【まとめ】シマンテックよくある疑問スッキリ解消セミナーVol.7～更新か新規買い直しどっち？新PC入替をクローニングで簡単にできる？他～

今回のシマンテックよくある疑問をスッキリ解消セミナーVol.7では、「更新か新規買い直しどっち？新PC入替をクローニングで簡単にできる？他」をテーマに進めてまいります。よろしくお願いします。

よろしくお願いします。 今日は強力な助っ人をお招きしております。

SB C&Sでシマンテックを担当しております、渡慶次と申します。主に裏方として、契約や販売促進など裏方で営業やお客様をサポートさせていただいております。よろしくお願いします。

よろしくお願いします。では、本日ピックアップした疑問・質問は次の3つです。

それでは、まず1つ目の「契約満了後も継続して使うには？」について渡慶次さんからお願いいたします。

はい、それではスッキリいかせていただければと思います。シマンテック製品の契約満了が来て使い続けたい場合は、「更新手続き」をお願いします。シマンテックでは自動更新は採用しておりませんので、必ずお客様ご自身での更新手続きが必要です。

自動更新だと気付かずに更新してしまう場合もあるので安心ですね。

はい。実は今までは更新の仕組み自体がなく、数年にわたって使っていただいているお客様は、毎回新規で買い直しをしていただいておりました。今年2023年より全製品で更新の仕組みが出来上がりまして、今後はそれをご利用いただければと存じます。

なるほど。便利になったということですね。

ところで石塚さん、更新の手続きはいつ行ったらいいと思いますか？

そうですね。90日くらい前ですか？

はい、ありがとうございます。現在は、ご契約中のお客様には契約満了の90日前を基準に、毎月初めに契約満了日と更新についてのご案内をさせていただいております。

たとえば、11月中に満了日を迎えるお客様に関しては、9月10月11月という形で、3回にわたって自動配信で通知します。契約時に記載いただいたメールアドレスに通知が届きますので、代理店を通して契約した場合は代理店に、ユーザーが直接契約された場合はユーザーに配信されることになる点にご注意ください。

実際の更新手続きはいつ頃からできますか？

実際の更新手続きができるのは契約満了日の前月からとなります。図のように11月の中旬に契約満了日が来る場合は10月から可能ということですね。それまでに社内手続きなど準備しておいて、余裕をもって対応いただければと思います。

契約開始日に更新手続きをする必要はないということですね。

はい。更新した場合、開始日は契約満了日の翌日に自動的に設定されます。たとえば11月25日に契約満了になる場合は、更新手続きが済んでいれば翌日の11月26日の開始に設定されます。

更新をしたほうがいい理由には何がありますか？

更新のメリットとしては、次のようなものがあります。

まず、「既存の利用環境を引き継げる」ところです。そして、「自動で開始日が設定される」ところ。そして3つ目「既存のシリアル番号を引き継げる」ですが、シリアル番号は契約製品ごとに紐づけられるシステムの管理番号で、製品の管理に便利です。

なるほど。

最後に、「遡及更新ができる」というメリットがあります。企業様によってはどうしてもお時間がかかってしまって間に合わないケースがありますので、そうした場合に遡って開始日をずらして更新できるというものです。更新が間に合わない恐れがあるときは、必ず事前にご相談いただければと思います。

今までは新規の買い直しでしたので、隙間なく更新したいというニーズがあっても注文の状況などでうまくいかないこともありましたよね。これからはそういった心配はなくなったと思って大丈夫でしょうか？

はい。ポイントさえしっかり押さえて手続きしていただければ大丈夫です。

ありがとうございます。今までできなかったことができるようになり、使いやすくなったと思います。

ありがとうございます。ここで、利用環境の引継ぎについて注意です。SaaS製品の場合、新規でご契約をしてしまった場合は今まで使っていた環境と別に新しい環境が作られてしまいます。そのため、シマンテックのSaaS製品をご利用のお客様は、必ず更新の手続きをしていただくようお願いいたします。

わかりました。更新にはこの「Contract Number（コントラクトナンバー）」が必要なのですね。

はい。しかしこう言われてもピンと来ない方も多いと思いますので、情報をまとめたものをこちらに用意しました。

Contract Numberは、契約のヘッダー情報を管理する番号になっております。たとえば1つの契約で、1つの製品だけでなく2つ3つの製品を一気に契約するような場合、Contract Numberと、それに紐づくContract Line Numberが発行されます。コントラクトナンバーがAの契約があって、製品いくつかある場合はAの1、2、3という形でContract Line Numberが採番されるのですが、更新時にはこれらの番号が必要となります。

なるほど。契約の管理や更新時に必要になる番号なのですね。

管理番号は他にもありますので、少し触れさせてください。Site IDは、Support Site IDとも呼ばれるもので、企業様ごとに割り振られるサポート契約の管理番号です。サポートへ問い合わせをする際に必要になりますので、必ず控えておくようお願いいたします。

