【DevOps 用語集】Git【2020年2月28日更新】
Gitとは?
ファイルの更新履歴を保存しておくことができる、バージョン管理システムの一つです。
Gitをはじめとしたバージョン管理システムでは、編集したファイルの更新履歴を、任意のタイミングで保存できます。
これにより、例えば下記のようなことが可能です。
- 誤って編集してしまったファイルを、過去の状態に戻すことができる
- 編集した箇所の差分を表示し「誰がいつどの部分を編集したか」を把握できる
ここでは「Gitによるバージョン管理」の仕組みについてご紹介いたします。
リモートリポジトリとローカルリポジトリ
リポジトリとは「ファイルやディレクトリ(フォルダ)の状態を記録する場所」を指しますが、Gitでは下記の2種類に分かれています。
- リモートリポジトリ...ネットワーク上に存在、複数人で共有
- ローカルリポジトリ...自分のマシン内に存在、個人で利用
画像引用:「Gitでリモートリポジトリを操作する Windowsユーザー向けGit入門」
―CodeZine 開発者のための実装系マガジン―
https://codezine.jp/article/detail/7353
上記の2種類に分かれていることから、例えば下記のようなことが可能になります。
- 普段の作業はローカルリポジトリで行う
- 作業内容を公開したい時に、リモートリポジトリへアップロードして公開する
またリモートリポジトリを通して、他のユーザーが公開した作業内容を取得することができます。
コミット
コミットとは「ファイルやディレクトリ(フォルダ)の追加・変更履歴を、リポジトリに保存するための操作」を指します。
コミットを行うことで、元のデータと編集したデータの差分がリポジトリ内に作成されます。
画像引用:「変更を記録するコミット サルでもわかるGit入門」
―Backlog―
https://backlog.com/ja/git-tutorial/intro/03/
作成された差分は、上記のように時系列順につながった状態で保存されていくため「いつ、どのような編集を行ったか」を把握したい時などに活用できます。
まとめ
Gitを導入することで、プログラミングやWebデザインなど、様々な作業の効率化が見込めます。
Gitを活用したツール
SB C&Sでは、Gitを活用したツール「GitHub」「GitLab」を取り扱っております。
単なるバージョン管理にとどまらず、ソフトウエア開発全体を支援するプラットフォームです。
詳細に関しては、上記リンク先よりご参照ください。
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