皆さまこんにちは。SB C&Sの石です。
今回はAzureの資格試験の一番ベースとなるAzure Fundamentals(AZ-900)の受験方法についてご紹介します。
AZ-900は、Microsoftの中でFundamental(基礎)という位置づけであり、Azureビジネスに取り組むにあたっては、一番始めに取得するべき資格と言えます。というのも、クラウドサービスの基礎知識をはじめ、Microsoft Azureで提供しているサービスの概要など、Azureの一般的な知識を包括的に把握することが出来るからです。
Azureについて今まであまり触れたことがなく、基礎から学びたいと考えているユーザーの方や、これからAzureビジネスに携わる予定のある方、また、Azureを販売する営業を目指す方々におすすめの資格試験です。
そこで今回の記事では、AZ-900取得に向けて、出題範囲、、勉強のための学習ツール、そして試験の申込方法について一挙にご紹介します。最後には、弊社の方で作成したAZ-900受験応援セミナー動画の申込リンクをご紹介いたします。もっと詳しく知りたい方はぜひお申込みの上、動画をご覧いただけますと幸いです。
1.AZ-900の試験範囲
試験を受けるには、まずどのような範囲の知識を学ばなければならないのか、どのような問題が出題されるのかを理解しておきたいですね。
AZ-900は、主に下記の6つのカテゴリがあります。
・クラウドとは何か
クラウドの基本的なコンセプトなど、クラウドの概念関連で出題
・仮想マシン、ストレージ、ネットワーク、データベース
上記の各カテゴリのコアのAzureサービスに関する説明について出題
・AIやIoTなど最先端のサービス
AI/IoT関連のコアのAzureサービスに関する説明について出題
・Azureで提供されるセキュリティ
一般的なAzureのセキュリティ、ネットワークセキュリティ機能の説明で出題
・安心してAzureでサービスを運用するには
ID、ガバナンス、プライバシー、コンプライアンス関連の機能の説明で出題
・コストの管理方法とSLA
Azureのコスト管理方法とService Level Agreementなどについて出題
AZ-900はAzureの最も基礎の試験ですが、それだけに試験の対象範囲は広範に渡り、クラウドの概念からAzureの基本知識、コンプライアンスなど幅広く出題されます。
受験するには大量の知識を勉強しなければならず、時間もかかってしまいますが、これらの知識はAzureの利用、またはAzureビジネスをする上で必要な知識ですので、しっかり学習していくことをおすすめします。
2.AZ-900の勉強材料
AZ-900は、Microsoftの試験ですので、まずはMicrosoftが提供している勉強ツールを利用するのをおすすめします。
Microsoftが無償で提供している\ツールが2つございます。
(1)Microsoft Learn
1つ目は、「Microsoft Learn」という学習ツールです。
このサイトでは、上記でご紹介した出題範囲と同じく6部構成でコンテンツが作成され、各カテゴリにおいて動画をご覧いただき、最後にチェック問題もあります。その場で結果を確認することができる、使いやすいツールです。
(2)Microsoft オンライントレーニング
2つ目は、「Microsoftオンライントレーニング」です。
Microsoft オンライントレーニングでは、たくさんのコンテンツが用意されています。AZ-900に該当するコンテンツ名は「Microsoft Virtual Training Day:Azureの基礎」です。2日間のトレーニングコースですが、受験前の最後の追い込みにはピッタリの内容となります。
3.AZ-900の受験方法・前提条件
AZ-900の受験は、現在「試験会場での受験」と「自宅PCでの受験」の両方が可能となっています。
試験会場での受験を選ぶ場合、ピアソンVUE公認テストセンターの会場を選び、予約して受験できます。試験当日は本人確認できる書類の提示が必要ですので忘れずに持っていてください。
自宅PCでの受験を選ぶ場合、遠隔監視によってオフィスや自宅でOnVUEを利用して受験となります。事前にアプリのインストール、システムテスト、受験スペースの準備などが必要です。こちらも同じく本人確認できる書類の用意が必要です。
前提条件として、AZ-900を受験するには、個人のマイクロソフトアカウントが必要です。会社の組織アカウントでの受験はできないので、未取得の方はあらかじめ取得しておく必要があるのでご注意ください。
4.詳しくはAZ-900受験応援セミナー動画へ
本動画では、AZ-900の資格試験、勉強範囲の他、Microsoftが提供している教材の内容についても一部利用して解説いたします。動画は1時間の内容となっております。試験の概要やレベル感、試験の形式、勉強材料などについて詳しく知りたい方は、ぜひ一度動画をご覧くださいませ。
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