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【Ansys Discovery】Ansys Discoveryで設計効率化! ~高速CAE解析のひみつ~【構造・流体共通】

CAE
2022.07.14

今回は、設計者向けCAEソフトであるAnsys Discovery が、どのように高速なCAE解析を実現しているのかについてご紹介します。

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高速なCAE解析のキーワードは、「全自動メッシング」と「GPUソルバ」です。この2つのキーワードを説明するために、まずは通常のCAE解析ソフトによる解析プロセスをご紹介いたします。

通常のCAE解析では、以下に示す3段階の手順を踏む必要があります。
1.    プリプロセス(CADモデルのジオメトリ修正、メッシュ検討、解析条件の設定)
2.    解析の実行
3.    ポストプロセス(解析結果のビジュアライズ)

1番目のプリプロセスにおいては、解析目的に合わせてCADモデルのジオメトリを修正し、修正したジオメトリ形状でメッシュ検討を行い、最後に解析条件を設定する必要があります。この手順は、解析経験の浅い設計者にとって非常にハードルの高いものです。
2番目の解析実行においては、少なくとも数分から数時間ほどの計算時間がかかります。

このような特徴から、CAE解析は専門的な知識を必要とし、設計者はCAE解析を解析専任者に任せなければならない場合が多く、解析専任者の工数が不足していると、設計者の「解析待ち」が発生しています。

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一方、Ansys Discovery では、上記の1, 2番目の手順にかかる時間を大幅に短縮できます。

まず、プリプロセスにおいて、全自動メッシングを採用することで、作業手順を大幅に削減しています。全自動メッシングとは、ユーザが手動でメッシュを作成せずとも、自動で適切なメッシュを作成できる機能です。
さらに、CADモデルの品質が悪い部分は自動修正、複雑な解析パラメータは調整不要(パラメータフリー)な仕様であり、解析経験の浅い設計者でもすぐにプリプロセスを完了できます。

次に、解析の実行において、演算にGPUソルバを用いることで、解析時間を大幅に短縮し、リアルタイムの解析結果フィードバックを実現しています。GPUはCPUに比べて並列処理に優れるため、大量の演算を瞬時に行うことができます。
※ 対応GPUは"こちら"をご確認ください。

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■Ansys Discoveryの特徴

・全自動メッシングの採用により、解析の専門知識や準備の手間が不要
・GPUソルバによる高速な解析演算

これらの特徴から、Ansys Discovery では簡単かつ高速なCAE解析を実現しています。設計者が自ら作成したモデルに対してその場で解析結果を得ることができるため、従来の「解析待ち」を減らし、設計検討を効率化できます。
Ansys Discoveryに少しでも興味をお持ちいただけましたら、SB C&Sまでご相談ください。


・IT-EXchange Ansys Discovery特設サイトは次のリンクから
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・Ansys Discoveryを使って効率化を実現した3つ事例をご紹介

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著者紹介

SB C&S株式会社
C&S Engineer Voice運営事務局

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