BLOGAzureブログ

Azureの仮想マシンでは、
どんなOSを実行することができますか?

2015.10.13

クラウドサーバーご検討中の方必見 お役立ち資料一覧

Q:Azureの仮想マシンでは、どんなOSを実行することができますか? CentOSやUbuntuなどは使えるのでしょうか?
A:Azureの仮想マシンでは、Windows Serverのほかに、CentOSやUbuntuなど、各種のLinuxディストリビューションを実行することができます。

※編集部注※
当記事の内容をアップデートして こちらの記事 に公開しております。最新の情報はこちらをご確認ください。

【解説】
マイクロソフトのパブリッククラウドサービス「Microsoft Azure」は、2014年3月まで「Windows Azure」という旧称でした。2014年4月に、多数のOS、開発言語、サービスに対応した、オープンなクラウドであることを表すために「Microsoft Azure」に改称されています。
そのためか、Windows Server"だけ"が稼働するクラウドサービスという誤解を受けることもありました。しかし、実際には2012年7月にAzureのIaaSである「仮想マシン」のサービス提供が開始されたときから、Windows Serverのほかに複数のLinuxディストリビューションがサポートされています。

現在(2015年9月11日時点)、Azure 仮想マシンでは以下のようなOSイメージ(いずれも64bit版)を配布しています。

  • Windows Server 2012 R2 Datacenter
  • Windows Server 2012 Datacenter
  • Windows Server Essentials Experience(Windows Server 2012 R2)
  • Windows Server 2008 R2 SP1
  • Ubuntu Server 12.04 LTS / 14.04 LTS / 14.10
  • CoreOS Alpha / Beta / Stable
  • CentOS 6.5 / 6.6 / 7.0
  • openSUSE 13.1 / 13.2
  • SUSE Linux Enterprise Server 11 SP3 / 12
  • Oracle Linux 6.4.0.0.0 / 7.0.0.0.0

・Windows Server 2012 R2 Datacenter
・Windows Server 2012 Datacenter
・Windows Server Essentials Experience(Windows Server 2012 R2)
・Windows Server 2008 R2 SP1
・Ubuntu Server 12.04 LTS / 14.04 LTS / 14.10
・CoreOS Alpha / Beta / Stable
・CentOS 6.5 / 6.6 / 7.0
・openSUSE 13.1 / 13.2
・SUSE Linux Enterprise Server 11 SP3 / 12
・Oracle Linux 6.4.0.0.0 / 7.0.0.0.0

Linuxは、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)互換のCentOSやOracle Linux、Debian系のUbuntu Server、Slackware系のSUSE Linux Enterprise Server(SLES)とopenSUSE、軽量OSとして人気が高まっている独立系のCoreOSなど、主要なディストリビューションがひととおりラインアップされています。

Azure 仮想マシンで用意されているOSイメージは、いずれもAzureの利用料金に含まれており、別途ライセンス料は必要ありません。
例えば、Windows Serverを使用する場合は、Azure 仮想マシンの利用料金にWindows Server CALが含まれています。

また、ノベルの商用LinuxディストリビューションであるSUSE Linux Enterprise Serverは、サブスクリプションが上乗せされた料金になっています。その他のLinuxディストリビューションは無償で提供されているため、基本的に自由に利用することができます。

上記以外では、ミラクル・リナックスが提供する国産商用Linuxディストリビューション「Asianux Server 4(MIRACLE LINUX V6)」がAzure認証を取得しており、Azure Marketplaceを通じて仮想マシン用OSイメージが販売されています。

ちなみに、Azure仮想マシンでは、オンプレミスのHyper-Vと同じVHDファイルがディスクイメージとして使われます。そのため、Azure仮想マシンでの動作が、ライセンス上問題がなければ、VHDファイルをAzureにアップロードし、そこにインストールされているOSを実行することが可能です。また、Hyper-V以外の仮想化基盤環境 (VMwareなど) からも移行するための無償の変換ツールを提供しています。

■Microsoft Virtual Machine Converter 3.0
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=42497

他にも、マイクロソフトのAzureドキュメントには、オープンソースのUNIX OS「FreeBSD」がインストールされたVHDファイルをAzure仮想マシンで実行させる手順が紹介されています
日本語版はこちら
英語原文はこちら

ご興味のある方は、ご一読のほどを。

Azureの導入や運用に関するお悩みは SoftBankグループのSB C&Sにご相談ください

SoftBankグループのSB C&Sは、さまざまな分野のエキスパート企業との協力なパートナーシップによって、多岐にわたるAzure関連ソリューションをご提供しています。

「Azureのサービスを提供している企業が多すぎて、どの企業が自社にベストか分からない」
「Azure導入のメリット・デメリットを知りたい」
「Azureがどういう課題を解決してくれるのか知りたい」
など、Azureに関するお悩みならお気軽にお問い合わせください。
中立的な立場で、貴社に最適なソリューションをご提案いたします。

クラウドサーバーご検討中の方必見
お役立ち資料一覧

クラウドサーバーご検討中の方必見 お役立ち資料一覧
  • クラウドサーバーの導入を検討しているがオンプレミスとどう違うのか
  • AWSとAzureの違いについて知りたい
  • そもそもAzureについて基礎から知りたい
  • 今、話題の「WVD」って何?

そのようなお悩みはありませんか?
Azure相談センターでは、上記のようなお悩みを解決する
ダウンロード資料を豊富にご用意しています。
是非、ご覧ください。

Azureの導入・運用に役立つ資料を
無料でダウンロードしていただけますDOWNLOAD

オンプレミスからクラウドへの移行を検討している方のために、安心・スムーズな移行を実現する方法を解説し、
運用コストの削減に有効な「リザーブドインスタンス」もご紹介するホワイトペーパーです。

Azureのことなら、
SB C&Sにご相談を!

導入から活用まで専門スタッフが回答いたします。
お気軽にお問い合わせください。