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TeamsとAzure Virtual Desktop(旧Windows Virtual Desktop)の二刀流でリモートワークをスマートに

2021.01.27

クラウドサーバーご検討中の方必見 お役立ち資料一覧

皆さまこんにちは、SB C&S Azure相談センターの石(セキ)です。
2020年より、新型ウィルスが皆さま一人ひとりの生活を悩ませています。そして1月8日より、再度緊急事態宣言が発表され、なかなか収束する目途が見えないのが現状です。

「正直、リモートワークなんて一時的なことに過ぎず、仕方なくリモートワークをスタートしたけど、コロナ禍が沈静化し次第従来どおりの働き方に戻りたい」と考えている人も多いでしょう。しかし現状は、リモートワークを推進していくという国を挙げての方針に変更はなさそうですよね。いかにリモートワークをする時に生産性を落とさず、効率の良いリモートワークを会社全体で実現することは、ビジネスの発展・存続にも関わる問題と言えます。

この記事では、リモートワークの現状、よくある問題点、および弊社おすすめの解決案について説明します。

1.リモートワークは、果たしてうまく行っているのか

リモートワーク・テレワークの導入は、アフター・コロナやニュー・ノーマルという新しい社会の変革に対応していくには必然であり、国や地方自治体も推奨していますが、そこにはメリットしかないのかというと、もちろんそんなことはありません。実際東京商工リサーチの調査によると、テレワークを途中で取りやめてしまった企業はなんと26.7%にも及びます。

東京商工リサーチ 第6回「新型コロナウィルスに関するアンケート」調査データ|Azure 相談センター

東京商工リサーチ 第6回「新型コロナウィルスに関するアンケート」調査 を元に作成

ではなぜ、せっかく実施したリモートワークから撤退してしまう企業が多いのでしょうか。

 

2.リモートワークで直面する課題

(1)コミュニケーション不足

「遠隔ミーティング」はツールである程度解決できますが、コミュニケーションが少なくなったことは、どの会社もリモートワークを実施していると経験する問題でしょう。オフィスに出社していれば、近くにいるチームのメンバーなどに気軽に必要な情報を聞けたり、仕事の合間に雑談することもありましたよね。リモートワークになると、「メールでは聞きにくいが、ミーティングをセットするほどでもない」ようなコミュニケーションは取りにくくなってしまいます。

(2)セキュリティの心配

リモートワークを実施すると、社員が自宅にPCを持ち帰って、インターネットも自宅マンションのネットワーク、あるいはサテライトオフィス、カフェのネットワークを利用するようになります。注意を怠ればたちまちウィルス攻撃の被害者になり、大切なお客様情報や企業秘密などの情報漏洩が発生しやすくなります。

 

3.適切なツールで課題解決とDX実現

上記2つのよくある課題は、実はTeamsとAzure Virtual Desktop(旧Windows Virtual Desktop)の二刀流で解決できます。

(1)Teamsで実現するコミュニケーションの効率化

リモートワーク実施の環境下、すでに注目を集めているMicrosoft Teamsですが、実はTeams一つでコミュニケーションを効率的に実現できてしまいます。
チーム分けして、部署/プロジェクト内のコミュニケーションをチームチャットで行い、気軽なコミュニケーションや雑談などに関しては、同僚同士のチャットで気軽に行うことが可能です。Teamsチャットを利用すれば、その人宛てのメッセージがストレートに届き、通知もされるので、コミュニケーションを効率的に行なえます。

そしてMicrosoftは、Teams上で仕事のさらなる効率化に向けて随時開発とアップデートを行っています。例えば最近個人的に注目したいのが、プレビューで提供中の「承認」機能です。

作成した資料をレビューしてもらうために上司や同僚に連絡するシーンを考えてみましょう。チャットは確かに便利ではあるのですが、非常に多くのメッセージをやり取りするので、チャットで共有すると埋もれてしまう可能性もあります。そしてレビューのステータスを確認することもできません。

実際の「承認」機能画面|Azure 相談センター

実際の「承認」機能画面

「承認」機能を使えば、タスクのフラグがレビューしてくれる側にも立ち、ファイルも添付でき、最終的にレビュー完了した時に自分にも「完了通知」が飛んできます。コミュニケーションとタスク管理の良さを結合した便利な機能です。

(2)セキュリティの心配はAzure Virtual Desktop(旧Windows Virtual Desktop)で解消

リモートワーク時のセキュリティの心配を根本から解消する方法は、ローカルのマシンにデータを置かないこと。それには、VDI(Virtual Desktop Infrastructure)というテクノロジーを利用します。特に、VDIの中でもおすすめしたいのがマイクロソフトの純正製品 Azure Virtual Desktop(以下、AVD)です。AVD(旧WVD)については、他のブログ記事でもご紹介しておりますので、そちらもぜひ併せてご参照下さい。

さて、リモートワーク時のセキュリティを担保するには、なぜAVD(旧WVD)が良いのでしょうか。
VDIと同様、データをそもそも手元のパソコンでは置かないので安全というのはもちろんのこと、一部の管理コンポーネントをマイクロソフトが責任を持って管理しているので、自社でVDI環境を作って利用するよりも安全というところもAVD(旧WVD)の良い点です。マイクロソフトの管理するところに関しては、もちろんマイクロソフトが責任を持って対処してもらうことができます。

セキュリティ管理が必要なパーツ|Azure 相談センター

セキュリティ管理が必要なパーツ

4.AVD(旧WVD) 30% OFFキャンペーン

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さて、今回ご紹介したAVD(旧WVD)ですが、現在新規のご契約の場合、30%の割引を受けられるキャンペーンを実施中です。

  • 対象となるAVD(旧WVD):
     Azure Virtual Desktop(旧Windows Virtual Desktop)のホストプールで利用するDシリーズ、Bsシリーズの仮想マシン
  • 期間:2021年3月31日セットアップ分まで
  • 適用期間:購入から90日間の利用を30%値引き
  • 対象となるお客様:
     新しくAzure Virtual Desktop(旧Windows Virtual Desktop)を利用するお客様(1社につき1回のみお申し込みいただけます)

 

いかがでしたでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
AVD(旧WVD)の導入に関してご不明な点がございましたら、ぜひお気軽に Azure相談センター までお問い合わせください。
Azure に精通したスタッフが丁寧にご回答いたします。

 

著者紹介:SB C&S セキキンロ


  【 著者紹介 】
  石(セキ) キンロ
  SB C&S株式会社 ICT事業本部MD本部ビジネスソフトウェア統括部第2BSWマーケティング部ビジネス販売企画課

 

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  • そもそもAzureについて基礎から知りたい
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