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IoTデバイスを簡単に管理!
Azure IoT Centralとは?

2019.09.08

皆さまこんにちは!SB C&Sの井上です。
前回は Azure上で提供されるAI系サービス について、前々回は Azureの学習済みAIであるCognitive Servicesについて、と連続でMicrosoftのAIをご紹介しました。

今回はAIと同じく近年盛り上がっているIoTに関して、IoTデバイスの接続/管理を簡単にし、コストと手間を削減できるマネージドサービスであるAzure IoT Centralについてご紹介していきます。

Azure IoT Centralとは?

Azure IoT Centralとは、IoTデバイスの接続/管理/監視を簡単に行うことができるSaaSのソリューションです。

IoTデバイスは機種によってクラウドとの接続方法や管理項目などが微妙に異なり、それぞれの機種に合わせた設定をコードで書いていくのは非常に手間のかかる作業となります。
Azure IoT CentralはフルマネージドなSaaSかつGUIでの操作が可能なサービスなので、コードを書く必要もサーバーを管理する必要もなく、驚くほど簡単にIoTデバイスを接続して管理することができます。

Azure IoT Central Application Manager

Azure IoT CentralはAzure PortalではなくAzure IoT Central Application Managerページでデバイス接続/設定/管理を行います。
デバイス設定に関しては、Mix Chip, Raspberry Pi, Windows 10 IoT Core, SensorTile.Boxなどのデバイステンプレートはあらかじめ用意されています。

デバイステンプレート 作成画面

デバイステンプレート 作成画面

また、[カスタム]を選択することで、これら以外のデバイスに関してもテンプレートの作成が可能です。
例えばデバイスのバッテリー電圧やクリック操作の検知など、要件に合った管理テンプレートを作成してデバイスを管理することができます。

IoTデバイス 測定画面

IoTデバイス 測定画面

さらに、ダッシュボードで測定したい項目を設定し、グラフィカルに集中管理することもできます。

IoTデバイス ダッシュボード

IoTデバイス ダッシュボード

ワークフローの自動化

Azure IoT Centralでは、測定したIoTデバイスの状態を監視し、何かしらのイベントが発生した際にアクションを起こす「ルール」というものを設定可能です。

このルールをあらかじめ設定しておくことで、デバイスで発生したイベントをトリガーとし、アクションを起こすワークフローなどを自動化できます。

ルール設定時に選択可能なアクション

ルール設定時に選択可能なアクション

例えばデバイスの温度やバッテリー電圧が事前に設定した閾値を超えた際に、アラートメールを送付したりできます。
また、デバイスのセンサーに反応があった際にAzure Functionsでデータを成形して、Cosmos DBなどのデータベースにデータを保存しつつ、Power BIで蓄積データを視覚化したりという柔軟な管理設定も可能です。

まとめ

今回はIoTデバイスの接続/管理/監視を簡単に行うことができるソリューションであるAzure IoT Centralについてご紹介しました。

2020年には大容量/多接続/低遅延を実現する移動通信システムである「5G」が順次登場する予定であり、特に5Gのメリットの1つである「多接続」によりIoTデバイスがさらに普及するといわれています。
来たるIoT時代に備え、Azure IoT Centralのようなマネージドサービスを積極的に活用して大量のIoTデバイス管理の手間とコストを削減することが今後必要とされてくるのではないかと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

Azure IoT CentralはAzureのサブスクリプションが無くても IoT Central Application Managerページ から試用版を試すことができるので、IoTデバイスをお持ちの方はぜひ一度触ってみてください。
(ブラウザーは最新バージョンのMicrosoft Edge/Safari/Chrome/Firefoxをご利用ください)

また、利用方法やユースケースなど、ご不明な点がございましたら、ぜひお気軽にAzure相談センターまでお問い合わせください。
Azureに精通したスタッフが丁寧にご回答いたします。

著者紹介 | SB C&S株式会社 井上 雄貴 (JDLA Deep Learning for ENGINEER 2019 #1)

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