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Azureとは?
Azureでできることや注意点を解説

2022.10.18

クラウドサーバーご検討中の方必見 お役立ち資料一覧

近年、急速に企業への導入が進んでいるAzure。新規で安全なネットワーク構築やコンピューティング環境構築、サービス開発などを目的に、導入を検討している方は多いのではないでしょうか。
本記事では、Azureの概要とAzureでできることを課題と機能別にご紹介します。ぜひ参考にしてください。

1.Azureとは?

Azureとは、「Microsoft Azure(マイクロソフト・アジュール)」のことで2010年10月に「Windows Azure」としてサービスを開始したMicrosoft社が提供するパブリック クラウド プラットフォームです。

クラウドとは、一般的にクラウド・コンピューティングのことを指し、主にインターネット経由でユーザーにサーバやネットワーク、ストレージ、アプリなどを利用できるサービスを提供する形態です。

Azureには200を超える製品やクラウドサービスがあり、取捨選択して利用可能です。 コンピューティングからデータ保存、アプリケーションなど、オープンなプラットフォームとして、幅広いシステム開発、運用を行うことが可能です。

AzureはPaaSとIaaSを統合したサービス形態となっています。

PaaSとは「Platform as a Service」のことで、アプリケーションの開発環境の場です。アプリケーションを稼動するためのネットワークやサーバシステム、OS、ミドルウェアなどのプラットフォームが用意されており、そのプラットフォーム上で開発を行うことができます。

また、IaaSは「Infrastructure as a Service」のことで、クラウド上にある、ネットワークやサーバ、CPU、メモリ、ストレージなどのコンピューティングリソースを利用できます。

2.Azureでできること~課題から理解する

Azureを企業が導入した場合、企業が持つ課題をどのように解決できるのでしょうか。課題別に解説します。

●リモートワークを実施したい

近年進んでいるリモートワークを、手軽かつセキュアに実施できます。デスクトップ仮想化を容易に実現できるほか、管理面もしっかりと行えるうえに、メンテナンスの負荷を削減することもできます。

●アプリケーションを新規開発したい

AzureのPaaSには、アプリケーション開発を簡易化することができる機能が一式そろっています。開発言語、多様な開発ツールを利用しながらWebアプリやモバイルアプリを、簡単かつ短期間で作成することが可能です。サーバーを構築せずでも、迅速に構築し、デプロイ、スケーリングが行えます。

●データ分析をしたい

データ統合・加工の機能を持つサービスを利用することで、社内のあらゆるソースデータをAzure上に統合可能です。

●自社のデータセンターとAzureをつなげたい

例えば、自社が持つデータセンターとAzureを接続したいというニーズが出てきた場合に、「Express Route」という専用線接続サービスでAzureへ直接接続し、外部回線を経由しないことでセキュリティリスクを低減することが可能です。

3.Azureでできること~機能から理解する

続いては、Azureの機能から、Azureでできることについて解説します。

ここではAzureの機能を、コンピューティング、ストレージとBCP管理、セキュリティ、ネットワーク、AI+機械学習、コンテナー、データベースと分析の7つに分類してご紹介します。

●コンピューティング

例)Virtual Machine、App Service、Azure Virtual Desktopなど
クラウド上にコンピューティング キャパシティを短時間で手に入れられるサービス群です。仮想マシンやデスクトップ仮想化などを、ハードウェアを調達することなく実現でき、必要な時間に必要なだけ必要なサービスを手に入れることができ、必要なくなったらサービスを停止、削除することが可能です。

●ストレージとBCP管理

例)Azure Backup、Azure Files、Azure Site Recovery
Azure上では、スケーラブルでセキュアなクラウド ストレージを実現できます。クラウド上にデータを保管するため、災害時も問題なく機能します。結果、BCP(事業継続計画)の実現につながります。

●セキュリティ

例)Azure Active Directory、Security Center、Azure Sentinelなど
クラウドベースでID、アクセス管理、認証機能を提供するサービスや、オンプレミスやハイブリッドクラウド環境の全体管理など、あらゆるセキュリティ脅威から守ることができるサービスが揃っています。

●ネットワーク

例)VPN Gateway、Azure Firewall、ExpressRouteなど
クラウドおよびオンプレミスのインフラストラクチャとサービスを接続し、専用線接続やVPN接続、ファイアーウォールなど、インターネット接続に必要なものをクラウド上で提供します。

●AI+機械学習

例)Azure Cognitive Service、Azure Cognitive Search
AI・機械学習関連のアプリケーションを開発するためのサービス群です。リテラシーやレベル、用途に合わせて利用可能です。

関連記事:Azure OpenAI Serviceとは?概要やChatGPTの利用についても解説

●コンテナー

例)Azure Kubernetes Service (AKS)、Azure Functions
アプリケーションの開発・管理をコンテナー化(※)し、統合ツールで効率的・自動化された開発を進めることができます。

※コンテナー化:アプリケーションの実行環境を構築するためのコンテナーを作成し、コンテナー内でアプリケーションを動作させるための技術。

●データベースと分析

例)Azure SQL Database、SQL Server on Virtual Machines、Azure Synapse Analyticsなど
SQLデータベースを管理できるサービスや、データウェアハウスとビッグデータ分析の統合サービスなど、セキュアなマネージド データベース サービスや統合されたデータをその場でその時に分析するサービスがあります。

4.Azureの導入はSB C&Sにお任せ!

今回ご紹介したAzureで可能な課題解決や利用できる機能のほか、導入や運用に関するお悩みは、ソフトバンク グループのSB C&Sにご相談ください。

SB C&Sは、さまざまな分野のエキスパート企業との強力なパートナーシップによって、多くのサービスを利用できるAzure関連ソリューションをご提供しています。

Azureに関するお悩みがございましたら、まずは法人でのAzure導入前の相談窓口であるSB C&SのAzure相談センターまでぜひお気軽にお問い合わせください。Azureに精通したスタッフが丁寧にご回答いたします。

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