製品開発において重要な工程の中に形状検討があります。より良い製品を開発するため、検討・修正を繰り返すため、それ相応の時間的コストがかかってしまいます。
製品の設計をする際、こんなことはありませんか?
ではAnsys Discoveryではどうでしょう?
実際にAnsys Discoveryを使って構造解析をしてみました。
今回はあらかじめAnsys Discovery内に用意されているブラケットのサンプルモデルを使用しています。
画面右下の解析実行ボタンをクリックして、1、2、3、、、
すぐに結果がでました。解析時間はほんの数秒です。
続いて「プル」機能を使用して厚みを増やしてみます。
形状の変更方法も非常に簡単です。
「プル」をクリックして変更したい面を選択し、ドラッグすると・・・
ドラッグした部分の厚みが変更できました。数値を打ち込むことでも変更できます。
「プル」などの編集機能の他に「スケッチ」や「アセンブル」など一般的なCAD機能が完備されています。どれも直感的に操作できるのでわかりやすいです。
そして変更が終わると・・・
再び数秒で自動的に解析結果が更新されました!
ミーゼス応力の最大値が17.3MPaから10.4MPaと小さくなっており、厚みを増やしたことで剛性が向上していることが確認できます。
一般的な解析ソフトでは"メッシング"→"解析実行"→"数分~数時間待つ"といった工程を踏まなければなりませんが、Ansys Discoveryではメッシングも不要で瞬時に結果を見ることができるため、解析が終了するまで何分も待つことも、仕様変更するたびに計算する必要もありません。CADとCAEの機能を併せ持ったAnsys Discoveryなら、形状を検討しながらその設計の裏付けも得られるため、より素早い設計ができるようになることでしょう。
Ansys Discoveryによるリアルタイムシミュレーションのご紹介
・IT-EXchange Ansys Discovery特設サイトは次のリンクから
・Ansys Discoveryを使って効率化を実現した3つ事例をご紹介
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著者紹介
SB C&S株式会社
C&S Engineer Voice運営事務局
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