【連載①】Windows Virtual Desktop までの道のり

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【連載①】Windows Virtual Desktop までの道のり

【連載①】Windows Virtual Desktop までの道のり

こんにちは、Azure相談センターの小田です。
最近 Windows Virtual Desktop(以下、WVD)の話を耳にすることが多くなってきましたが、皆さんはいかがでしょうか?
実は、2019年3月21日からそのパブリックプレビューが提供開始されています。

WVD と言えば、Microsoft Azureで動作するVDI(Virtual Desktop Infrastructure:仮想デスクトップ基盤)のこと。
パブリックプレビューでは、Azure上で仮想のWindows 10デスクトップがどんなものかを試すことができます。

今までマイクロソフトはオンプレミス型のVDIは提供してきましたが、クラウドでの提供は初めて。
どんなものか気になるという方が増えてきているということですね。

VDIといえば、デスクトップ環境を仮想化させ、サーバー上に集約してサーバー上で稼働させる仕組みのことですが、そもそも "デスクトップのクラウド化" というのは、ユーザーにどんな変化やメリットをもたらしてくれるのでしょうか?

この記事では、私たちのデスクトップを取巻く環境にフォーカスし、これからのビジネスへのかかわりを見つめてみましょう。
WVD が気になるという方はもちろん、「VDI?なんのことやらさっぱり...」という初心者の方にも丁寧に解説していきます。

WVD をお話する前に...基本をおさらい

さて、「WVD はユーザーにどんな変化やメリットをもたらしてくれるのか?」を解説する前に、まずは「デスクトップ」というのはどのような機能をユーザに提供しているものなのか、改めて考えていきたいと思います。
ここを正確に理解できていないと、最終的なWVDの理解も疎かになってしまいますからね。

ではまず、デスクトップに関連するキーワードをいくつかおさらいしていきましょう。

・デスクトップ
・リモートデスクトップ
・バーチャルデスクトップ

デスクトップとは

デスクトップとは、そもそも、机の上にあるパソコンという物理的、またはRealな意味での"デスクトップ"で"サーバー"や"ノートブック"などハードウエアの役割や形を区別するするための用語として使われ始めました。
しかしながら、Microsoft WindowsではOSを操作するためのGUI画面や役割を指す意味も含まれるようになっています。

例えば、新入社員研修で 『皆さんのノートブックでデスクトップは見えていますか?』とか、システムの運用で 『Windowsサーバーのデスクトップでサーバーマネージャーを操作して』 など、アイコンやウィンドウを操作する画面のことを意味する言葉として定着していますね。

OSはハードウエアのCPU、メモリなどのコンピュートやストレージなどのリソースを管理するものです。
デスクトップはOSを通してそれらを操作できるものとなっています。

デスクトップとユーザー

ハードウェアのリソースを一人のユーザーで占有する場合はシングルデスクトップで構わない場合もありますが、複数のユーザーで利用する場合はデスクトップを複数用意するマルチデスクトップを利用することもできるようになっています。
Windowsでは、ユーザーごとにカスタマイズされたデスクトップが提供されます。
これはOS内でユーザーごとにプロファイルが作成され、そのプロファイルごとにデスクトップが提供されるためです。

デスクトップができること

デスクトップはハードウェアにインストールされたOSイメージやアプリケーションなどのソフトウェアを利用することで目的の機能を提供されています。
このことは、デスクトップはこれらのハードウェアやソフトウェアに依存していることを意味します。

まとめ

今回は、これから「WVD はユーザーにどんな変化やメリットをもたらしてくれるのか?」をお話するにあたり、基本をおさらいしました。

Windows Vertual Desktop という言葉にも含まれる「デスクトップ」に関連するキーワード デスクトップ/リモートデスクトップ/バーチャルデスクトップ のうち、"「デスクトップ」とは何か?" ここをまず皆さんに復習していただきました。

デスクトップとは、実際のハードウェアを操作・利用するサービスの一つであるという位置づけの単語です。
この利用方法では目の前にあるハードウェアと、それにインストールされたソフトウェアで、目の前の画面上のデスクトップを利用している・・・ということですね。

大変基礎的なお話でしたので、「そんな事は知っている!」という方も多かったかもしれません。

次回もWVDをお話するにあたっての基礎についてお話したいと思っておりますので、もう少しお付き合いください。
次回は、『リモートデスクトップとは』 について詳しくご紹介します。
どうぞお楽しみに!