トレンド&ニュース Vol.5
こんにちは!
3月は卒業シーズンとあって、新生活の準備に忙しい人も多いのでは。Azure関連のニュースも、今後を見据えた新サービスの発表や、新機能の追加など、未来を感じさせるものが目立ちました。今回はその中から厳選した情報をご紹介します!
MicrosoftがMicrsoft Azure IoT Suiteなど、新サービス・製品を発表
企業顧客向け年次会議であるConvergence 2015で、Microsoftが新しいサービス・製品を発表しました。注目はMicrosft Azure IoT Suite。このサービスを使えばインターネットにつながった、「モノ」の管理や接続が可能になり、企業として各種ソリューションに拡張していくことができます。また「モノ」にたまったデータを集計・分析し、自動応答できるようになっていくとのこと。さまざまな利用シーンが考えられそうです。
Microsoft Azure IoT Suiteの詳しい説明はこちら
http://news.microsoft.com/ja-jp/2015/03/17/150317-business-transformation/
「企業のパブリック・クラウドに関するブランド別利用実態・意識調査」でAzureの利用状況が明らかに
クラウド総研は「企業のパブリック・クラウドに関するブランド別利用実態・意識調査」を実施。ICTの決裁権を持つ1,000人に、企業のIaaSに対する意識、投資額、用途、クラウドベンダーに対するイメージを調査しました。その中でAzureは、検討中もしくは利用しているIaaSとして全体の28.4%と高いシェアを持つことが明らかになっています。そのほかにも記事では業種別のクラウドの利用動向などが紹介されています。
クラウド総研による調査結果の記事はこちら
http://www.sbbit.jp/article/cont1/29368
アジアでSQL Database最新バージョンの提供を開始、災害復旧目標を上方修正
SQL Database 最新バージョン (V12) の提供が、アジア地域でも始まりました。最新バージョンのPremium レベルでは、料金は据え置きのままパフォーマンスが25%向上。さらにデータベースすべての災害復旧の目標を大幅に上方修正して、最大で360倍になりました。ハードウェアのコストや IT 業務の負担軽減を目的として、既存の SQL Sever アプリケーションから Azure に移行を検討中の企業は注目したい機能強化です。
Dynamic Data Masking で機密データの流出を防止
機密データの流出を防止することは、多くの企業にとって必要不可欠。AzureでもSQL Database のセキュリティ機能拡充は重要なトピックスの1つです。今回リリースされたSQL Database (V12) の新しいバージョンでは Dynamic Data Masking のプレビュー版が導入されました。この機能の追加によって、権限を持たないユーザーに機密データに対するリアルタイムのアクセスを制限、データを保護することができます。
Microsoftのガース・フォートGMが「Server 2003サポート終了はビジネスチャンス」と強調
「Cloud Days Tokyo/ビッグデータEXPO/スマートフォン&タブレット/Security/IoT Japan」に登壇したMicrosoftのガース・フォートGMは、Windows Server 2003のサポート終了について言及。Azureを活用することで、パートナー企業は500億~600億ドルの収益を得ると予想していると明かしました。クラウドプラットフォームの利用者が増えることで、IoTをはじめとした最新テクノロジーを導入する企業も増えそうです。
Microsoftガース・フォートGMの記事はこちら
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/031200903/?ST=cloud&P=1
photo:Thinkstock / Getty Images
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