2023.11.27

コパードで成功を掴む:プロジェクトにとってミッションクリティカルなツール(後編)

コパード(Copado)株式会社
このエントリーをはてなブックマークに追加

みなさん、こんにちは。2013年にスペインで設立され、現在米シカゴに本社を置くコパード(Copado)株式会社(以下:コパード)は、セールスフォース向けに最先端のデブオプスプラットフォームを提供しています。本ブログでは、日々の開発、プロジェクトで様々な役割の方々に必要なツールとしてのコパードのご紹介をします。是非ご一読ください!


目次

前編:こちらをクリック
  ✔︎概要
  ✔︎セールスフォースCI/CD
      ・課題と解決方法
      ・可視性の欠如
      ・品質確保の難しさ
      ・学習曲線

後編:本ブログ
  ✔︎ロボットテスティング
    ・テストの課題
    ・コパード独自の取り組み
  ✔︎品質インテリジェンス
  ✔︎結論



      ロボットテスティング 

      テストの課題 

      ご想像の通り、複雑化するソフトウェア環境において、ハイレベルなテストは非常に困難なものとなっています。開発者にとっての課題には、コミュニケーション不足、テスト環境の重複、そして単刀直入に言えば、厳しい納期などがあります。個々のテストを手作業で行う場合、その作業はさらに難しくなりますが、多くの場合、テストケースのメンテナンス等が理由で最終的には人海戦術に頼りがちになります。 

       

      コパード独自の取り組み 

      コパードのクラウドベースのテスト自動化ソリューションはデータ駆動型です。しかし、なぜデータ駆動型のテストが必要なのでしょうか。ここでは、そうしない場合に遭遇する問題をいくつか紹介します: 

       

      • 機能テストとデータの間に密接な関係がないために有効なテストができない 
      • テストカバー率にギャップが発生し、最終的にバグ修正にコストがかかる 
      • メンテナンスが複雑になる 

       

      自動化されたデータ駆動型のクラウド対応テストを活用することで得られるメリットは、下記のようなものになります。 

       

      • 柔軟なデータセットの選択ができ、実際のユースケースに沿ったテストが可能 
      • クラウド上で便利にデータを利用可能 
      • 1つのテストでネガティブシナリオとポジティブシナリオをカバーできるため、テストカバレッジが向上 

       

      コパードのデータ駆動型ロボットテストソリューションを取り入れることで、テスト構造を変革することができます。自動テストカバレッジが7080%増加し、機能テストカバレッジが90%増加し、テスト時間が375%削減されたPropic社のケーススタディは、コパードのロボットテストの完璧な実例です。結局のところ、強化された自動テストなしでは、お客様の進歩は道半ばに放置されてしまいます。 

      MicrosoftTeams-image (36).png

       

      品質インテリジェンス 

      期限までにコードを完成させ、最低限の要件を満たすことはできますが、最高の品質を満たしていなければ意味がありません。私たちのロボットテストシステムは、毎週何千ものテストケースを実行することができ、プロジェクト、テストスイート、ロボットが増えるにつれて指数関数的に増えていきます。ご想像の通り、これは大量のデータ(アセット)につながります。 

       

      なぜ品質インテリジェンスが重要なのか? 

      データをしっかりと集中的に捉え、しっかりとした分析構造を持たなければ、結果を追跡し、具体的な洞察を得ることは困難です。クライアントには、以下のようなメリットがあります: 

       

      • テスト実行結果の追跡 
      • 失敗したテストの検出 
      • リリース準備状況の分析 
      • 顧客満足度の向上 
      • サポートコストの削減 
      • 不必要なエラーの減少 
      • より高品質なサービス 

       

      品質インテリジェンスツールは、コードの品質とパフォーマンスを最大化するために開発者を積極的に支援します。 

       

      コパード・プロジェクトダッシュボード 

      これらすべての利点を念頭に置いて、私たちはプロジェクトダッシュボードを一から作り直しました。このプロジェクト・ダッシュボードは、データ重視の姿勢と、クライアントが情報を余すところなく活用できるという点を重視しました。コパード・プロジェクトダッシュボードの主な特長は以下のとおりです: 

       

      • グローバルフィルターを利用することで、膨大な量のテストデータをふるいにかけることができます 
      • スクリプトのパフォーマンスを実証するため、最初のテスト実行後にのみ結果を表示 
      • さまざまなメトリクスを表示する機能により、ロボットとテストスイートの両方のレベルで情報を提供しながら、テスト結果と長期的な傾向を示すことができます 

       

      その結果、特定の需要に特化した効率的なシステムが構築され、柔軟性と拡張性が向上しました。 

       

      結論 

      プロジェクトをより迅速に、より安全に高品質に遂行することは簡単ではありませんが、自動化されたコパードプラットフォームを現在のセットアップに統合することで、大きな変革をもたらすことができます。 開発者の方で、さらに詳しくお知りになりたい方は、developer.copado.comでコパードインテグレーションをご覧ください。 

       


      関連リンク
      コパードホームページ
      コパードコミュニティー
      リンクトインはこちら
      X(旧:ツイッター)
      ブログ

      1.2_003.png

      この記事の著者:コパード(Copado)株式会社

      コパード:セールスフォース向け #1 デブオプスプラットフォーム
      プラットフォーム、ツール、トレーニングを提供し、開発・テスト・リリースにかかる時間を短縮することで、
      ユーザーの方々がより安心・安全に迅速にプロジェクトを遂行できるようにします。


      DevOps Hubのアカウントをフォローして
      更新情報を受け取る

      • Like on Feedly
        follow us in feedly

      関連記事

      このエントリーをはてなブックマークに追加

      お問い合わせ

      DevOpsに関することなら
      お気軽にご相談ください。

      Facebook、TwitterでDevOpsに関する
      情報配信を行っています。