2017.07.17
【DevOps 用語集】マイクロサービス【2019年11月8日更新】
マイクロサービスとは?
1つのアプリケーションを機能ごとに分割して、それらを疎結合させてサービスを提供する技術です。
個々の機能ごとにアプリケーションを分割しているため、
それぞれのアップデートが容易になります。
そのため、アップデートが頻繁なシステムに適しています。
マイクロサービスと対比されるモノリス
マイクロサービスと対比関係にあるのが、モノリス(一枚岩)になります。
単体のアプリケーションにすべての機能を含める技術です。
従来の開発は、モノリスで行われることが主でした。
単体のアプリケーションで構成されるため、パフォーマンスが高くなります。
マイクロサービスと比較すると、アップデートが少ないシステムに適しています。
モノリスとマイクロサービスの違い
ここでは「通販サイト内の決済機能に障害が発生したケース」を例にあげて、
モノリスとマイクロサービスの違いについて紹介していきます。
〇モノリスの場合
上図のように、決済機能に障害が発生した場合、
アプリケーション全体に修正をかける必要があります。
〇マイクロサービスの場合
上図のように、決済機能(アプリ)に障害が発生した場合、
そのアプリを修正するだけでよく、障害の影響を局所化できます。
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