど開発がスムーズに進むことはなかったと思います。導入中にもNSX やHorizon の設計・構築に関するアドバイスをSB C&Sから適宜受けることができました。特に物理環境で構成されていたネットワークと仮想化基盤で構成されたインフラの連携に関するノウハウは開発期間の短縮に役立ちました。
*所属・役職等は、取材当時のものです。
神戸市立工業高等専門学校
一般科 准教授
総合情報副センター長
博士(工学)
佐藤 洋俊 氏
所在地 | 兵庫県神戸市西区 |
開学年月日 | 1963年 |
学生数 | 約1,300 名(2017 年4 月1日現在) |
URL | http://www.kobe-kosen.ac.jp/ |