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上記リンクからAzureのアカウントを作成し、実際に利用してみることで、Azureに対する理解や自社ビジネスに適用した場合の疑問点も明確になってくることでしょう。
さらに下記の料金体系を確認すれば、Azure導入にかかる費用感を把握できます。
Azureの初心者で、いきなり無料アカウントを使用することが不安な場合は、まずは下記資料でAzureの概要や基礎知識を一通り把握したうえで無料アカウントの作成に進むことをおすすめします。
Azureの料金体系は「使った分だけ支払う」
仕組み
Azureの使用料金は固定額ではありません。さまざまなリソースの利用時間や利用量に比例して価格が変動する仕組みになっています。
たとえば仮想マシンであれば、基本となる仮想マシンのサイズに利用時間をかけたものが使用料金になります。
また、ストレージ使用料金であれば保存しているデータ量が、同様にネットワーク使用料金であればデータセンターからの送信データ量が料金決定のポイントとなります。 さらに、オプションとして有償サポートをつけることも可能で、利用件数に応じて料金が変わります。
毎月の利用料金を節約するためには、仮想マシンであれば使用しないものは稼働させず落としておく、クラウドへ保存しておく必要のないデータはAzureの外に逃がしておく、など工夫をするとよいでしょう。必要なものを必要な分だけ使う。これがAzureを安価に利用するコツです。
ストレージの利用料金は「ディスクサイズ」
にあらず
前述のように、ストレージ利用料は「データの保存量」がポイントになります。 指定したディスクサイズにかかわらず、ストレージの利用料金の基準は、保存したデータの実使用量になるというわけです。
Azureバックアップの利用料金も、バックアップデータの量から算出します。バックアップデータは圧縮・暗号化されますが、そういった処理後のサイズによって変わるのです。
ですから、不要なデータ、古すぎる世代のバックアップなどはAzureに置かずに別環境へ保存すれば、無駄な追加料金を支払うこともなく、そして毎月の料金も把握しやすくなるでしょう。
アップロード費用は発生しない
Azureのネットワーク使用料金は、Azureへデータ送信する際には発生しません。また、バックアップ取得のためにAzureからAzureバックアップへデータを送信する際にも費用はかかりません。費用が発生するのは、Azureからデータを送信する場合で、そのデータ量に応じて課金されます。つまり、本来の意義でAzureを利用する際にのみ料金が発生すると考えておけばよいでしょう。
充実した料金計算ツール
下記のページでは、概算の見積りを調べることができます。下記ページにて、「Windows」や「Linux」といった使用OS、リージョンなどの情報を入力することで、見積りを算出することが可能です。
また、必要な環境をオンプレミスで構成した場合のコストと比較できるツールも用意されていますので、こちらも使ってみてはいかがでしょう。
Azure TCO Calculator | Microsoft
さらに、Azureのサポートごとの料金プランを見れば、サポートの範囲、テクニカルサポート適用時間、初回応答時間などに応じたサポートプランを調べることができます。
上記のページは専門用語が多く、Azure初心者の方は入力が難しいかもしれません。Azureにあまり詳しくないという方は、先に下記資料でAzureの概要や基礎知識を一通り把握したうえで見積りに進むことをおすすめします。
Azureで使える料金管理ツール
Azureには課金情報を確認できるツールがあります。
現在の発生している費用をリアルタムで確認できるだけでなく、事前に定義した予算スケジュールを超えた際にアラートで通知してくれる機能やリソースグループなどで切り分けて利用金額を確認する機能など、コスト分析・管理に役立つツールが備わっていて、コストの最適化が可能です。
サポートサービスの料金も紹介
Azureではサポートプランとして「ベーシック」「デベロッパー」「スタンダード」「プロフェッショナル ダイレクト」が提供されており、それぞれサポート内容や月額利用料金に違いがあります。
ベーシック
無料で利用することができ、仮想マシンのコア数やストレージアカウント数の制限値を増加する場合の問い合わせなどが可能です。
デベロッパー
運用ではなく開発用のサポートであり、月額$29で利用できます。
スタンダード
月額$100で利用でき、小規模なAzure運用を想定したサポートです。サポートからの折り返し電話対応も行われます。
プロフェッショナル ダイレクト
迅速な対応が必要なビジネスに適しており、専用チームによるサポートが行われます。月額$1,000で提供されています。
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