はい。

先ほど少し触れたSerial Number（シリアルナンバー）はシリアル番号とも呼ばれていて、各契約製品に対応したシステム管理番号です。そして、最後のPOですが、これはPurchase Order（パーチェスオーダー）、メーカーが管理している注文番号です。

はい、ありがとうございます。Contract NumberとContract Line Numberが特に更新の時は重要ということでしたが、誤って更新手続きを申請してしまった場合ってどうなってしまうのでしょうか？

Site IDやSerial Numberが間違っている場合、エラーになったり、差戻しになったりしてしまい、予定していた開始日までに手続きが終わらないようなこともあります。Contract Numberの場合も同様ですが、注意していただきたいのは継続して使っている場合に、過去のContract Numberを使ってしまうケースです。開始日が間違って設定されてしまうこともあり、発覚した後でまた手続きをやり直すこともありますのでご注意ください。

では、ちゃんと更新できた場合はContract Numberは新しいものに変わる、という認識でいいですか？

はい、毎回の契約のたびにContract Numberは変わります。そのため、更新時は必ず現在のContract Numberであることをご確認ください。わからない場合は、お問い合わせをいただければと思います。また、以前はSerial Numberで契約管理をしていた時期もありましたので、混同しないようご注意ください。

これらの情報を確認するにはどうしたらいいですか？

確認方法は2つあります。

方法①：ブロードコムのポータルサイトにログインして確認する
方法②：契約時にメーカーから送られる契約情報メールから確認する

メールは再送できませんので、大事に取っておいていただければと思います。プリントアウトして保存しておくとより確実です。

なるほど。ありがとうございます。

では、更新についての注意点のまとめです。

渡慶次さん、ありがとうございました。続いて、「トライアルが可能な製品は？」についてお願いします。

はい。現在、トライアルが可能な製品はこちらのSES（Symantec Endpoint Security）というエンドポイントセキュリティ製品です。

SESはエンタープライズ版とコンプリート版の2種類になっておりまして、どちらもトライアルが可能です。トライアルをしたい場合は、セールスセンターまでお問い合わせください。代理店様がお試しをされたい場合は、セールスセンターでも弊社の営業でもお声がけいただければと思います。

はい、セールスセンターでお待ちしております。

お問い合わせをいただきますと、申請書やマニュアルを送らせていただきますので、トライアルの用意ができるまでの間にマニュアルを見て準備を進めていただければと思います。

申し込みから、どれくらいでトライアルを始められますか？

申請内容に問題がなければ、すぐに手配が進みます。後日、契約情報のメールが届いて、開始希望日または処理ができ次第トライアルを開始可能です。最短で4営業日ほどのスピード感です。以下はトライアルに関する注意事項です。

少し情報が多いと思うのですが、特に注意すべきポイントはありますか？

はい。トライアルでは、ご利用期間が60日までとなっておりますのでご注意ください。また、申請書の記載でも注意事項がありますのでご確認ください。

シマンテックの申請では、企業名などを英語で記入する必要がありますので、アプリやブラウザの翻訳機能を使うなどして準備をいただければと思います。

はい、わかりました。ありがとうございます。

トライアル用のマニュアルなど資料も用意させていただいておりますので、ぜひご自身の会社でご活用ください。

それでは最後に、「大量のPC入替に便利な製品はありますか？」について岸野さん教えてください。

はい、そうですね。入社式シーズンなど、会社用のPCを新たに用意しなくてはならない場合、その設定や準備が大変ですよね。また、社内のWindowsのOSを10から11に切り替えるような場合なども同様に大変です。

何十台、何百台も設定しなくてはなりませんものね。

このようなケースで非常に役立つ製品が実はシマンテックにはありますので、ぜひご紹介させてください。

はい。よろしくお願いします。

その製品の名前は、「Ghost Solution Suite」と言いまして、私どもの中ではGSSと略させていただいております。

何ができる製品かと言うと、1つコピー元のPCを設定していただいて、その設定を他のPCに複製できるというものです。多くの設定や作業がある場合でも、自動的に複製するので、抜け漏れがなく、簡単に準備ができる夢のような製品です。

それはすごいですね！

この複製の方法が3パターンありまして、多くのお客様は「起動ディスク」という機能を使って複製しているようで、この手順もすごく簡単です。

この手順を具体的に示すと、次のようになります。

図の1、2の作業はほぼインストール作業ですし、3はキッティングをするなら必ずやるような作業なのでほとんど追加の負担はないと思います。それを4で吸い上げて5で他のPCに配布すると。

だいぶ作業がショートカットできますね。

はい、すごいショートカットになりますので、ぜひ使ってみてください！