みなさん、こんにちはSB C&Sの竹石です。
今回は少し時間が経ってしましましたが、2月にギリシャで行われたXM CyberというCTEMを謳っているベンダーのセールスキックオフに潜入してきたのでその様子をお伝えします。
XM Cyberの製品ページはこちらです。
プレスも出してます。
開催趣旨はビジネスコンディション、ロードマップの共有、トレーニングです。
参加者はSKOということもあってかなりドメスティックで99% XM Cyber社員です。各国から集まってきていました。
パートナーは全世界でおそらく私のみ。
そんなものすごくアウェーな場所になぜ行ったのかというとひょんなことから「Why did Softbank choose XM Cyber?」を話すことになったからです。
ということでセッション内容はコンフィデンシャルなものも多く、ここに書けないので私のセッション内容と雰囲気を書いていけたらなと思います。
私のセッション内容は
・今セキュリティのどこの領域がホットと考察しているか?
・なぜCTEM領域に取り組もうと思ったか
・なぜXM Cyberをその中でも選んだのか
です。
今どこのセキュリティの領域がホットと考察しているか
このマップの見方については以下参照してください。
https://licensecounter.jp/engineer-voice/blog/articles/20231204_post_73.html
※あくまで北米トレンドで私の考察なのでほかの見え方ももちろんあります。。
※考察のソースはRSACやBlack hatに行った感覚や界隈の方々と話した感じです。
青い部分があんま盛り上がっていないところ、赤い部分が盛り上がっているところです。
オンプレのところに関しては言わずもがなですね、箱もそんなに注目されてないですし、AIアンチウィルスやEDRのような新たな検知テクニックも出てきてる様子はあまりないです。
クラウドベースのセキュリティのところはSASEなどは日本ではめちゃめちゃホットな領域ですが、北米だとなんとなく一周している感がします。
CNAPPの部分はいろんな機能やスタートアップが乱立していてすごく盛り上がっているように感じます。
そしてガートナーがCNAPPを提唱したものだからこぞってどのベンダーもCNAPPを実現させるためにカバレッジを広げようとしています。
(個人的には単一機能に尖ってるベンダーがいても全然いいと思いますが、やはり超プラットフォーム化のトレンドと機能○×比較で負けてしまうので広く実装せざるを得ないんですかね。。。)
Security Operationsの部分はXDR祭りですね。
ほとんどの総合セキュリティベンダー、EDRベンダー、SIEMベンダーがXDRと謳っているのではないでしょうか。
そして左側のExposure managementのところ、ここもCNAPPと同様スタートアップが乱立し、あらたな機能や概念がポンポン出てきてます。
CTEMという言葉もすごく今もてはやされてます。(CTEMについての解説はまた今度)
~Security posture managementなんて乱立具合がひどいですよね。
C(Clous)SPM、S(SaaS)SPM、A(Application)SPM、D(Data)SPM、DR(Detection rule)PM、I(Identity)SPM、X(extended)SPM、、、
そしてガートナーはこんなこと言ってます。
Exposure Is More Than Just the Posture
なので今後は~exposureというワードが乱立すると思ってます。
多分Cloud native exposure manaegmentとか笑
とにかくこのCTEM関連領域は今すごくホットです。
なぜCTEM領域に取り組もうと思ったか
今の弊社のセキュリティ製品のポートフォリオのなんとなくコンディションがこちらです。
OKというのはある程度の数の製品を取り扱えていて比較提案できる状況にあるというニュアンスです。
でCTEMのところは盛り上がりつつありますが、White Spaceだったので埋めたというところです。
ちなみにXDRは研究中です。
なぜXM Cyberをその中でも選んだのか
この4点です。
ここはあえて深く語りません。
ということで無事(?)初のイングリッシュプレゼンをコンプリートしてきました。
XM Cyberのみなさま、暖かく見守っていてくれてありがとうございました。
雰囲気は
・平均年齢おそらく35才くらい
・めちゃめちゃフレンドリー
・いけてるベンチャー感満載
という感じ
最高に楽しかったです。
ここから日本で本格的にGo to marketしていきますのでXM Cyberにご興味ある方ご連絡くださいませ。
トレンドの考察を詳しく聞きたいという方もウェルカムです。
最後に
私をベンダーカンファレンスに連れていきたいベンダーさんいましたらお声がけください笑
英語は勉強中ですが頑張る気概はあります笑
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著者紹介
SB C&S株式会社
テクニカルマーケティングセンター
竹石 渡
新卒でSB C&S株式会社へ入社し現在12年目。
セキュリティ領域における新規事業開発を担当。
主に目利き、ソリューション提案、エヴァンジェリスト活動などを実施。
ゼロトラストを愛しゼロトラストに愛された男。
linkedin
https://www.linkedin.com/in/wataru-takeishi-95563b42/