Spring Boot 2.7のEOL対応方法を効率的に学ぶ方法
はじめに
株式会社カサレアルの小林と申します。
本記事では、Spring Boot 2.7のOSSサポート期間が終了するにあたり、Spring Boot 3系にアップグレードをするためのソリューションを紹介します。
Spring Boot 2.7のサポート終了
Spring Boot 2.7でアプリケーション開発をしているプロジェクト関係者の皆さま、サポート終了対応は計画されていますでしょうか。
OSSサポート期間が終了すると、何らかのバグや脆弱性が見つかった場合でも、サポートを受けられなくなりますので、Spring Boot 2.7 のアプリケーションはSpring Boot 3.0以上にアップグレードをすることが望ましいです。
もっと細かいお話をしますと、Spring Boot 2.7のOSSサポート終了は2023年11月18日、Spring Boot 3.0のOSSサポート終了は同月24日となります。OSSサポートを受けるためには、Spring Boot 3.1以上へアップグレードする必要があります。
マイグレーション対応:カサレアルの新コース
カサレアルでは、2023年9月14日にプレスリリースを出しましたが、「<速習>Spring Boot 3へのマイグレーション」というトレーニングの提供を開始しました。
Spring Boot 2と3の主な変更点、ステップ0としてSpring Boot 2.7へのアップグレード、Spring Boot 3.0へのアップグレードについて、そして回帰テストについてを講義と演習で学習することができます。
マイグレーション対応を対応するのは誰か
マイグレーション対応をチームで行われている場合には、チームのみなさんでぜひご受講ください。
しかし、
- アプリ開発チームは既に解散し、運用メンバーで保守をしている
- 若手メンバーを参画させてアップグレード対応をさせたい
といった状況の場合には、次のSpring Boot のトレーニングをお勧めいたします。
さまざまなアーキテクチャでSpring Boot を学習する
Java経験者向けに、カサレアルでは以下2つのSpring Boot 入門のトレーニングを提供しております。
*Spring MVCとThymeleafを利用したWebアプリケーション開発を体系的に学習するコース
*RESTful Web Serviceの概要から開発方法までを体系的に学習するコース
カサレアルでは、Spring Boot 3ではじめるWebアプリケーション開発入門のお申し込みが比較的多いですが、みなさまのアプリケーションアーキテクチャに合わせてご選択いただければと思います。
最後に
OSSのアップグレード対応は、問題が起きるまで後回しにされてしまいがちですが、Spring Boot 2.7は、幸いサポート終了まで、まだ猶予があります。
ご自身で調査をしながらマイグレーション対応に取り組まれるのが一番と思いますが、そんな時間は取れないよ、、自分の環境で検証するまで手が回らない、、、という方は、この機会にカサレアルのトレーニング受講をご検討いただけますと幸いです。
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