既存環境を活かす!運用効率を高めるFortinetのAI戦略と3つのアプローチ
本記事では、お客様からAI関連の相談を受ける機会が増えた販売店営業の方に向けて、Fortinet(フォーティネット)のAI戦略を分かりやすく解説します。
既存の環境を大きく変えずに導入できるメリットや、注目のガードレール製品「FortiAIGate」など、明日からの提案にすぐ使えるポイントをまとめました。
目次
【導入】FortinetのAI戦略とは?

山口さん
最近、お客様から『AIを使ったセキュリティ対策ってどうなの?』や『自社で生成AIを安全に使いたい』というご相談をよくいただきます。FortinetのAI戦略って、導入する企業にとって具体的にどのようなメリットがあるんでしょうか?
FortinetのAIは『AI製品を単独でポンと導入する』のではなく、『既存の環境を活かしつつ運用を助ける』のが最大の強みなんです。システム全体を支える重要なポイントを整理して解説します。

中川さん
FortinetのAI戦略のコア:既存環境を崩さず組み込む
押さえておきたい3つのAI活用アプローチ
現在、FortinetのAIに関する製品や機能は、以下の3つの切り口で整理できます。
既存の運用をAIで拡張する「FortiAI」
AI、機械学習(ML)、生成AIなどを活用し、Security Fabricへ統合したものです。 具体的には「FortiAI-Protect」「FortiAI-SecureAI」「FortiAI-Assist」という3つのモジュールで構成されており、既存のセキュリティ製品群を使用しながら、お客様が今まで行ってきた運用に近い形で機能を拡張できるのが特徴です
生成AI(LLM)の利用を安全にするガードレール「FortiAIGate」
お客様が社内でChatGPTのようなLLM(大規模言語モデル)を安全に利用するためのガードレール製品です。 Kubernetesなどのコンテナ上で動作し、LLMアプリとLLMモデルの間に導入されます。LLMに対する配信を最適化する「FortiAIFlow」と、入力されるプロンプトを検査する「FortiAIGuard」という2つの機能で、LLMの仲介の際にセキュリティ機能を提供します。
裏側で製品の質を高める「FortiGuard (LAB)」
こちらは直接販売する製品ではなく、FortiGateやFortiMailなど様々な製品のシグネチャ(脅威の検知ルール)開発を行う解析・開発部門です。ここではシグネチャ開発の効率化にAIやMLを利用しており、目に見えない裏側からFortinet製品の品質を支えています。
AI導入時によくある質問(FAQ)
A. いいえ、大きく変える必要はありません。 FortinetのAIは、単一の製品として存在するのではなく、統合セキュリティ基盤(Security Fabric)の全体に組み込まれるように設計されています。そのため、「既存の構成を崩さずに導入できる」のが最大のメリットです
Q2:最新のAI製品を入れると、逆に運用が難しくなる(管理の負荷が上がる)のでは?
A:むしろ逆で、「少ないリソースを最大限活用する」ためのAIです。 たとえば「FortiAI」は、既存の運用に近い形で機能を拡張し、運用効率を高めます。また、裏側では「FortiGuard(LAB)」がAIや機械学習を活用して脅威の検知ルール(シグネチャ)開発の効率化を行っており、間接的にお客様の運用を支えています。
【まとめ】既存環境を活かして運用効率を最大化するAI活用を

山口くん
『新しいAI製品を売る』のではなく、既存の構成を活かして『運用効率をアップさせる』ことがFortinetのAI戦略のメインなんですね。
そうですね。FortinetのAI戦略は、結果として『少ないリソースを最大限に活用すること』に繋がるので、ぜひ自社のAI導入やセキュリティ運用効率化のヒントとして活用してみてください。

中川さん
※本内容は投稿時点での情報となります。今後アップデートが重なるにつれ
正確性、最新性、完全性は保証できませんのでご了承ください。
技術的な詳細・解説ブログ:
https://licensecounter.jp/engineer-voice/blog/articles/20260331_3fortinet38fortinet_ai.html
AI導入の前に!既存環境の活用・強化に関する資料
「まずは自社のFortiGate環境をどう活かせるか知りたい」「既存の運用をさらに効率化したい」という方に向けて、追加提案のヒントをまとめました。
サイバーセキュリティのマーケティング担当。
専門的な内容でも、読者にとって親しみやすく、実践につながる形で伝えることを大切にしています。