
皆さんこんにちは!SB C&Sで Fortinet 製品のプリセールスを担当している長谷川です。
Fortinetでは、FortiAnalyzer, FortiManagerなどの様々な製品にAI機能が組み込まれたり、ガードレール製品であるFortiAIGateを発表するなど、AIに対する機能追加/製品の追加などが目まぐるしい状況です。
今回の記事は、AIに関して情報をまとめ、FY25までのFortinetのAI状況について紹介します。
FortinetのAI
FortinetのAIは、単一の製品として存在しているのではなく、Security Fabric(統合セキュリティ基盤)への全体に組み込まれたAIとして設計されています。

FortiAI
FortiAIは、AIセキュリティ基盤でAI, ML, 生成AIなどを活用しSecurity Fabricへ統合したもので、AIへのセキュリティや、AIを利用したセキュリティへつなげるといった戦略となっています。

FortiAIは、FortiAI-Protect, FortiAI-Secure, FortiAI-Assistという3つのモジュールで構成されており、既存のセキュリティ製品群を使用し、既存の運用に近い形で拡張します。

主要なAI製品の整理
製品に直接AI機能が追加される場合や、シグネチャ作成時にAIを活用するなど、間接的に製品の質に影響するもの、AIを守る単独製品などが現在のFortinetのAI製品となります。

FortiAIGate
FortiAIGateは、Fortinet社のガードレール製品としてリリースされました。
FortiAIGateには、FortiAIFlowとFortiAIGuardがあり、LLMアプリとLLMモデルの間に導入する製品となります。

FortiAIGateは、Kubernetesなどのコンテナ上で動作し、LLMの仲介の際にセキュリティ機能を提供します。

FortiAIFlowはLLMに対する配信の最適化を行い、FortiAIGuardはLLMプロンプトに対する検査を実行します。

FortiGuard
FortiGuard(LAB)は直接製品として販売されているものではなく、Fortinet社の解析や開発を行う部門になります。
FortiGateやFortiMailなど、様々なFortinet製品に対してのシグネチャ開発を行っており、AIやMLを利用し、シグネチャ開発の効率化を支えるといった形でFortinet製品を裏から支えています。

まとめ
各セキュリティジャンルに当てはまるFortinet製品のまとめです。
AIを使ってセキュリティを高めること、AIを活用して運用効率を高めること、AIの利用に対しセキュリティを高めることなどが、FortiAIの動きとなります。

いかがでしたでしょうか。
FortiAIという言葉が先行している状況ですが、FortiOS v7.6.x以降、様々な形でAIが実装されております。
Fortinet社のAI戦略は、既存の製品の延長上にAIを実装し運用を手助けするといったことが中心になり、既存の構成を崩さずに導入できることがメリットです。
少ないリソースを最大限活用するために、AIの導入の検討材料としていただければ幸いです。
以上、ご拝読ありがとうございました。
※本ブログの内容は投稿時点での情報となります。今後アップデートが重なるにつれ
正確性、最新性、完全性は保証できませんのでご了承ください。
著者紹介
SB C&S株式会社
技術本部 技術統括部 第3技術部 2課
長谷川 聡

